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Yamareco

記録ID: 558174
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

北蔵王 ハマグリ様(関沢IC~八丁平~笹谷峠~ハマグリ山)

2014年12月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
8.2km
登り
623m
下り
624m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:31
合計
6:16
9:43
139
関沢IC(冬期閉鎖ゲート)
12:02
102
13:44
17
14:01
14:28
53
ハマグリ山(山頂表示板)
15:21
15:25
34
笹谷峠
15:59
関沢IC(冬期閉鎖ゲート)
天候 雪のち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山形自動車道 関沢ICを降り右折。
笹谷峠方面へ向かった先の冬期閉鎖ゲート前に駐車場有り。
除雪されており、10台位は駐車可。
冬でも入山者は多く、快晴の週末は駐車できなくなるかもしれないので
早めの出発を推奨。
コース状況/
危険箇所等
●関沢ICゲート前〜八丁平(鉄塔コース)
 笹谷峠への登りで利用。
 鉄塔管理用の道であり登山道ではないが、冬期にカケスガ峰や雁戸山を目指す際の
 登山道として利用価値が高い。
 沢の渡渉後は道が不明瞭になり、地形を読みながら進むので初見では苦労するかも。
 鉄塔が並ぶ丘の上まで到達すれば、あとは鉄塔を辿って行けばいいので
 ルートファインディングは楽になるが、そこまでが大変。
 トレースがある場合は少なく、大抵はラッセルになる。
 今回はワカンで脛〜膝位までの雪量。

●八丁平〜笹谷峠〜ハマグリ山
 笹谷峠から続く広い斜面を登りハマグリ山を目指す。
 積雪期であれば直登が定番だが、現時点ではまだ灌木が埋まり切っていない為、
 登山道を利用した。
 登山道は斜面上をジグを切るように続いているが、雪が深くなると雪崩を
 誘発するかもしれないので、灌木が埋まったら直登に切り替えた方が良いだろう。
 標高1100mピークまで登り切れば北蔵王縦走路の稜線上となり、強風域になる。
 稜線上に背の高い木は無く、風を凌げる場所は少ない為、凍傷に注意。
 稜線上の雪は強風の影響でクラストし、歩きやすくなる場合が多いのだが・・・
 今回はクラストしておらず、ハマグリ山まではラッセルになった。
 今はまだ雪庇が目立たないが、積雪期の佳境に入ると東側には巨大な雪庇が発達するので
 踏み抜き注意。

●笹谷峠〜関沢ICゲート前(笹谷旧道)
 笹谷峠からの下山で利用。
 九十九折の国道286号をショートカットするように登山道が続く。
 冬期に笹谷峠を目指す際のメインルートとして利用されており、
 週末であれば大抵トレースがあるので初心者にもオススメ。
 雪は深いが、よく踏み固められたトレースがあったので楽に下山出来た。
国道286号の冬期閉鎖ゲート。
ここから出発。
2014年12月07日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/7 9:44
国道286号の冬期閉鎖ゲート。
ここから出発。
ゲートから少し進んだ先で道は二つに分かれる。
左が笹谷旧道方面のメインルートだが、今回は右へ進む。
2014年12月07日 09:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 9:51
ゲートから少し進んだ先で道は二つに分かれる。
左が笹谷旧道方面のメインルートだが、今回は右へ進む。
進んだ先にて山道に入る。
登山道では無く、東北電力の管理用の道らしい。
山と高原地図には記載されてないが、地形図には載ってる。
2014年12月07日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/7 9:53
進んだ先にて山道に入る。
登山道では無く、東北電力の管理用の道らしい。
山と高原地図には記載されてないが、地形図には載ってる。
道は沢沿いに続く。
古いトレースが残っていた。
2014年12月07日 09:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 9:56
道は沢沿いに続く。
古いトレースが残っていた。
道の下は沢。
落ちないように。
2014年12月07日 09:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 9:58
道の下は沢。
落ちないように。
沢を渡る。
2014年12月07日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 10:00
沢を渡る。
トレースが消えた。
2014年12月07日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 10:11
トレースが消えた。
方向を確認しながら進む。
トレースが無いと、この辺が面倒。
2014年12月07日 10:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 10:19
方向を確認しながら進む。
トレースが無いと、この辺が面倒。
鉄塔の丘に出た。
2014年12月07日 10:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 10:32
鉄塔の丘に出た。
鉄塔を目印に進む。
2014年12月07日 10:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 10:35
鉄塔を目印に進む。
立派な鉄塔だ。
スタンド使いが住んでるかもしれない。
2014年12月07日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/7 10:52
立派な鉄塔だ。
スタンド使いが住んでるかもしれない。
道には灌木が張り出している。
時々、ビンタされる。
気温が低いので、すごく痛いっす><
2014年12月07日 11:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/7 11:07
道には灌木が張り出している。
時々、ビンタされる。
気温が低いので、すごく痛いっす><
八丁平に到着。
2014年12月07日 11:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 11:20
八丁平に到着。
八丁平からカケスガ峰方面を眺める。
見えねぇ…
2014年12月07日 11:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 11:25
八丁平からカケスガ峰方面を眺める。
見えねぇ…
これから進む方向、神室岳方面を眺める。
こちらも眺望は良くない。
2014年12月07日 11:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 11:25
これから進む方向、神室岳方面を眺める。
こちらも眺望は良くない。
山工高避難小屋。
小屋の入口は雪かきされていた。
2014年12月07日 11:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 11:29
山工高避難小屋。
小屋の入口は雪かきされていた。
雪を掘って積雪量調査。
1m位は積雪があった。
2014年12月07日 11:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/7 11:37
雪を掘って積雪量調査。
1m位は積雪があった。
山工高避難小屋を後にし、笹谷峠に到着。
2014年12月07日 11:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 11:59
山工高避難小屋を後にし、笹谷峠に到着。
笹谷峠から、山形方面を眺める。
平野部は晴れてるようだ。
2014年12月07日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 12:00
笹谷峠から、山形方面を眺める。
平野部は晴れてるようだ。
ハマグリ山へ向かう。
適当な場所から斜面に取り付く。
2014年12月07日 12:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 12:14
ハマグリ山へ向かう。
適当な場所から斜面に取り付く。
まだ灌木が埋まりきっていないので、今回は登山道利用で登った。
2014年12月07日 12:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 12:19
まだ灌木が埋まりきっていないので、今回は登山道利用で登った。
登山道から笹谷峠を眺める。
2014年12月07日 12:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/7 12:26
登山道から笹谷峠を眺める。
青空が見える。
天気は回復傾向のようだ。
2014年12月07日 12:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 12:45
青空が見える。
天気は回復傾向のようだ。
山形市、拡大
右奥に一際高く見えるビルがあるけど、あれって何だろ?
2014年12月07日 12:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 12:45
山形市、拡大
右奥に一際高く見えるビルがあるけど、あれって何だろ?
稜線に出る手前。
正面に見えるのが、今回一番の急登。
雪が深く、通過に苦労した。
2014年12月07日 13:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 13:10
稜線に出る手前。
正面に見えるのが、今回一番の急登。
雪が深く、通過に苦労した。
腰まで埋まる雪量・・・
両手で切り崩しながら登った。
2014年12月07日 13:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 13:16
腰まで埋まる雪量・・・
両手で切り崩しながら登った。
稜線上に到達。
ここからは風が強まる。
2014年12月07日 13:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 13:20
稜線上に到達。
ここからは風が強まる。
地図上ではハマグリ山と表記される山。
だが、山頂表示板は、あの山を越えた先のピークに付けられている。
見た目では、この山がハマグリっぽいけどね。
2014年12月07日 13:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/7 13:21
地図上ではハマグリ山と表記される山。
だが、山頂表示板は、あの山を越えた先のピークに付けられている。
見た目では、この山がハマグリっぽいけどね。
稜線上でも雪が深い。
相変わらずラッセルが続く。
雪は重く、辛いラッセルが続いた。
2014年12月07日 13:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/7 13:38
稜線上でも雪が深い。
相変わらずラッセルが続く。
雪は重く、辛いラッセルが続いた。
地図上でのハマグリ山頂上。
毎年、ここには巨大な雪庇が出来る。
まだ出来てはいないが、ここの雪庇はなかなかの見物。
2014年12月07日 13:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 13:43
地図上でのハマグリ山頂上。
毎年、ここには巨大な雪庇が出来る。
まだ出来てはいないが、ここの雪庇はなかなかの見物。
真のハマグリ山が見えてきた。
2014年12月07日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 13:50
真のハマグリ山が見えてきた。
このピークの上に山頂表示板が設置されているので、自分はこれが真のハマグリ山だと思っている。
2014年12月07日 13:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 13:53
このピークの上に山頂表示板が設置されているので、自分はこれが真のハマグリ山だと思っている。
山頂への最後の登り。
ナイフリッジみたいになってるけど、傾斜は緩いので危険は無い。
2014年12月07日 13:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/7 13:54
山頂への最後の登り。
ナイフリッジみたいになってるけど、傾斜は緩いので危険は無い。
ハマグリ山にようやく到着。
とりあえず土下座しておいた。
以前は貝殻で出来た看板が付けられてたけど、今回は見当たらなかった。
風で飛ばされたのだろうか?
2014年12月07日 14:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
12/7 14:01
ハマグリ山にようやく到着。
とりあえず土下座しておいた。
以前は貝殻で出来た看板が付けられてたけど、今回は見当たらなかった。
風で飛ばされたのだろうか?
ハマグリ山の東側。
風を凌げそうな平地がある。
ここなら安全に幕営できそう。
2014年12月07日 14:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 14:02
ハマグリ山の東側。
風を凌げそうな平地がある。
ここなら安全に幕営できそう。
ハマグリ山から、歩いてきた道を眺める。
2014年12月07日 14:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 14:02
ハマグリ山から、歩いてきた道を眺める。
ハマグリ山を後にし、下山する。
2014年12月07日 14:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 14:05
ハマグリ山を後にし、下山する。
登りのトレースを辿る。
2014年12月07日 14:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/7 14:07
登りのトレースを辿る。
風紋が出来ている。
2014年12月07日 14:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 14:11
風紋が出来ている。
地図上のハマグリ山東面。
この斜面、残雪期の頃には雪崩の跡をよく見かける。
2014年12月07日 14:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 14:13
地図上のハマグリ山東面。
この斜面、残雪期の頃には雪崩の跡をよく見かける。
宮城方面の眺め。
山形自動車道が見える。
2014年12月07日 14:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/7 14:16
宮城方面の眺め。
山形自動車道が見える。
なかなか美しい斜面だ。
トレース付けてごめんなさい。
2014年12月07日 14:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/7 14:40
なかなか美しい斜面だ。
トレース付けてごめんなさい。
急斜面を下る。
登りは苦労したが、下りは楽なもの。
2014年12月07日 14:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/7 14:47
急斜面を下る。
登りは苦労したが、下りは楽なもの。
だんだん天気が良くなってきた。
2014年12月07日 14:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/7 14:50
だんだん天気が良くなってきた。
笹谷峠に日が射した。
2014年12月07日 14:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/7 14:50
笹谷峠に日が射した。
雲に光が反射し、太陽の周りに円が出来てる。
2014年12月07日 14:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 14:56
雲に光が反射し、太陽の周りに円が出来てる。
真っ白な木々。
2014年12月07日 15:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/7 15:09
真っ白な木々。
日が射すと見栄えする。
2014年12月07日 15:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 15:10
日が射すと見栄えする。
笹谷峠まで、あと少し。
最後はショートカット。
2014年12月07日 15:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 15:13
笹谷峠まで、あと少し。
最後はショートカット。
笹谷峠に戻ってきた。
2014年12月07日 15:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 15:21
笹谷峠に戻ってきた。
駐車場の風紋
2014年12月07日 15:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 15:22
駐車場の風紋
山の上にも青空が広がる。
2014年12月07日 15:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/7 15:25
山の上にも青空が広がる。
斎藤茂吉の歌碑と記念撮影
2014年12月07日 15:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/7 15:25
斎藤茂吉の歌碑と記念撮影
笹谷峠を後にし、下界へ帰る。
2014年12月07日 15:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/7 15:26
笹谷峠を後にし、下界へ帰る。
下山は笹谷旧道を利用。
よく踏み固められたトレースが残っており、楽に下山出来た。
2014年12月07日 15:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 15:27
下山は笹谷旧道を利用。
よく踏み固められたトレースが残っており、楽に下山出来た。
参考までに、笹谷街道の積雪状況。
ワカンを履いて膝下位。
トレース外を歩くのはキツイ。
2014年12月07日 15:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 15:34
参考までに、笹谷街道の積雪状況。
ワカンを履いて膝下位。
トレース外を歩くのはキツイ。
ハマグリ山へ続く稜線。
さっきまであの山の上に居た。
2014年12月07日 15:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
12/7 15:36
ハマグリ山へ続く稜線。
さっきまであの山の上に居た。
笹谷旧道入口まで下山。
2014年12月07日 15:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 15:45
笹谷旧道入口まで下山。
ゲート前まで下山。
日が暮れてきた。
2014年12月07日 15:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/7 15:56
ゲート前まで下山。
日が暮れてきた。
駐車場に到着。
もう私の車しか残っていなかった。
2014年12月07日 16:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/7 16:09
駐車場に到着。
もう私の車しか残っていなかった。
おまけで仙台神室岳
(2013年2月26日撮影)
神室四天王、最強のピーク。
果たして、今季登頂出来るだろうか?
2013年02月26日 16:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
2/26 16:19
おまけで仙台神室岳
(2013年2月26日撮影)
神室四天王、最強のピーク。
果たして、今季登頂出来るだろうか?

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え ザック アイゼン ワカン ピッケル スコップ 行動食 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール ゴーグル

感想

昨日の南蔵王に続き、今日は北蔵王を訪れた。
笹谷峠を経由してハマグリ山まで行く計画で自宅を出るが、昨日に続き今日も真冬日。
朝方の天気は悪そうなので、少し出発を遅らせた。
午後には天気が回復しそうなので、それに合わせて登頂しようと考えた。
日も短い今の時期、あまり遅い時間の出発は控えるべきかもしれない。
だが、ハマグリ山は、神室四天王(※)の中でも最弱のピーク。
(※神室四天王:ハマグリ山、トンガリ山、山形神室岳、仙台神室岳)
遅出でも余裕で登頂出来ると考えていた。

12時過ぎに笹谷峠に到着、ハマグリ山へ登り始める。
ハマグリ山までの道は稜線に出るまでのラッセルが辛いが、
それ以降であれば強風域となり、雪は飛ばされる。
そして、雪は硬くクラストするのでラッセルの負荷無く登頂出来るはず。
そう安易に考えていたのだが・・・予想は大きく裏切られた。
稜線上に出ても、雪は全くクラストしていない。
相変わらず深い雪のラッセルが続き、楽にはならなかった。
稜線上の風は強く、これだけ風が強ければ雪は飛ばされラッセルの労力は減るはずだが・・・
むしろ雪は重くなり、ラッセルが更に辛くなったように感じる。
これはおかしい。
もしや・・・
ハマグリ山の怒りに触れてしまったのだろうか?
四天王最弱のピーク、なんて言ってしまったので、本気にさせてしまったか。

“稜線に出ればラッセルから解放される、とでも思っていたのか?”
そんなハマグリ山の嘲笑が聞こえてくるようである。
ここは謝った方が良さそうだ。
調子に乗ってごめんなさい。
お願いですからラッセルから解放して下さい。



心の中で念じつつ山頂へと向かうが、ハマグリ様の怒りは静まらず。
結局、山頂までラッセルが続く事となった。

なんとか山頂には辿りついたが、疲労困憊で山頂にてぶっ倒れる。
そしてそのまま、ハマグリ様の看板に土下座する。
最弱、なんて言ってすみませんでした・・・m(_ _)m
なんとも滑稽な姿であるが、ハマグリ様は謝罪を受け入れてくれたようだ。
曇りがちだった山の天気に青空が見え始め、日差しが差し込む回数も増えてきた。
どうやら機嫌が治ったようである。
登りの時は暗く見えた山の景色も、日差しが差し込み輝いて見え、
時々その光景に目を奪われながら下山する。
だが・・・
一番見たかった雁戸山には相変わらず雲が張り付いており、その山容は見えてこない。
ここまで晴天を見せてくれるなら、雁戸山も見せて頂きたいものである。
ハマグリ様も、気が効かない。

・・・おっと、そんな事を言ってるとまた怒られる。
ハマグリ様の機嫌が良いうちに、下山する事にしよう。
幸い、そのつぶやきはハマグリ様には聞こえなかったようで、
関沢ICに下山するまで快晴は続いた。

ハマグリ様、ありがとうございました。

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コメント

午後の青空
山形県民ながら、そういえば蔵王のことはよく知らないな…と思いました。
いつかきちんと歩きたいと思いつつ、北蔵王もろくろく歩いたことがない。
こちらハマグリ山は、昨年大雨警報(庄内地方で)の時に来ています。
確か山頂表示にハマグリをペタペタ貼っていたよなーあれは笑えるなーと思ってみてました。
ホント…ないですね。ハマグリのプレート。残念です。

積雪の中自分に歩けるか?と言われたら(たとえ最弱であっても)真似できないと思うのですが、なかなかいい感じの山ですね~
午後の青空もとてもうらやましい限りです^^

自分はこのところずーーーっと風邪で、今日もどんよりしていました^^;

山形市民じゃないですが、山形市の高いビルと言ったら、昔は県庁今は霞城セントラルかな。詳しい方のコメント来ないかな〜(←無責任発言)
2014/12/8 0:07
kimberliteさん、こんばんは
ハマグリ山の看板、なかなか味のある看板ですね。
手作り感があって好きなのですが、今回見られなかったのは残念です。
風で飛ばされたのかな、と思いましたが、
もしかしたら、風雪で傷まないように冬の間は外しているのかもしれません。
無くなってしまうのは悲しいので、私はそう思う事にします
春になって、またあの看板が復帰してくれると良いなぁ。

そういえば、霞城セントラルがありました。
以前、実家に帰省した時に山形駅近くで大きなビルを見つけて
「なんぞ、コレ?」と疑問に思った事があります。
山形で一番大きな建築物は県庁、と子供の頃から聞かされていたので、
あのビルを見た時はカルチャーショックを受けたものでした。

先週末から一気に冷え込みましたね。
山形は宮城以上に寒さが厳しいでしょうから、お体には気を付けて。
風邪の具合が一刻も早く良くなるよう、お祈り致します
2014/12/8 20:32
おつかれさまでした
はじめまして。
笹谷ゲート駐車場でお会いしました者です。
この季節のハマグリ山は大変ですね。
2月頃になると東側斜面に直登できる雪山用のトレースができるので登攀も楽になりますよ。
当日、積雪調査されている横でアンテナをあげ、小屋の中で無線をしておりました。
ちなみに、小屋の入口に写っているワカンとポールは私のものでした。
また山でお会いしましょう!
2014/12/8 11:33
RL045さん、こんばんは
はじめまして、小屋の前で穴を掘っていた不審者です(笑)
RL045さんが立てていた長いアンテナ、一体何のアンテナだろう?
と不思議に思っていたのですが、無線でしたか。
すごい長さのアンテナですね。
持参するのも立てるのも大変そうですが、あれだけ立派なアンテナであれば、
さぞ感度も良好かと思います。
ぜひ、次回お会いした際は、無線を聞かせて頂きたいです。
寒い中の作業、ご苦労様でした。

ハマグリ山、予想以上に辛く、やはり直登出来ないとあの斜面は大変ですね><
次回は、トレースのある2月辺りを狙って登りに訪れたいです。
冬の笹谷峠は大好きで、よく御邪魔させて頂いております。
またお会いする機会もあるかと思いますので、その際は宜しくお願い致します。
2014/12/8 20:34
すれ違ったかも?
はじめましてmanimaniと申します。
コメントは初めてですがいつもLuskeの山行記録楽しみにしています。

もしかして鉄塔コースの途中で休憩してる所ですれ違ってたかも!?
Luskeとわかっていたら少しお話したかった・・・残念です。

鉄塔コースは初めてだったので不安だったんですがLuskeのトレースがあったので安心して下山できることが出来ました。

また別の山でお会いできたらよろしくお願いします!

山形市内に見えるビルは山形駅の隣にある霞城セントラルですね〜
2014/12/8 19:52
manimaniさん、こんばんは
その節はどうも、八丁平の手前でお会いしましたね。
あの後はmanimaniさんのトレースを利用させて頂き、楽に笹谷峠まで抜けられました。
鉄塔コースの登りでかなり疲れていた所だったので、トレースはありがたかったです。
積雪期は蔵王周辺の山によく訪れておりますので、またお会いする機会もあるかと思います。
蔵王山中で黄色いテントを張ってる登山者が居たら、たぶん私だと思いますので御声かけて頂ければ嬉しく思います
こちらこそ、manimaniさんの記録は拝見させて頂いております。
今回、その御本人とは存じませんでしたが、次回お会いした際は、のんびり雪山談義でも致したいところであります^^b

やはり、あのビルは霞城セントラルでしたか。
あのビルの頂上からは、どのように蔵王が見えるのでしょうか。
一度、見てみたいものです。
2014/12/8 20:35
鉄塔コース
前日の6日に鉄塔コースを歩き、笹谷峠まで行きました。トレースはなくなっていましたか。私が歩いた後から吹雪いてきましたから。鉄塔からは鉄塔を辿って行けばよかったのですね。迷ってしまいました。2本の鉄塔が平行に走っていて稜線を辿ろうとしたら雪の深みに嵌ってしまいました。それはそれで楽しかったですが。
2014/12/8 21:07
HITOIKIさん、こんばんは
なんと、トレースの主はHITOIKIさんでしたか@@
6日の夜は、結構な量の雪が降ったようですね。
沢の渡渉点まではトレースが残ってましたが、そこから少し進んだ先で、
トレースは消えてしまってました。

HITOIKIさんが迷った箇所、なんとなく見当付きます。
2本の鉄塔が平行に走っていて、どちらに進むか迷う箇所があるんですよね。
ぱっと見ただけでは、殆どの人が稜線方向へ進んでしまうと思われます。
ですが、よく見れば進むべき鉄塔の方向へピンクリボンが見つかります。
小さいリボンなので良く見ないと見落としがちですが、
そこさえ間違わなければ、あとは鉄塔を辿って迷わず八丁平へ出られると思います。
2014/12/8 21:26
ゲスト
るすけさん こんばんわ
山形のビル、自分でも知ってましたよ
神室って四天王で形成されていたんですね。
勉強不足でした。相方が仙台なのでこれからそちらにお邪魔することは多くなりそうです
自分もハマグリ様にお供えでもしてご機嫌で四天王のお顔をみれるといいなぁ
やはり東北は雪のレベルも違いますね、雪崩に対する警戒の必要性も全然違う気がしました。総じてハイレベルですね
2014/12/8 22:43
metaさん、こんばんは
ぇ、関東にお住まいのmetaさんも知ってるのですか@@
山形県出身の小生、お恥ずかしいかぎりです。。。
山ばかりでなく、少しは町観光もすべきですね

相方さんは仙台出身の方なのかな?
仙台でしたら、今回レコの笹谷峠に近いし、冬でも人気の泉ヶ岳もあります。
冬山を楽しむには良い都市だと思います。
仙台を訪れたら、ぜひ周辺の山へ訪れてみてください。

四天王、とは私が勝手に呼んでるだけで、正式な呼び名ではありません^^;
ハマグリ山から仙台神室岳までには4つのピーク越えがありますが、
進むにつれて次第にピークが手強くなってくるので、漫画等で良く目にする
四天王みたいだな、と思って勝手に呼んでおります(笑)
やはり、その中でも最強は最後に控える仙台神室岳。
長い急登が続きますので大変ですが、登頂した後の爽快感は最高です
2014/12/9 21:24
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