京都−八科峠（桃山）−宇治（妄想源氏物語・薫の旅）

2014年12月02日(火) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 21.1km
• 登り: 216m
• 下り: 221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 2:20
• 合計: 6:10

10:00 スタート地点京都市営五条駅
10:10 10:40 渉成園
11:00 11:00 京都駅
11:40 11:40 城南宮
12:10 12:10 八科峠
12:40 12:40 黄檗
13:20 13:50 宇治橋
14:00 14:10 宇治神社
14:30 14:40 仏徳山（大吉山）
14:50 15:20 源氏物語ミュージアム
15:30 16:00 平等院
16:10 ゴール地点京成宇治駅

天候

晴れ8℃前後　西の風4−6m/s

アクセス

利用交通機関：

電車

10：00ころ　京都市営地下鉄五条駅下車

14：45-17：15　宇治観光のあと京成宇治駅へ

コース状況／危険箇所等

京都−（竹田街道）−八科峠−宇治神社　すべて舗装路
大吉山　未舗装路あり、頂上付近階段。

その他周辺情報

墨染から峠−六地蔵まで道が狭い。
六地蔵から宇治までは歩道が不整備で狭い。
補給は問題ない。

大吉山頂上付近展望台に水場、トイレあり。

写真

12/2 9:54

9：54　源氏物語の主人公光源氏のモデルだった人物源融（みなもとのとおる）の御殿（河原院塩釜）があったあたり。本覚寺の前に説明版がある。

12/2 10:11

10：11　渉成園（東本願寺）は源融の庭を模していると言われる

12/2 10:35

10：35　源融の供養塔

12/2 10:35

隣にいた大きな鳥（あおさぎ）。渉成園を10:45に再出発。

12/2 11:01

11：01　京都駅

12/2 11:08

11：08　竹田街道札辻

12/2 11:13

11：13　勧進橋で賀茂川を渡る

12/2 11:36

11：36　城南宮参詣道のところで墨染通りに入る

12/2 11:40

11：40　大きな料亭の前に「近藤勇受難の地」怪我はしたけど命は大丈夫だったようです。

12/2 11:44

11：44　上り坂が始まっています。

12/2 11:45

11：45　墨染橋。疎水（琵琶湖疏水？）を渡ります。渡ると大和街道と交わります。

12/2 12:01

12：01　峠付近に御香宮社（通称　古御香宮ふるごこう）近くに桓武天皇陵参考地

12/2 12:06

峠付近の様子

12/2 12:06

12：06　伏見城武家地黒田長政下屋敷参考地。住んだかどうかは不明。

12/2 12:08

12：08　八科峠碑　右　京みち　左　六ぢぞう

12/2 12:09

逢坂山のものであるらしい車石のモニュメント。牛車が通ってすり減って線路化した石。八科峠にも敷かれていたということか。

12/2 12:09

峠付近の様子。標高95mくらい。

12/2 12:13

宇治の方を見る

12/2 12:19

12：19　下山した。道は細くなりながら直進して、京都外環状線に合流する

12/2 12:22

12：22　山科川を渡り六地蔵に入る

12/2 12:31

12：31　小幡橋を渡る。この後宇治まで源氏物語中「小幡山」という場所を通る。黄檗山満福寺のあたりか。

12/2 12:39

宇治茶で有名。茶畑があった。

12/2 12:41

マンホールは宇治橋

12/2 12:47

12：47　黄檗で満福寺門前を通ってみる

12/2 12:49

12：49　禅宗の一つ黄檗宗（の総本山）満福寺

12/2 12:52

12：52　満福寺門前のはずれに道標。道の向きが分かりにくく、多分間違えた。「右　宇治みち」「？　？？みむろ」うらに「すぐ　おうばく　？だいご」

12/2 13:11

13：11　宇治が近くなって、源氏物語古跡のモニュメントが出てくる。ここは手習の古跡

12/2 13:32

13：15−13：45　温そば（茶そば）623円　お茶の佃煮つき。温まりました。塩分水分も補給。

12/2 13:51

13：51　宇治橋到着。日本三古橋の一つ。（瀬田の唐橋、山崎橋）

12/2 13:52

13：52　宇治橋東詰めの南側に古い宇治橋の三の間が。マンホールのモデル。

12/2 13:54

13：54　宇治神社に向かう道の入り口の道標。「右　なら」「左みむろ　おうばく　右　恵林院　こう聖寺」「すぐ　京　大津」かな

12/2 13:59

13：59

12/2 14:01

14：01　宇治神社拝殿。皇位継承争いで自殺した菟道稚郎子（うじのいらつこ）を祀る。源氏物語では争いを嫌って出家しようとした八の宮（光源氏の弟）の住まいがあるとされる。今回の目的地。

12/2 14:04

宇治神社の本殿。屋根が古風。おみくじが「見返りうさぎ」の形でかわいい。

12/2 14:05

宇治神社の奥に「むちんばし」を見つけた。どこの橋のことだろう。興聖寺に行く橋かな。

12/2 14:11

14：11　宇治上神社（宇治神社と対をなす）

12/2 14:14

宇治上神社拝殿。大吉山へはこの神社の近くを通ります。

12/2 14:27

14：27　大吉山の展望台から。中央木立の中に平等院がある。

12/2 14:32

14：32　大吉山（121mたぶん）の三角点。

12/2 14:34

山頂の看板。このあと14：45-16：00　源氏物語ミュージアムへ

12/2 16:17

16：17　平等院鳳凰堂

12/2 16:18

夕焼けでぎりぎりの撮影。17：15　京阪宇治駅で上がり。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

装備

個人装備

18Lﾘｭｯｸ(1) ウエストポーチ DSゲルフジ タイツ山パン 帽子 手袋(1） ファイントラックとヒートテック ウィンドブレーカー パワーリキッド 梅など 塩入お茶500ml(1) カメラ(1) 傘(1) 着替え(4) バンダナ(1) 洗面 暇つぶし本 手帳

感想

KAKEKO

源氏物語宇治十帖の旅。京都五条の河原院跡あたりから宇治神社まで。竹田街道を利用したが、源氏物語ミュージアムでは大和街道を利用したらしい展示だったのでそのうちやり直してみようと思う。やや風はあったが、道中はあまり感じなかった。墨染から六地蔵までの八科峠（標高95m）がよかった。道は狭かったので大勢では難しそう。八科峠は京都トレイルのコースでもある。道行き部分は15kmくらい。

待ち合わせまで50分ほどあったのでそばの山の大吉山（仏徳山とも。標高121m）に登ってみた。ゆるい九十九折りの道を10回くらい曲がっていくと最後は階段で頂上へ（三角点あり。展望なし）。宇治上神社から片道1.2km位だから頑張れば20分くらいで行ってこれる。階段の手前に展望台と水飲み場とトイレがある。地元の方や旅行者がパラパラと登山（ハイキング）していた。

今回は平安の旅だけど、八科峠は伏見城東詰に近く、黒田長政下屋敷跡参考地があったり、桓武天皇陵参考地があったり、歴史の幅のあるところだった。頭がついていかない（^^）

もちろん平等院も見た。日没でシルエットになりかけていた。

いいお天気でよかった。ちょっと寒かったけど走るには快適！

平安時代は貴族は馬か牛車で移動していたようです。巨椋池（大池おほいけなど）は明治までは巨大な遊水地で、道としては平安時代は墨染通りなどで迂回していたようです。