妙義山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 867m
- 下り
- 847m
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
11/10
Rei隊員のかねてからの願いを叶えるために
危険で有名な「妙義山」に行くことになった。
登山道近くの【磯部温泉】に前泊して、早朝から
万全の態勢で登山に臨む計画だった…
豊田市の自宅を出発して、長〜い高速道路運転の末、
旅館に着いて、チェックイン…
??旅館の受付の様子がおかしいです…
あたふたしてます…
「お、お客様…申し難いのですが…
ご予約の宿泊日時は明日となっていますが…」
「は、はひ??何ですと??」慌てふためく俺。
起こりえない事態に呆れるRei隊員。
「すんません〜、どこか泊まれるところを紹介してくだせい〜」
泣きつく俺に優しい従業員さんは
「すぐに空き部屋をご用意しますんでお待ちください〜」
「ほっ、助かった…なっ…」
Rei隊員の視線が痛い…
そんなハプニングがあったが良い温泉に入って、個室ご飯を
堪能して満足満足!さあ、明日…ぐぅ〜〜〜〜〜
翌朝5:00にお宿を出発し、一路妙義山登山口となる
妙義神社へGO!
天気は素晴らしく快晴!!
気温も暖かくナイスなコンディション!
駐車場に車を止め、登山準備をさっさと済ませ、
妙義神社の階段を登る。
銀杏の木の紅葉が綺麗だし、神社の雰囲気がとても良く
「いいところ来たね〜〜、いいね〜いいね〜」
テンション上がります。
神社の脇から登山を開始し、散策路っぽい山道を
テクテク歩くが、危険度は微塵もありません。
いつくるのか…やばい岩場は…
小時間ほど歩くと眼前の山肌に【大】の字の看板が見えるではないか。
まずはあそこを目指すようです。
遠目に見ても断崖に建ってる気がする大の字さん…
大の字に向かっていると斜め下に下る鎖場があらわれた。
下は崖、足場は少ないし濡れてる…
第一関門ですね〜胸が高鳴ります!
少しビビりながらも下りきり、Rei隊員を待っていると…
あっ、Rei隊員が失速してる…
少しキレ気味で意地悪な鎖場に文句を言ってます。
「なんなのここ!!もう!!」
…早いよRei隊員…まだ先は長いのだよ…
その後、無事に【大の字】に到着し、眼下に広がる絶景を
楽しみつつ、撮影会を開催。
「おっ、怖っ!!」大の字看板の前は断崖絶壁…
写真撮影でウロウロするにも緊張します。
お次の【奥ノ院】も修験道の歴史を感じられる独特の
雰囲気を出してます。
Rei隊員は好奇心から奥ノ院の岩穴の奥へ行ってしまったようです。
炭酸飲料が飲みたくなった俺は
頭が悪いことにハイドレーションのチューブを炭酸飲料の
ペットボトルに挿入…
ちゅ〜、ちゅ〜、ゴクゴク、ゴッっ…
ブシャ〜〜〜〜〜
絶え間無く噴き出す炭酸飲料、全身に炭酸を浴びる俺…
「何やってるの!!ふざけちゃダメでしょ!!」
神聖なる奥ノ院の御前でシャンパンファイトを繰り広げる
アホなおじさんが本気で怒られてます…
Rei隊員よ…悪気は無いのだ…おじさんはドジっ子なのだよ…
そんなオチャラケもここまで、
さあ、これからが恐怖の登山の本番じゃ〜
奥ノ院脇からの登りも急な大岩を鎖を頼りに登らねばなりません。
チョイ危険です…
先日崩落して通行不可となった稜線道の代替道は細〜〜い
上に左側がスッパリキレ落ちてます…
とても危険です…
Rei隊員の精神力もそろそろ限界かもしれない…
今日は相馬岳からすぐ下りるとしよう…(サポートオヤジ心の声)
そんな俺の前にとんでもない斜面が登場。
見せられない…Rei隊員の心を折りかねない斜面だ…
落ちたら…まず死んじゃうな…
さすが妙義山…ふざけたコースだ。
一枚岩の7,80mの急斜面を鎖一本で降り切らねばなりません。
足場のグリップは信用できない感じ…
休憩するようなポイントも無い感じ…
でも、進まなければ帰れない…
ここは山オヤジの本領を発揮する場面!と判断。
超怖がるRei隊員が滑落しても、カバーリングできる位置を
常にキープしつつ、手足の運びをRei隊員に指示することにした。
女の子は腕力が少ないので凄く大変、Rei隊員の表情が
必死さ加減MAXを語ってます。
15分ほどかけて恐怖の岩下りを無事完遂したが、
Rei隊員は限界が近い感じ…
まず昼飯を食べて、体力・精神力を回復しましょう!
相馬岳山頂で小一時間ほど昼食休憩をとり、山頂撮影会を開催。
「Rei隊員、調子はいかがかな?」(俺)
「妙義山……ごっつ怖し…我、力不足…」(Rei隊員)
即決!!安全ルートなエスケープルートで下りましょう!
計画では相馬岳のもっと先まで進んでから帰ってくる
予定だったが、山頂から少し戻って谷合の下山道を
下ることにした。
行きとは違い、全く危険個所の無い安全な道で助かった〜
気落ちしていたRei隊員も元気が少しづつ出て、
サクッと妙義神社に無事到着。
神社の賽銭箱に小銭を投入し、無事に下山できたことを感謝。
夕暮れ前の境内で記念写真を撮りまくり。
「んだよ!吉かよ〜」
「ちぇっ…末吉〜」
お互い引いたおみくじのショボさに文句を吐きつつ
参道を心地よくお散歩。
露天風呂から妙義山が眼前に見える絶景温泉に浸かり
心地よい疲れのなか一路愛知県へ帰ったのでした。
Rei隊員へ
本日は恐怖に耐えて良く頑張りました。
気落ちせずに今後も大好きな山を心から楽しんでくださいな〜
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