妙高山(外輪山南斜面2000m地点まで)
- GPS
- 02:44
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 169m
- 下り
- 807m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 2:53
12:36 南斜面2000m -> シールのまま下り(遅れていた同行D君の様子を見に行った)
12:46-13:03 南斜面1958m -> スキー滑降
13:45 南斜面1470m -> 下りラッセル(傾斜が緩く、新雪が多すぎてまったく滑れず)
14:34-14:55 林道合流地点 -> 林道上をスキー滑降(同様に緩斜面だが、トレースがあって滑走できた)
15:06 パノラマゲレンデ合流 -> ゲレンデ滑降(コースタイム外)
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゴンドラ \1000 三田原第3高速リフト \500 杉ノ原第1ロマンスリフト \300(下山後駐車場まで戻るのに使用) |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12)/Voile:Switchback X2/Scarpa: T2('05)
|
---|
感想
[b]■総括[/b]
お馴染みの妙高三田原山(正確には外輪山2300点)ですが、シールトラブルがあり、外輪山まで登らずに途中から滑り降りることになりました。
降雪後に最初に滑ることになったためファーストトラックのフカフカのパウダーを堪能できましたが、その一方で、下部の緩斜面は下りラッセルで苦労することになりました。ドカ雪後にこのコースを最初に滑る場合はその覚悟がいることはわかっていたのですが、思った以上にしんどかったです。
[b]■記録[/b]
12:13 1852m 三田原第3高速リフトトップ。3連休初日&チェーン規制による高速道路渋滞でこんな時間になってしまった。
昨日からの新雪は+50cmほど。このところ毎日のように降っているのでトレースのないところはさらに深い。スタートが遅いこともあってすでに十分なトレースがついており、ありがたく使わせてもらう。
ゲレンデ西側の谷を越え、2000mまで登ったところで同行のD君を待つが、なかなかやってこない。探しに戻ってみると、板をザックに付けているところだった。シールが剥がれたようだ。
聞くと、シールのテールストラップが千切れてそこから雪が入り、その後まったく貼りつかなくなったとのこと。例によってゲッコのシール、昨年の私とまったく同じ現象だ。
D君は板を担いでツボ足で登ろうと試みているが、この雪ではまず無理だろう。案の定、一歩踏み出したところで胸まで埋まってもがいている。幸い谷は越えているので、ここから下ってもいつものコースに合流できる。上まで登るのはあきらめ、ここから滑りましょう。
13:03 1957m 滑降開始。まずはいつものコースに出るべく、西側にトラバース気味に滑る。この辺りは滑りやすいダケカンバの疎林帯で、真下に思いっきり滑れないのはちょっと残念なところ。
針葉樹林帯に入ったところで本来のコースに合流。ここからは普通に真下に滑っていける。木は濃いが、この雪であれば自在に板をコントロールできるのでとても楽しい。
やがて針葉樹林帯を抜け、ブナの疎林帯へ。斜度は緩くなり、3月くらいだと腐れ雪で滑りにくいことも多いのだが、今日のようなコンディションだと実に快適。これまでこの山では何度もいい思いをさせてもらったが、この斜面に関しては今日が一番面白い。
13:45 1470m ここからほとんど傾斜のない平原。雪の落ち着いた時期でさえ先行者のトレースがないと板が滑らず苦労するところなのに、今日はトレースがない上にこの新雪の量。
案の定、まったく滑らずにひたすら下りラッセルが続く。滑る前から懸念はしていたが、それを遙かに上回る苦労を強いられる。
14:34 1334m 林道合流。この先も傾斜はあまりなく、下りラッセルは必至。
と、ちょうどそこに15名ほどの集団が笹ヶ峰のほうからやってくる。我々よりだいぶ右で林道に出たようだ。卑怯な気もしたが、まだ飯を食っておらずシャリバテ気味だったため我々はここで休憩。その間、立派なトレースを作ってくれる。
あとはトレースに乗ってまさにジェットコースター。先行パーティーに追いついたのはちょうどゲレンデ合流地点で、ラッセルに参加することなくトレースだけ利用させてもらうことになってしまった。
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