ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5568030
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

三ノ峰〜キリン峠〜文鳥水尾根の新ルート開拓

2023年06月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:26
距離
6.4km
登り
932m
下り
941m

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
0:52
合計
7:25
9:38
9:48
6
9:54
10:11
7
10:18
10:18
17
10:35
10:48
22
11:10
11:16
126
13:22
13:28
61
14:29
14:29
29
14:58
14:58
4
15:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6:10自宅出発
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートで滑落、落石、道迷いのリスクが大変高いルートです。
安易に踏み込まないで下さい。
おはようございます。
本日は毎年恒例の三ノ沢〜三ノ峰〜キリン峠のお花見です♪
2
おはようございます。
本日は毎年恒例の三ノ沢〜三ノ峰〜キリン峠のお花見です♪
7:40出発
(^o^)/
緑が眩しいです。
1
緑が眩しいです。
8:20山陰の涸沢カール通過(出発から約40分)
5
8:20山陰の涸沢カール通過(出発から約40分)
イワカガミのお花畑が出てきました。
5
イワカガミのお花畑が出てきました。
雨が降ったせいで先週より元気が無いです。
4
雨が降ったせいで先週より元気が無いです。
ダイセンクワガタが至る所に咲いてる♪
これからどんどん咲いてきそうです。
6
ダイセンクワガタが至る所に咲いてる♪
これからどんどん咲いてきそうです。
写真じゃ伝わらないけど斜面全部お花畑です。
2
写真じゃ伝わらないけど斜面全部お花畑です。
ツガザクラも花が落ち気味でした。
2
ツガザクラも花が落ち気味でした。
槍ヶ峰とイワカガミ
6
槍ヶ峰とイワカガミ
高度感ある
9:55三ノ峰到着
7:40出発でしたので約2:15。いつも約2時間です。
5
9:55三ノ峰到着
7:40出発でしたので約2:15。いつも約2時間です。
今日はガスを覚悟してましたがいい天気になってきました。
運動神経が悪いのと、安全面でほぼいつも三ノ峰までで、剣ヶ峰には行きません。
6
今日はガスを覚悟してましたがいい天気になってきました。
運動神経が悪いのと、安全面でほぼいつも三ノ峰までで、剣ヶ峰には行きません。
槍ヶ峰と烏ヶ山
三鈷峰や甲ヶ山方面
3
三鈷峰や甲ヶ山方面
ユートピア避難小屋をズーム
10:05下山開始
2
ユートピア避難小屋をズーム
10:05下山開始
逆光で上手く撮れない
3
逆光で上手く撮れない
次はキリン峠に向かいます。
こちらも片側が切れ落ちて非常に危険なルートです。
道が雪庇状になっている所多数あります。
5
次はキリン峠に向かいます。
こちらも片側が切れ落ちて非常に危険なルートです。
道が雪庇状になっている所多数あります。
キリン沢方面
落ちそうで怖ぇ〜!!
4
キリン沢方面
落ちそうで怖ぇ〜!!
10:30キリン峠銀ポール到着
三ノ峰10:05出発でしたので片道約25分
3
10:30キリン峠銀ポール到着
三ノ峰10:05出発でしたので片道約25分
こちらもイワカガミのお花畑
3
こちらもイワカガミのお花畑
ヤマオダマキはこれからどんどん咲くと思います。
6
ヤマオダマキはこれからどんどん咲くと思います。
ピストンで下山するつもりでしたが、気が変わって文鳥水尾根(危険ルート)をチャレンジすることにしました。
10:40出発
4
ピストンで下山するつもりでしたが、気が変わって文鳥水尾根(危険ルート)をチャレンジすることにしました。
10:40出発
下りで使うのは初めてですが登りで2回通っているので何となくロープ場は分かりますが、初めての方はルートが分からず難しいと思います。左側はずっと崖っぷちです。
4
下りで使うのは初めてですが登りで2回通っているので何となくロープ場は分かりますが、初めての方はルートが分からず難しいと思います。左側はずっと崖っぷちです。
2年前の秋に初めて登りで使いましたが、足場が崩れて死ぬかと思いました。昨年辺りからステップがしっかりしてきましたがこのコースの核心部です。
6
2年前の秋に初めて登りで使いましたが、足場が崩れて死ぬかと思いました。昨年辺りからステップがしっかりしてきましたがこのコースの核心部です。
ロープ場を振り返って。
手前の涸沢もかなり急です。
6
ロープ場を振り返って。
手前の涸沢もかなり急です。
またまたお花畑
オキナグサ
文鳥水尾根を振り返って。
毎回右側に下りれそうに感じるが誰も通ってなさそう。
後で登り返すことになりましたが。
5
文鳥水尾根を振り返って。
毎回右側に下りれそうに感じるが誰も通ってなさそう。
後で登り返すことになりましたが。
ひたすら尾根に沿って濃い藪をおります。
去年ぐらいから薄っすら踏み跡が付いて歩き安くなりました。
3
ひたすら尾根に沿って濃い藪をおります。
去年ぐらいから薄っすら踏み跡が付いて歩き安くなりました。
2年前に初めて登った尾根途中を左に折れて下ります。
1
2年前に初めて登った尾根途中を左に折れて下ります。
この赤いテープを過ぎて。
尾根をそのまま文殊越まで下った方が分かり安いと感じました。
去年の秋に登ったコースです。
この赤いテープを過ぎて。
尾根をそのまま文殊越まで下った方が分かり安いと感じました。
去年の秋に登ったコースです。
途中に斜面を強引に下りるルートは尾根より3倍ぐらい藪が濃く急斜面です。
ピンクテープが適宜ありますが数メートルずれると滑落や遭難になりそうでGPSがあっても分かり難いです。
アドレナリンが出て道迷いしないようGPSと地形を良く見てルートファインディングに集中します。
4
途中に斜面を強引に下りるルートは尾根より3倍ぐらい藪が濃く急斜面です。
ピンクテープが適宜ありますが数メートルずれると滑落や遭難になりそうでGPSがあっても分かり難いです。
アドレナリンが出て道迷いしないようGPSと地形を良く見てルートファインディングに集中します。
12:00やっと道に出てきました。
10:40キリン峠を出発したので約1:20経過。
2
12:00やっと道に出てきました。
10:40キリン峠を出発したので約1:20経過。
途中2人組とすれ違いましたがちゃんと登れたかな?
2
途中2人組とすれ違いましたがちゃんと登れたかな?
ここで食事にします。
「ワークマン」の折りたたみテーブルが活躍します。
「SOTO」のステッカーはガス缶かったらオマケでもらえた。
4
ここで食事にします。
「ワークマン」の折りたたみテーブルが活躍します。
「SOTO」のステッカーはガス缶かったらオマケでもらえた。
出雲市斐伊川町の西製茶所さんから新茶とべにふうき紅茶としょが紅茶をお取り寄せ。
http://nishiseichasho.shop-pro.jp/
3
出雲市斐伊川町の西製茶所さんから新茶とべにふうき紅茶としょが紅茶をお取り寄せ。
http://nishiseichasho.shop-pro.jp/
年を取ると渋み、苦みが美味しく感じます(笑)
5
年を取ると渋み、苦みが美味しく感じます(笑)
美味しくって茶葉を追加して3杯もお代わりしました。
3
美味しくって茶葉を追加して3杯もお代わりしました。
新緑と新茶の組み合わせ最高です
5
新緑と新茶の組み合わせ最高です
12:50昼食休憩約50分タップリ取りました。
時間と体力がまだありそうなので気になってた文鳥水尾根の偵察に出発することにしました。
1
12:50昼食休憩約50分タップリ取りました。
時間と体力がまだありそうなので気になってた文鳥水尾根の偵察に出発することにしました。
谷筋の右側にキリン峠まで薄い道があります。
過去に下りに使ったことがあります。
だいぶん上に登らないと文鳥水尾根側に安全に渡れないと思います。
2
谷筋の右側にキリン峠まで薄い道があります。
過去に下りに使ったことがあります。
だいぶん上に登らないと文鳥水尾根側に安全に渡れないと思います。
急斜面をトラバースして何とか行けそうです。
ここも数メートル道がずれると急斜面でやばそうな所なので玄人向きです。GPSでは分からないので地形の目利きができないと厳しいと思います。
3
急斜面をトラバースして何とか行けそうです。
ここも数メートル道がずれると急斜面でやばそうな所なので玄人向きです。GPSでは分からないので地形の目利きができないと厳しいと思います。
最後の登りが急斜面で靴でステップを切って滑落しないように尾根に登りました。登りより下りが怖いんですが、ストックなどを使ってステップを削って大きくし、足場を確保しながら戻りました。
4
最後の登りが急斜面で靴でステップを切って滑落しないように尾根に登りました。登りより下りが怖いんですが、ストックなどを使ってステップを削って大きくし、足場を確保しながら戻りました。
13:30文鳥水尾根再び登頂できました。
昼休憩場所を12:50出発したので片道40分。
3
13:30文鳥水尾根再び登頂できました。
昼休憩場所を12:50出発したので片道40分。
こんな感じの斜度です。
2
こんな感じの斜度です。
砂滑りを3本位横切ったり、ブッシュの藪漕ぎなどをして通過。
3
砂滑りを3本位横切ったり、ブッシュの藪漕ぎなどをして通過。
キリン峠方面を見上げて。
4
キリン峠方面を見上げて。
沢の左側の道を下ります
2
沢の左側の道を下ります
14:20分岐まで下りてきました
2
14:20分岐まで下りてきました
新緑が眩しい
文鳥水通過
冷たい水で手を洗いました
3
文鳥水通過
冷たい水で手を洗いました
15:00下山完了
全工程約7:30お疲れ山でした♪
4
15:00下山完了
全工程約7:30お疲れ山でした♪
帰りの桝水高原。
ヘリコプターが長い間ホバリングしてました。
大丈夫かな?
→登山していた50代の女性が両足の痛みで下山できなくなり救助されたようです。
2
帰りの桝水高原。
ヘリコプターが長い間ホバリングしてました。
大丈夫かな?
→登山していた50代の女性が両足の痛みで下山できなくなり救助されたようです。
去年の秋に登ったルートが分かりやすいです。
文殊越から青色のルートで尾根伝いにのぼります。
1
去年の秋に登ったルートが分かりやすいです。
文殊越から青色のルートで尾根伝いにのぼります。

感想

◇毎年恒例の三ノ沢〜三ノ峰〜キリン峠のお花見に今年も行ってきました。
◇毎回ココヘリ携帯とCompass電子登山届けを出しておきながら、余り計画変更は良くないのですが、気が変わってキリン峠〜文鳥水尾根を下ることをチャレンジしました。
◇文鳥水尾根コースは二年前ぐらいにヤマッパーさんが開拓した新ルートです。
◇キリン峠では毎年何名かが滑落し、死亡まではしていないものの大ケガされている方がいらっしゃるようです。去年に続き、今日も初めてで怖かったと言われた方と挨拶しました。私はキリン峠をまだ通ったことは無く、通るつもりもないのですがキリン峠を命がけで通過するなら文鳥水尾根を通った方がまだ安全だと思います。
◇通常はヤマレコ限定公開にするコースなのですが、余りにも毎年無謀にキリン峠を通過する方が多い印象なので、どうしてもキリン峠に行きたいのなら文鳥水尾根も選択肢としてあることをお伝えしておきます。ただし、こちらも道迷いや滑落リスクがあるので玄人向けのコースなので経験の少ない方にはお薦めはできませんが。
◇文鳥水尾根ルートも最近ヤマップやヤマレコで難ルートの注意書きもなくGPXがアップされてますが、道迷いや滑落など危ないコースです。SNSでの情報発信の際は同じ道をたどる方が事故しないように、危険性をしっかり伝えるようにお願いしたいです。
◇去年のヤマレコを参考で付けておきます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4795313.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:283人

コメント

shunkuさん、こんにちは。
貴重な情報ありがとうございます。
偶然というか、このルートはまさにほぼ同じ理由で昨日私がチャレンジした所です。
>余りにも毎年無謀にキリン峠を通過する方が多い印象なので、
はい、私もその一人です。核心部のスリルというよりキリンポール付近の風景が好きなので。ただ、核心部付近、昨年はまだ良かったのですが、今年は浸食がさらに進みそろそろ駄目かなと思っています。
結局不案内なまま藪漕ぎをする自信がなく、文鳥水尾根(と呼ぶのですね)は登りも下りも今回は早々に引き返しましたが。次回は是非こちらから。
2023/6/4 14:32
Nyago-285さん
コメントありがとうございます。
尾根の途中からの方は分かりにくいですね。
文鳥水尾根は去年の秋に通った尾根伝いをまっすぐに登るルートが分かりやすいと思います。
通られる方も多くなってきたようで、藪も薄くなり、踏み跡もしっかりしてきました。
チャレンジしてみて下さい。👍️
2023/6/4 14:54
こんにちは?
色々試されて、結局は文殊越えから素直に登るのが良さそうとのこと。大変参考になります。
シュンクさんの大山レポは、いつもとても参考になるのですが、腰が引けて結局は行けてないものばかりです。
ですが、ぼちぼちチャレンジしようかなと言う気になって来ました👊でも、これからは藪本番ですね😅また時期を見て😁

2023/6/5 15:09
smoke57さん
コメントありがとうございます。
初めてなら文殊越えから素直に尾根伝いで文鳥水尾根に上るのがベストだと思います。
歩く方も多くなったようで、倒木の除去など整備される方もいらっしゃるようで藪も以前ほどはひどくは無いと思います(個人差ありますが(笑))。
尾根も一本道なので比較的分かりやすいかと思いますのでチャレンジしてみて下さい。
2023/6/5 16:01
shunkuさん
こんにちは。既にご訪問下さっているのでご存じとは思いますが、昨日早速トライしました。
いやはや、なかなかのもんでした。
今回、割と遠くが見通せたので何とかなりましたが、ロープのある崖下への取り付きなどは、これぞバリエーションという感じでした。
最近のキリン峠核心部のような博打要素が無い分、真の登山技術が求められるのはむしろこちらの方だと思いました(特に初回)。次に行くのは秋になりそうですが、面白いルートのご紹介ありがとうございました。
2023/6/11 19:26
Nyago-285さん
早速行かれたようですね。
楽しんで頂いた?ようで何よりです😄
あそこのロープが切れたらと思うとゾッとしますよね😨
キリン峠はこちらのルートがメジャーになり、滑落事故が減るといいですね。🙋
2023/6/11 19:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
キリン峠東の草付き周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら