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Yamareco

記録ID: 555985
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峯山 前鬼、十一面ノ窟

2014年11月21日(金) 〜 2014年11月24日(月)
 - 拍手
GPS
72:51
距離
27.3km
登り
1,634m
下り
1,630m

コースタイム

1日目
山行
0:24
休憩
0:00
合計
0:24
18:36
24
池原バス停
19:00
下北山村スポーツ公園キャンプ場
2日目
山行
3:33
休憩
0:37
合計
4:10
8:30
0
下北山村スポーツ公園キャンプ場
8:30
8:51
8
池原バス停
8:59
9:10
40
9:50
9:50
40
西の谷橋
10:30
10:30
25
不動七重の滝歩道入口
10:55
11:00
56
大滝前
11:56
11:56
44
12:40
3日目
山行
6:00
休憩
1:05
合計
7:05
7:20
85
8:45
8:50
24
9:14
9:14
64
大日沢
10:18
10:18
32
10:50
11:00
20
十一面ノ窟
11:20
12:10
25
深仙ノ宿
12:35
12:35
47
13:22
13:22
63
14:25
4日目
山行
2:05
休憩
0:00
合計
2:05
6:11
15
6:26
6:26
24
6:50
6:50
9
滝見台
6:59
6:59
77
不動七重の滝歩道入口
8:16
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
大和上市駅からの池原行きバスは1日2便から1便に減便。そのため池原の下北山村スポーツ公園キャンプ場にて前泊。
往路復路ともに湯盛温泉杉の湯での奈良交通バスの乗り継ぎ割引は廃止。
杉の湯での入浴時間も10:30〜14:00から11:00〜17:00に変更。
コース状況/
危険箇所等
猿に注意。
下北山村池原バス停に着きました。すでに18:30を回っています。下北山村スポーツ公園キャンプ場への道が思ったより明るくて助かりました。
2014年11月21日 18:40撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/21 18:40
下北山村池原バス停に着きました。すでに18:30を回っています。下北山村スポーツ公園キャンプ場への道が思ったより明るくて助かりました。
キャンプ場にはバンガローや自販機もあり明るいです。
2014年11月21日 18:55撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/21 18:55
キャンプ場にはバンガローや自販機もあり明るいです。
朝起きると目の前がダムでした。
2014年11月22日 06:29撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 6:29
朝起きると目の前がダムでした。
キャンプ場のトイレには粋な和歌が掲示されていました。
2014年11月22日 08:00撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:00
キャンプ場のトイレには粋な和歌が掲示されていました。
キャンプ場の炊事棟です。
2014年11月22日 08:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:01
キャンプ場の炊事棟です。
ダムに昇るご来光を拝みます。
2014年11月22日 08:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:01
ダムに昇るご来光を拝みます。
きなりの湯には行けませんでした。
2014年11月22日 08:12撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:12
きなりの湯には行けませんでした。
下北山村スポーツ公園の総合管理事務所です。
2014年11月22日 08:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:15
下北山村スポーツ公園の総合管理事務所です。
池原大橋です。この河原でも野営できそうです。
2014年11月22日 08:23撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:23
池原大橋です。この河原でも野営できそうです。
2014年11月22日 08:23撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:23
池原バス停です。
2014年11月22日 08:33撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:33
池原バス停です。
2014年11月22日 08:34撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 8:34
池原からバスで前鬼口にやってきました。
2014年11月22日 09:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:01
池原からバスで前鬼口にやってきました。
防犯カメラ搭載車らしいです。
2014年11月22日 09:00撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 9:00
防犯カメラ搭載車らしいです。
前鬼口でもトイレ前に幕営スペースがありますが、、、
2014年11月22日 09:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:01
前鬼口でもトイレ前に幕営スペースがありますが、、、
トイレの前に切れ目のお地蔵さんがいます。夜は不気味なことでしょう。
2014年11月22日 09:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 9:11
トイレの前に切れ目のお地蔵さんがいます。夜は不気味なことでしょう。
秋が深まる前鬼林道を歩きます。
2014年11月22日 09:22撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:22
秋が深まる前鬼林道を歩きます。
谷には谷の名を冠する橋が架けられています。
2014年11月22日 09:26撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:26
谷には谷の名を冠する橋が架けられています。
2014年11月22日 09:26撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:26
2014年11月22日 09:29撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:29
2014年11月22日 09:34撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:34
落石が多いので注意してください。
2014年11月22日 09:35撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:35
落石が多いので注意してください。
成瀬集落水没碑です。
2014年11月22日 09:37撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:37
成瀬集落水没碑です。
林道の脇には廃屋が多いです。
2014年11月22日 09:41撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:41
林道の脇には廃屋が多いです。
池原貯水池の水は渇水していました。
2014年11月22日 09:41撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:41
池原貯水池の水は渇水していました。
2014年11月22日 09:45撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:45
2014年11月22日 09:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:50
隠れた名瀑もあります。
2014年11月22日 09:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:50
隠れた名瀑もあります。
怖いの落石だけではありません。こんなところに敵空軍基地がありました。
2014年11月22日 09:55撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:55
怖いの落石だけではありません。こんなところに敵空軍基地がありました。
敵重戦闘機の基地です。冬なので不在のようです。
2014年11月22日 09:55撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 9:55
敵重戦闘機の基地です。冬なので不在のようです。
2014年11月22日 09:59撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:59
2014年11月22日 09:59撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 9:59
不動の湯ですが、実際は冷泉なので不動の水です。
2014年11月22日 10:14撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 10:14
不動の湯ですが、実際は冷泉なので不動の水です。
2014年11月22日 10:14撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:14
かつて右脇の黒いホースから冷泉が出てました。
2014年11月22日 10:14撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:14
かつて右脇の黒いホースから冷泉が出てました。
2014年11月22日 10:14撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:14
不動の湯から橋を渡ってすぐに植林小屋跡があります。
2014年11月22日 10:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:15
不動の湯から橋を渡ってすぐに植林小屋跡があります。
植林小屋はすでに廃墟と化していました。廃墟好きの方にはたまらないスポットです。いつのカレンダーか気になりますが、怖くて中には入れませんでした。
2014年11月22日 10:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 10:15
植林小屋はすでに廃墟と化していました。廃墟好きの方にはたまらないスポットです。いつのカレンダーか気になりますが、怖くて中には入れませんでした。
道路に糞が落ちていました。
2014年11月22日 10:23撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:23
道路に糞が落ちていました。
それも1個や2個ではありません。
2014年11月22日 10:23撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:23
それも1個や2個ではありません。
無数の糞が落ちています。
2014年11月22日 10:24撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:24
無数の糞が落ちています。
誰かに踏まれた糞です。においは人間のウンコに似ています。しかし人間はこんなに下品にウンコをばら撒く習性はありません。
2014年11月22日 10:24撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:24
誰かに踏まれた糞です。においは人間のウンコに似ています。しかし人間はこんなに下品にウンコをばら撒く習性はありません。
鹿でなく、狸でもない。熊でもなく、猪でもない。どういった動物の糞でしょうか。
2014年11月22日 10:25撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:25
鹿でなく、狸でもない。熊でもなく、猪でもない。どういった動物の糞でしょうか。
前鬼口トンネルです。
2014年11月22日 10:28撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:28
前鬼口トンネルです。
手掘りのトンネルです。大峯山の林道には手掘りトンネルが多いです。トンネルマニアの方、いかがでしょうか。
2014年11月22日 10:29撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 10:29
手掘りのトンネルです。大峯山の林道には手掘りトンネルが多いです。トンネルマニアの方、いかがでしょうか。
不動七重の滝への道です。
2014年11月22日 10:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:31
不動七重の滝への道です。
2014年11月22日 10:46撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:46
2014年11月22日 10:49撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:49
不動七重の滝です。
2014年11月22日 10:55撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:55
不動七重の滝です。
この水はどこから流れて来るのでしょうか。
2014年11月22日 10:55撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 10:55
この水はどこから流れて来るのでしょうか。
崖の上に敵空軍の最終防衛基地を発見しました。
2014年11月22日 10:58撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 10:58
崖の上に敵空軍の最終防衛基地を発見しました。
どこから敵が襲ってくるかわかりません。まさにアドベンチャーです。
2014年11月22日 10:58撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 10:58
どこから敵が襲ってくるかわかりません。まさにアドベンチャーです。
2014年11月22日 10:59撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:59
第2のトンネルに入ろうとしたところで、小仲坊の五鬼助夫妻の乗る車に追い越されました。
2014年11月22日 10:59撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 10:59
第2のトンネルに入ろうとしたところで、小仲坊の五鬼助夫妻の乗る車に追い越されました。
トンネルは連続して続きます。
2014年11月22日 11:02撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 11:02
トンネルは連続して続きます。
2014年11月22日 11:02撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:02
2014年11月22日 11:04撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:04
渓谷は近くになりました。
2014年11月22日 11:08撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:08
渓谷は近くになりました。
前鬼ブルーは健在です。
2014年11月22日 11:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 11:11
前鬼ブルーは健在です。
つり橋さえも廃墟化しています。
2014年11月22日 11:20撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:20
つり橋さえも廃墟化しています。
このボロ橋を渡る勇気はありませんでした。
2014年11月22日 11:24撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 11:24
このボロ橋を渡る勇気はありませんでした。
不動七重の滝展望所より先は道がさらにひどくなります。ガードレールがないので落ちたら最期です。
2014年11月22日 11:38撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:38
不動七重の滝展望所より先は道がさらにひどくなります。ガードレールがないので落ちたら最期です。
駐車場に着きました。これより向こうへはゲートがあるため車では行けません。
2014年11月22日 11:44撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:44
駐車場に着きました。これより向こうへはゲートがあるため車では行けません。
2014年11月22日 11:45撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:45
車止めのゲートです。いかなる者もここからは徒歩となります。
2014年11月22日 11:56撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:56
車止めのゲートです。いかなる者もここからは徒歩となります。
ここにも廃墟化したつり橋があります。
2014年11月22日 11:47撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 11:47
ここにも廃墟化したつり橋があります。
ここで前鬼川とはサヨナラです。
2014年11月22日 12:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 12:11
ここで前鬼川とはサヨナラです。
2014年11月22日 12:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 12:11
最後の橋を渡ると雰囲気がガラリと変わります。
2014年11月22日 12:18撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 12:18
最後の橋を渡ると雰囲気がガラリと変わります。
これより前鬼の里です。結界に護られているようです。
2014年11月22日 12:19撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 12:19
これより前鬼の里です。結界に護られているようです。
石垣の跡がかつての集落を彷彿とさせます。
2014年11月22日 12:25撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 12:25
石垣の跡がかつての集落を彷彿とさせます。
柿がなっていました。この柿を見た跡、石垣が崩れて180度前方に回転して転落しました。前鬼の結界の障りに触れたようです。右手中指の爪が割れ、左脚に傷を負いました。
2014年11月22日 12:27撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 12:27
柿がなっていました。この柿を見た跡、石垣が崩れて180度前方に回転して転落しました。前鬼の結界の障りに触れたようです。右手中指の爪が割れ、左脚に傷を負いました。
負傷したため、石垣を進むのは止めにしました。
2014年11月22日 12:28撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 12:28
負傷したため、石垣を進むのは止めにしました。
2014年11月22日 12:36撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 12:36
小仲坊が見えてきました。
2014年11月22日 12:38撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 12:38
小仲坊が見えてきました。
一度宿坊に泊まってみたいです。
2014年11月22日 12:39撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 12:39
一度宿坊に泊まってみたいです。
広々とした幕営地もあります。合宿登山にも最適です。
2014年11月22日 12:41撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/22 12:41
広々とした幕営地もあります。合宿登山にも最適です。
幕営地を独り占めです。あまりに暑かったのでこの後、日陰を求めてテントを3回も移動しました。
2014年11月22日 13:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/22 13:31
幕営地を独り占めです。あまりに暑かったのでこの後、日陰を求めてテントを3回も移動しました。
左がトイレ、右1階が発電室、2階が宿泊施設です。
2014年11月22日 13:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 13:31
左がトイレ、右1階が発電室、2階が宿泊施設です。
左手奥には大宿泊棟もあります。
2014年11月22日 13:33撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/22 13:33
左手奥には大宿泊棟もあります。
前鬼の朝です。
2014年11月23日 07:19撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 7:19
前鬼の朝です。
夜9時を過ぎて小仲坊の発電機を止めた後、テントの前にシシガミ様(鹿)が来て神聖なる排泄物をされました。ピョーーーと一晩中うるさかったですが、何しろ相手は神。抵抗すらできませんでした。
2014年11月23日 07:19撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 7:19
夜9時を過ぎて小仲坊の発電機を止めた後、テントの前にシシガミ様(鹿)が来て神聖なる排泄物をされました。ピョーーーと一晩中うるさかったですが、何しろ相手は神。抵抗すらできませんでした。
発電機らしきものが転がっていました。ダイハツ製です。
2014年11月23日 07:25撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 7:25
発電機らしきものが転がっていました。ダイハツ製です。
しばらく登るとトチノキの巨木が生えているところがあります。このあたりから左に道を逸れるとトチノキ巨樹群があるのでしょうか。
2014年11月23日 08:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:01
しばらく登るとトチノキの巨木が生えているところがあります。このあたりから左に道を逸れるとトチノキ巨樹群があるのでしょうか。
モノノケ姫の世界を彷彿とさせる場所。それが前鬼山です。
2014年11月23日 08:02撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:02
モノノケ姫の世界を彷彿とさせる場所。それが前鬼山です。
木製階段が始まるところから突如として現れる巨岩群。前鬼と深仙の間にあるこれほど巨大な岩場が行場でないはずはない。これこそが千草岳では?
2014年11月23日 08:10撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/23 8:10
木製階段が始まるところから突如として現れる巨岩群。前鬼と深仙の間にあるこれほど巨大な岩場が行場でないはずはない。これこそが千草岳では?
巨岩に囲まれた道を歩き、行場を探します。
2014年11月23日 08:12撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:12
巨岩に囲まれた道を歩き、行場を探します。
しかし何も見つけられないままでした。
2014年11月23日 08:12撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:12
しかし何も見つけられないままでした。
2014年11月23日 08:12撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:12
樹に赤テープが巻かれていました。どうやらスキモノがいるようです。
2014年11月23日 08:23撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/23 8:23
樹に赤テープが巻かれていました。どうやらスキモノがいるようです。
尾根にたどり着きました。
2014年11月23日 08:27撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:27
尾根にたどり着きました。
樹の根の下にサングラスが落ちていました。周囲に遺体はなかったので忘れ物でしょうか。
2014年11月23日 08:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:31
樹の根の下にサングラスが落ちていました。周囲に遺体はなかったので忘れ物でしょうか。
尾根沿いを歩くと木製階段に合流します。
2014年11月23日 08:34撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:34
尾根沿いを歩くと木製階段に合流します。
第33番靡の両童子岩です。
2014年11月23日 08:46撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/23 8:46
第33番靡の両童子岩です。
両童子岩から五百羅漢を眺望します。
2014年11月23日 08:48撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:48
両童子岩から五百羅漢を眺望します。
かつて登った千手岳も見えます。
2014年11月23日 08:48撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 8:48
かつて登った千手岳も見えます。
金剛童子と彫られた石です。
2014年11月23日 08:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
1
11/23 8:50
金剛童子と彫られた石です。
大日岳の鋭鋒も見えます。
2014年11月23日 09:09撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:09
大日岳の鋭鋒も見えます。
大日沢です。道を間違えたため、この後に大日沢を登るハメになりました。
2014年11月23日 09:14撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:14
大日沢です。道を間違えたため、この後に大日沢を登るハメになりました。
浮石だらけです。
2014年11月23日 09:20撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:20
浮石だらけです。
沢の最上部が見えました。
2014年11月23日 09:37撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:37
沢の最上部が見えました。
金剛山モミジ谷と同じく大日沢の最上部もアリ地獄になっていました。同じ轍は踏むまいと右手の笹薮を登りました。
2014年11月23日 09:49撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:49
金剛山モミジ谷と同じく大日沢の最上部もアリ地獄になっていました。同じ轍は踏むまいと右手の笹薮を登りました。
2014年11月23日 09:54撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 9:54
今回は大日岳には登りません。
2014年11月23日 10:02撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 10:02
今回は大日岳には登りません。
聖天ノ森より釈迦ヶ岳が見えます。四天石も見えます。十一面の窟らしきものも見えました。
2014年11月23日 10:12撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 10:12
聖天ノ森より釈迦ヶ岳が見えます。四天石も見えます。十一面の窟らしきものも見えました。
「四天石ノ第一石二、十一面ノ窟アリ。」第1石の下の方にぽっかりと四角い穴が空いています
2014年11月23日 10:13撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 10:13
「四天石ノ第一石二、十一面ノ窟アリ。」第1石の下の方にぽっかりと四角い穴が空いています
ひとまず深仙ノ宿に着きました。
2014年11月23日 10:17撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:17
ひとまず深仙ノ宿に着きました。
四天石です。
2014年11月23日 10:17撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 10:17
四天石です。
深仙小屋にはドアがついていました。
2014年11月23日 10:18撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:18
深仙小屋にはドアがついていました。
窓はありませんが、冬期でも避難小屋として充分使えそうです。
2014年11月23日 10:18撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:18
窓はありませんが、冬期でも避難小屋として充分使えそうです。
ペンキ塗りたてに座ってしまいました。
2014年11月23日 10:19撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 10:19
ペンキ塗りたてに座ってしまいました。
灌頂堂です。
2014年11月23日 10:20撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:20
灌頂堂です。
2014年11月23日 10:20撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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髭塚です。ここ深仙は役行者昇天の地です。
2014年11月23日 10:36撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:36
髭塚です。ここ深仙は役行者昇天の地です。
四天石の第4石(左から1番目)は香精童子を表す岩です。そこから湧き出る水なので香精水と呼ばれています。今日は水の出がよろしいです。
2014年11月23日 10:37撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:37
四天石の第4石(左から1番目)は香精童子を表す岩です。そこから湧き出る水なので香精水と呼ばれています。今日は水の出がよろしいです。
香精水から下のい続く道らしき道です。たぶんこれは千手岳に続く修行道跡と推測されます。そこを少し下り、四天石の第1石を目指します。
2014年11月23日 10:40撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:40
香精水から下のい続く道らしき道です。たぶんこれは千手岳に続く修行道跡と推測されます。そこを少し下り、四天石の第1石を目指します。
第1石の下に洞窟を発見しました。十一面の窟でしょうか。
2014年11月23日 10:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:50
第1石の下に洞窟を発見しました。十一面の窟でしょうか。
明らかに人為的な石積みです。
2014年11月23日 10:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:50
明らかに人為的な石積みです。
2014年11月23日 10:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:50
いつのものか不明な寝袋が置いてました。行者が篭り行をしたのでしょう。
2014年11月23日 10:51撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:51
いつのものか不明な寝袋が置いてました。行者が篭り行をしたのでしょう。
2014年11月23日 10:52撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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お札が納められていました。
2014年11月23日 10:53撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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お札が納められていました。
修行場所が安眠堂というのが気がかりです。
2014年11月23日 10:54撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 10:54
修行場所が安眠堂というのが気がかりです。
2014年11月23日 10:56撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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第1石と第2石の間にも洞窟がありました。
2014年11月23日 11:01撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 11:01
第1石と第2石の間にも洞窟がありました。
今回はロープを持ってこなかったのでこれ以上は登れません。登っても下れません。
2014年11月23日 11:03撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 11:03
今回はロープを持ってこなかったのでこれ以上は登れません。登っても下れません。
深仙に戻ってきました。
2014年11月23日 12:09撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 12:09
深仙に戻ってきました。
太古ノ辻と背比べ石です。
2014年11月23日 12:35撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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太古ノ辻と背比べ石です。
この葉うちわのような葉は栃の葉です。
2014年11月23日 13:41撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 13:41
この葉うちわのような葉は栃の葉です。
トチノミの殻が落ちていました。
2014年11月23日 13:52撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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トチノミの殻が落ちていました。
なんと登っている途中で落としたトレッキングポールのキャップを帰り道に見つけました。奇跡としかいいようがありません。
2014年11月23日 14:02撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 14:02
なんと登っている途中で落としたトレッキングポールのキャップを帰り道に見つけました。奇跡としかいいようがありません。
2014年11月23日 14:10撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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五鬼童不動坊跡です。明治32年に和歌山県に移住しました。
2014年11月23日 14:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 14:11
五鬼童不動坊跡です。明治32年に和歌山県に移住しました。
五鬼熊行者坊跡です。明治30年に退転しました。
2014年11月23日 14:11撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 14:11
五鬼熊行者坊跡です。明治30年に退転しました。
2014年11月23日 14:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/23 14:15
2014年11月23日 14:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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五鬼上中之坊跡です。明治12年までには退転していたそうです。
2014年11月23日 14:21撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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五鬼上中之坊跡です。明治12年までには退転していたそうです。
前鬼の給水ホースです。
2014年11月23日 14:22撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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前鬼の給水ホースです。
五鬼継森本坊跡です。五鬼助小仲坊の右手にあります。昭和41年に新宮市に移住しました。
2014年11月23日 14:29撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 14:29
五鬼継森本坊跡です。五鬼助小仲坊の右手にあります。昭和41年に新宮市に移住しました。
昭和まで残っていた森本坊にはリアルな残骸が多いです。
2014年11月23日 14:30撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 14:30
昭和まで残っていた森本坊にはリアルな残骸が多いです。
徳利です。
2014年11月23日 14:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 14:31
徳利です。
鍋も落ちていました。
2014年11月23日 14:32撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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鍋も落ちていました。
夜の小仲坊です。
2014年11月23日 17:17撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 17:17
夜の小仲坊です。
連休なので宿泊者が絶えません。
2014年11月23日 17:18撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/23 17:18
連休なので宿泊者が絶えません。
2014年11月23日 17:18撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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前鬼の朝です。前鬼とお別れのときがやってきました。
2014年11月24日 06:05撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/24 6:05
前鬼の朝です。前鬼とお別れのときがやってきました。
6時にはすでに朝食・テント撤収・朝勤行を済ませて出発準備が整いました。五鬼助住職が私のために行者堂を解放してくれていました。感激です。
2014年11月24日 06:05撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/24 6:05
6時にはすでに朝食・テント撤収・朝勤行を済ませて出発準備が整いました。五鬼助住職が私のために行者堂を解放してくれていました。感激です。
6:10 まだ暗い中を下山します。
2014年11月24日 06:08撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/24 6:08
6:10 まだ暗い中を下山します。
2014年11月24日 06:15撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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ゲートについたころには明るくなっていました。
2014年11月24日 06:26撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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ゲートについたころには明るくなっていました。
不動七重の滝には朝もやがかかっています。
2014年11月24日 06:50撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/24 6:50
不動七重の滝には朝もやがかかっています。
2014年11月24日 06:52撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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2014年11月24日 06:57撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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2014年11月24日 06:59撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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往路とはまた違った風景に見えます。
2014年11月24日 07:39撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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往路とはまた違った風景に見えます。
2014年11月24日 08:04撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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8:16 前鬼口バス停に到着しました。
2014年11月24日 08:16撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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8:16 前鬼口バス停に到着しました。
2014年10月からバスが減便され、1日1本になってしまいました。ますます秘境度が増す前鬼山です。
2014年11月24日 08:30撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
11/24 8:30
2014年10月からバスが減便され、1日1本になってしまいました。ますます秘境度が増す前鬼山です。
ツチノコが出るのでしょうか。
2014年11月24日 08:31撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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ツチノコが出るのでしょうか。
前鬼口自販機のラインアップです。
2014年11月24日 08:34撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/24 8:34
前鬼口自販機のラインアップです。
売店跡のベンチで寝れそうですが、釘が出ているため寝れません。
2014年11月24日 08:36撮影 by  DMC-LS75, Panasonic
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11/24 8:36
売店跡のベンチで寝れそうですが、釘が出ているため寝れません。

装備

個人装備
ヘッドバンド
MBジオライン3Dメッシュパイレーツヘッドバンド
ドライレイヤー上
FTフラッドラッシュアクティブスキンロングスリーブ
ドライレイヤー下
FTフラッドラッシュアクティブスキンブリーフ
ベースレイヤー上
ナイキ ジップシャツロングスリーブ
ベースレイヤー下
MBジオラインクールメッシュブリーフ
ミッドシェル
FTニュウモラップフーディ
ミッドレイヤー
FTドラウトクローJK
レインJK
FTエバーブレスフォトンジャケット
レインパンツ
FTエバーブレスフォトンパンツ
パンツ
FTストームゴージュAPパンツ
インナーソックス
MBメリノウール5トゥーズウォーキングソックス
アウターソックス
MBメリノウールトレッキングニッカソックス
トレッキンググローブ
作業グローブ
トレッキングブーツ
MBトレールウォーカーMID
スパッツ
MBアルパインスパッツ
防寒キャップ
MBボルカノキャップシャミース
ネックゲーター
MBボルカノキャップシャミース
インナーグローブ
FTフラッドラッシュEXP.グローブ
アウターブローブ
FTエバーブレススノーグローブ
ベースレイヤー上(2nd)
MBジオラン3Dメッシュロングスリーブ
ベースレイヤー下(2nd)
ユニクロボクサーショーツ
パンツ(2nd)
FTカミノパンツ
-
アウターソックス(2nd)
MBストリームソックス
タオル
シートゥーサミットタオル、FTナノタオル
洗面用具
ハブラシ
ザック
TNF プロフィット65S
ザックカバー
MBジャストフィットパックカバー70
水筒
MBクリアボトル750ml
ポリタンク
MBサーモフレックスウォーターボトル1500ml
ハイドレーション
キャメルバックアンチドートリザーバー2000ml
ストーブ
EPI REVO-3700
ガスカートリッジ
EPIパワープラス230g
コッヘル小
SPソロセット焚
コッヘル大
SPトレック900
炊事用グローブ
MBノーメックスグローブ
ブキ
モチヅキ チタンスプーン、箸
ゴミバッグ
MBガベッジバッグ
ゴミ袋
ロールペーパー
ヘッドランプ
ペツル ティキナ60lm
予備電池
単4×3、単3×4
時計
HG トレイルポイント
コンパス
シルバコンパス
地形図
国土地理院発行25000分の1地形図
計画書
筆記用具
健康保険証
身分証
サイフ
携帯電話
カメラ
勤行セット
念珠、経本、折五条、ロウソク、線香
ファーストエイド&ソーイングセット
絆創膏、消毒薬、メンタム、抗ヒスタミン薬、滅菌ガーゼ、包帯、テーピングテープ、爪切り、毛抜き、ピンセット、ポイズンリムーバ、ビタミンC剤
ピンチパック
細引き、靴紐、ヒートシート、ステンレスミラー、ホイッスル、ライター、防水マッチ、ロウソク3、ナイフ、インスタントカイロ24H、バイトバルブ、ダクトテープ
メガネ拭き
持鈴
食糧
行動食
非常食
予備食
-
テント本体&ポール
アライ エアライズ2
フライシート
グラウンドシート
ペグ
13
ピンペグ
オールウェザーブランケット
ロールマット
サーマレスト リッジレストソーライトS
シュラフ
MBスパイラルダウンハガー#2
シュラフカバー
イスカ ゴアテックスシュラフカバー
トレッキングポール
MM ツーウェイグリップSLS

感想

 深仙ノ宿の行場『十一面(観音)ノ窟』を探すべく再び前鬼に訪れました。2014年10月よりバスが1便減便され、秘境度に磨きがかかった前鬼。大和上市駅からは夕方16:25発のバスに乗り込み池原集落へ移動します。ここには下北山村スポーツ公園があり、予約しておいたキャンプ場に入りました。キャンプ場への道は街灯が明るく、また途中にコンビニもあり容易にキャンプ場へ着くことができました。翌22日は池原バス停から前鬼口までバスで移動。前鬼林道を歩きます。
 前鬼到着は12:40。深仙に登る時間はあったが水場(香精水)が期待できないため前鬼で1泊。予想以上の晴天で夜は満天の星空。小仲坊の発電機が21:00に止まると。どこからともなく鹿がやってきて「ピョーーー」と鳴きまくり夜は静かとは言い難い。
 翌日は場所が特定されていない千草岳を探すため、その候補地である倶利伽羅不動岩手前の奇岩群へ。ロープを持ってこなかったので詳しい調査はできなかったが、行場の痕跡を見つけることはできませんでした。
 第30番靡 千草岳の候補地は地蔵尾根ピーク・石楠花岳東稜P1224m・今回の岩峰です。千草岳に関しては「石楠草ノ嶽ノ順ニハ右手ニ行者ノ洗手水アリ『大峯縁起』」、「千草ヶ嶺行者ノ洗手水あり。牡丹・白菊自然に生ズ。『細見記』」、「千草嶽、宝冠嶽ノ南ニ並ブ山ナリ。宝冠ヨリ低シ。『群山記』」とあり、大日岳の南にある牡丹の花が咲く水場がある場所となると、今回の岩峰あたりしかないと思いました。水場やトチノキが生えているあたりに枯沢があるので水場もしくは水溜りがあったのでは?次回詳しく探索したいと思います。
 深仙ノ宿では香精水あたりから下る道らしきものがありましたが、推測するに千手岳への道(途中崩壊しているだろう)か他の周辺行場への道であろうと推察できます。「四天石ノ下ヨリ第一石ノ面ニ、十一面ノ岩屋有『大峯縁起』」はまさにこれといえる行場を発見できました。修験者の間では口伝されているようです。ただ十一面ノ窟に至るまでは足場が不安定極まりないので不用意に近づかないようにするべきです。もしかして大峯開山中は修行僧がいるかもしれないので邪魔をしないよう心がけたいものです。

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