記録ID: 556892
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無雪期ピークハント／縦走
中国
出雲北山西エリア周回（薬師谷〜弥山〜樽戸峠〜正参道）
2014年11月30日(日) [日帰り]
sappan
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,068m
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みせん広場（12:42）〜薬師谷、修理免参道分岐（12:49）〜石積み（13:22）〜坊床越え（14:01）〜弥山（14:20〜14:28）〜樽戸峠（14:57）〜林道出合い（15:12）〜正参道登山口（15:30）〜縦走路出合い（16:23）〜弥山（16:27）〜みせん広場（16:59）、所要時間4時間17分
| 天候 | 曇り一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○みせん広場〜薬師谷〜弥山 みせん広場にある地図を確認して登山口まで北上していく。登山口に「薬師谷」の名前はないので注意。薬師谷は沢伝いに高度をあげていく。案内のテープはある。登山道もある。 ○弥山〜樽戸峠 縦走路。鼻突峠を経て樽戸峠で南へ。登山道は明瞭だが分岐が多いので迷い込まないようにする。 ○樽戸峠〜正参道登山口 樽戸峠の南側の下り道は少々荒れているがテープナビはある。下りきったら舗装された道（林道）にでるのでぐにゃぐにゃ道を西へ。道案内の標識などもない（見つけられず）ので、地図は必須。ある程度進むと「行者コース」と書かれた登山口にでくわすが、そこを少し下って「弥山」と書いてある分岐を右（西）へ。ちょっと歩くと右に正参道（阿式谷登山口と書かれている）の登山口があるのでそこから登っていく。 ○正参道〜弥山 道は明瞭だがいくつか分岐がある。見慣れない名前もあり（自分はちょっと戸惑った）、その都度地図で確認が必要。弥山三角点付近の縦走路にでるので、少し西に向かう。 ○弥山〜修理免参道〜みせん広場 おそらく弥山登山で一番使われている道。道は明瞭。 |
写真
午前中はトレラン練習会で出雲北山の東エリアを19キロ走った。午後は西エリアをのんびり散歩。電柱にも登山口の案内が書かれていたり親切だね。
11/30 12:43
午前中はトレラン練習会で出雲北山の東エリアを19キロ走った。午後は西エリアをのんびり散歩。電柱にも登山口の案内が書かれていたり親切だね。
ここが大きな分かれ目。右にいくと修理免参道。今回は薬師谷にいくのでこのまま直進。「薬師谷」という表示はない。
「え、ここどうすんの？」と戸惑った箇所。強引に右の斜面をあがったけど、手前から巻いていくのが正規ルートっぽい。
「山林記念碑」と書かれた石碑。ここで右岸に渡渉。このまま左岸をいっても案内テープはあったけど、どこにいくかはわからない。直登ルートかな？
11/30 12:55
「山林記念碑」と書かれた石碑。ここで右岸に渡渉。このまま左岸をいっても案内テープはあったけど、どこにいくかはわからない。直登ルートかな？
大きめの葉っぱが垂れている。おじぎをしているみたいでかわいらしい。
二俣。右側はえん堤が連続している。テープはその中間の斜面を登るように点在していたのでそうする。
石積みで少し休む。「トレランしんどかったなあ」。ホットコーヒーを一飲み。
案内が見える。ここを右にいけば縦走路にいけるらしい。まっすぐいっても地図上は縦走路にでるが、登山道がない。
赤い印が出雲認定道の証らしい。これとテープと地図を併用していくのがいいと思う。
戸惑った案内。うーん、出雲北山の地理感覚に乏しい人にとってはちょっとわかりにくい。とりあえず弥山へといきたいので右へ。
おそらくこの道なきみちを登れば縦走路にとびでるんだと思うけど、この日は登山道を歩くつもりだったのでいかず。もどかしい。
開けたところにでる。おー、三瓶山がみえる。山頂にたどり着くまでに大展望をフライングしてしまった。
薬師谷のあの石碑まで下る？ なんだこのコースは。やばそうだなあ。バリエーションだよね。
弥山登頂。506メートル。1時間40分かかった。時計をみて周回コースをどこまでのばせるか考える。鈴谷峠まで縦走するのは厳しいと、樽戸峠に変更。
1
11/30 14:22
弥山登頂。506メートル。1時間40分かかった。時計をみて周回コースをどこまでのばせるか考える。鈴谷峠まで縦走するのは厳しいと、樽戸峠に変更。
まだ三瓶山は見えた。手前の川は高浜川。奥が神戸川。広島県との堺にある女亀山（830メートル）が源流らしい。
出雲北山三大急坂の一つ、鼻突坂の鼻突岩。ここは慎重に下ってきた。
この阿式谷というのがいまいちどこの谷が最後までわからなかった。情報しってる人はおしえてください。
案内のテープはある。ちょっと時間がきになるのでここもトレラン。でも滑らないように。
一部不明瞭なところがあるが、出雲認定道の印とテープを併用して下る。
はじめての道なので進む方角はあってるけど、不安感はぬぐいきれなかった。
南東からみる弥山山塊。ここからみるとけっこうゴツゴツしている。
1.4キロで鼻突峠にでるらしい。しかし、この道の名称は分からず。
一つ前の写真の案内はこの橋の奥側にあった。橋の手前からも登山道がのびている。
ここは行者コースらしい。話によると出雲北山で一番険しい道だということ。次回はここから歩きたい。
ここからが正参道。ここは阿式谷登山口でもあるらしいけど、尾根伝いの道なので頭にははてなマーク。
倒木があちらこちらに見えるが登山道自体は問題なく歩ける。天気が悪いのに下山者とすれ違った。日曜日だから登る人は登るのかな。
ヤマケイには修理免参道が「一般登山道」と書かれているが、こちらが正式な道らしい。奥に弥山がみえる。
けっこう冷えてきた。それでもなぜか水分を欲するので適度に補給しながらいく。
行者尾根は行者コースにあるの？ いろいろな欲がでそうになるが、弥山まで進むのみ。
出雲北山にはトレランでしかきたことがなかったので、ゆっくり歩けていい経験になった。
薬師谷との分岐（修理免登山口）まで下ってきた。ヘッドライトは使わないでよく、ほっとした。
感想
出雲北山をのんびり歩いたことがほとんどなかった。東エリアは馴染みがあったが、弥山を含めた西はいまいちわからない部分が多かったので「さんぽ」と称して歩くことにした。縦走路はよかったが、南からのびる登山道がいくつかあり、それぞれの名前が一致しないもどかしさが残った。行者コースに行者尾根があるのか？ 阿式谷はどこ？ 正確な場所が知りたい。
南の人らは薬師谷を通って北部エリアに通っていたらしい。そう思うとちょっと感慨深い。出雲は年老いてからいきたい場所がたくさんありそうな気がする。
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沢山の写真、ありがとうございます！良いですね！
出雲市の認定道とて、地理院2万5千図には殆んど載っておりません。
出雲北山の大社地区にあるこの赤杭は、かなり以前、地籍調査が行われたときのものらしいです。
従いまして出雲市の認定道つまり赤道（あかみち）以外の道筋にも打ってありますので、ややこしいです（笑）。そういった性質上、道筋になっている事が極めて多いのですが。
場所によっては道筋があっても打たれてなかったり、別のタイプの杭が打たれている場合もあります。
弥山の場合、赤道の道筋を無視した経路に補助ロープを張ったり、倒木があったりするとどうしても登山者等によって迂回路等がつけられてしまうケースもあります。
子安寺裏手から登って、最後の岩場である梯子坂を通過して、弥山の南西方向の肩に至る訳ですが、猪目峠への分岐から山頂方向へ13m地点から赤道は南側山腹を巻きながら御山神社の正面横へ通じています。
皆さんが当たり前のように登られている、肩から稜線を神社裏の地蔵のある山頂へ通じている経路は、およそ10年位？前は草木や竹が茂っていて、誰も歩かない状態でした。要するに、完全に道筋では無かった訳です。
やがて鹿が草を食べつくすと、雨風にさらされ、山頂への近道として登山者が歩くようになり、完全な裸山状態になってしまったというのが本当のところです。
殆んど全てといっても過言でない位、登山者には赤道や赤杭といった認識がないのでトラバースして通じる道筋がすっかり忘れ去られているのが現状です。
巻き道を歩くと、弥山の歴史のようなものが垣間見れて面白いです。
言い伝えにある、砂（海砂？）や旧神社の残骸部位等も確認できます。
場所は違いますが山頂から東へ数十ｍ地点には大昔の拝殿跡の石垣や手水鉢が確認できますね。
弥山でお勧めの登山コースは、行者コース、馬ノ背（まのせ）コース、香ノ木床（かんのきどこ）コース、といったを岩稜よじ登るコースと、滝が連立する薬師谷右俣を登る滝見コースが特に面白いです。その他にも知られていない道筋も多いです。
信頼する里山TBという方が、手書きの簡易道標やテーピング等を設置しておられるので、最近は歩く人も増えてきているようです。
天空人
天空人さん、ありがとうございます。地理感覚、地図読みがいまいちできてないので言われることが理解できてないのが現状です（笑）
赤い杭を信じすぎても駄目ということですね。でもこれをみるたびに安心しました。
いくつか質問いいでしょうか？ できる範囲でいいので教えていただけれると幸いです。
�々埃團魁璽垢琉譴脹βΑ陛譟砲療仍蓋�の名称はあるんでしょうか？ ここが馬ノ背コース？
��香ノ木床コースとは？
�０ぜ庵�はどこ？
高浜コミュニティセンターに置かれている資料も拝見したのですが、鼻高山周辺しかのってないのでいまいち弥山周辺のことはわかってない（いや、ほとんどわかってないです）のが現状です。
弥山（出雲北山全域）には道筋が網目状にありますので、説明に苦労します（笑）。
更に、下部の山腹を天平古道が横切って（旅伏山登山口付近から出雲大社付近まで）いますので、ほとんどの登山口も厳密には下部山腹にて繋がっているという具合ですね。
�，亮遡笋砲弔い討任垢�
写真51の入口からの道筋は、阿式谷から鼻突峠への登山道として知られています。馬ノ背（まのせ）コースの入口ではありません。
馬ノ背コースへの入口は、写真54簡易道標に従い三歳社（阿巣伎神社末社のこの社は出雲北山で最も険しい場所に鎮座されている）参道から入山します。
やがてすぐに右岸から離れて斜面を登って、天平古道に出ます。
北方向へ天平古道を道なりに行くと左手に小屋があり、青杭／簡易道標がある地点から小屋の脇を登ります。赤道なので赤の角杭も時折あります。このあたりは矢尾津（やびつ）という地名で、昔は民家が二軒ありましたし、柿畑や石垣、墓地跡、炭焼き跡も残っています。
竹やぶ地帯を道なりに緩やかに登るとやがて右手に馬の背への簡易道標があります。写真54地点から実測337m地点になります。ここが馬ノ背アルペンコースの登山口になります。赤道はこの地点で終わります。
馬ノ背方向ではなく、ここから道なりに行くと実測23m地点に青杭の石積みと簡易道標がありますので、更に上部に向かって進みます。やがて涸れた小沢の左岸付近を登って行くと次第に岩石っぽい道筋になり、分岐点に着きます。さっきの青杭石積みから実測86m地点です。
この分岐を涸れ小沢に沿って真っ直ぐ（左岸、右岸、沢中など）登るのが三歳社の正参道になりますが、行者コースの登山口は分岐から左折してこの涸れ小沢（通称：三歳谷）をわたって実測23m地点にあります。この行者コース取り付き分岐へは山頂の御山神社正参道の下部（青杭、簡易道標あり）からも道筋が通じています。
行者尾根の末端は通称：行者岩になっていて登れないので、左側から回り込んで尾根に取り付き、やがて岩稜上に出ます。すぐに分岐があり、先程の三歳社正参道中程への分岐になっています。取り付き分岐から実測144m地点です。
ここからがメインの岩稜歩きになり実測198m登ると再び分岐点に着きます。この道筋は三歳社の裏参道としての意味合いもあって、比較的楽に実測158mで三歳社寸前横のケヤキの大木のある分岐に通じていますので是非往復してください。
更に実測100m尾根なりに登ると、一旦御山神社正参道に合流します。実測13.5m登った地点が写真63（地蔵が写っている）の場所になります。正参道はトラバースして行きます（そのまま正参道を実測113m行けば馬ノ背アルペンコースの下降分岐です）が、そのまま尾根なりに登ります。上部の眺望の良い地点が札場という場所で、写真50の向かって左側のピーク付近（右側のピークが馬ノ背、挟まれた谷が三歳谷、左下方のハゲがゴーロ）になる訳です。すぐにピークを越えると再び正参道に合流し、行者コースが終わります。
��の質問ですが、由緒ある阿須伎（あずき）神社の鎮座される谷が阿式（あじき）谷です。ちなみに樽戸峠は樽戸谷上部ではなく、阿式谷の上部にあるので不思議ですが、sappan様が下ってこられた林道はずっと昔は無くて、樽戸峠へのメインの上り口は山を隔てた東側の樽戸谷からであったという理由があります。
弥山山頂に鎮座される御山（みせん）神社は阿須伎神社によって管理（境内に御山神社遥拝社もあります）されていますが、近年は不法に他宗教団体によって勝手に占拠されており、問題になっています。
よって、このたび歩かれました阿須伎神社からの道筋が御山神社正参道になっています。道筋途中4箇所（山頂のものを含めると5箇所）に地蔵様が鎮座されていますが、気づかれたでしょうか？
言い伝えによると、うんと昔は正参道が写真63地点から現在のようにトラバースせず、行者コース上部を登るのが旧道であったらしく、札場という地名が残っています。
�△亮遡笋麓＿鵑砲董�
＞天空人さん
いろいろありがとうございます。弥山の南部は滝の宝庫なんですね。滝好きなものでまたこちらも訪問させていただきたいです。おそらく登山道はない沢歩きになると思うので、それなりの装備をしていきます^^
質問にこたえていただきありがとうございます。あそこから鼻突峠にいくんですね。鼻突峠登山口ですか。三歳社付近はやはり一番険しいんですね。そうきいたらいかない手はないですね。
この辺の道もいろいろな変遷を経て今にいたるんですね。今度はもうちょっと見識を深めてから登らせてもらおうと思います。
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