尾瀬ヶ原 トガクシショウマに会いたくて

2023年05月30日(火) 〜 2023年05月31日(水)

• GPS: 27:00
• 距離: 31.0km
• 登り: 521m
• 下り: 524m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 3:50

13:00 鳩待峠
14:10 14:30 尾瀬ロッジ
14:30 14:30 山ノ鼻
15:00 15:00 上ノ大堀川橋
15:30 15:30 牛首分岐
16:00 16:00 上ノ大堀川橋
16:00 16:30 尾瀬植物研究見本園
16:50 尾瀬ロッジ

2日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:40

6:00 尾瀬ロッジ
6:30 6:30 上ノ大堀川橋
6:50 7:00 牛首分岐
7:50 8:10 竜宮十字路
8:30 8:40 龍宮小屋
9:20 9:30 弥四郎小屋
9:30 9:30 見晴
9:30 9:30 尾瀬小屋
10:30 10:10 東電分岐
10:30 10:30 温泉小屋
10:40 10:40 元湯山荘
10:50 10:50 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
10:50 10:50 兎田代上分岐
11:50 12:00 兎田代下分岐
12:30 12:30 三条ノ滝展望台分岐
12:50 12:50 三条ノ滝
12:50 13:00 三条ノ滝展望台
13:00 13:00 三条ノ滝
13:20 13:20 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
13:30 13:30 元湯山荘
13:30 13:30 温泉小屋
13:30 13:30 東電分岐
13:30 13:30 東電尾瀬橋
14:00 14:00 東電小屋
14:00 14:00 ヨシッ堀田代
14:30 14:30 ヨッピ吊橋
14:30 14:30 東電下の大堀橋
15:00 15:00 牛首分岐
15:00 15:00 上ノ大堀川橋
15:20 15:20 尾瀬ロッジ
15:20 15:20 至仏山荘
16:20 16:20 鳩待峠
16:20 ゴール地点

トガクシソウ（戸隠草、学名：Ranzania japonica ）は、メギ科トガクシソウ属の多年草。別名、トガクシショウマ（戸隠升麻）。日本特産の1属1種。長野県の戸隠山で最初に採集されたので、トガクシソウ（戸隠草）の名がある。また、日本人によって初めて学名がつけられた植物である。準絶滅危惧（NT）

天候

30日　晴、31日晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾瀬ロッジの宿泊者用駐車場10数台可（無料）。
駐車場には確認があるので無断で駐車はしないこと。

コース状況／危険箇所等

危険個所はない。クマに出会う確率は高いので注意が必要。

その他周辺情報

山小屋は鳩待山荘と元湯山荘は休止。それ以外は営業中。詳しくはＨＰを見るか、問い合わせするのが良い。

写真

鳩待峠から至仏山。まだ雪が残っている。登山制限中。

オオカメノキ

鳩待峠を出発してしばらく行くとさっそく水芭蕉の咲く
湿地が迎えてくれる。

シラネアオイ
ネットに囲まれて咲いていた。

ムラサキヤシオツツジ

ニリンソウ
多くはないが綺麗な姿を見せている。

ミドリニリンソウ。

今年初見参。

ミドリ部分はもう一輪の方にも！

これはミドリ部分が少ないね！

この子が一番可愛いかな！

これは凄い。ほとんど緑色！
四つ葉のクローバーも一つ見つけたら周りを探すといっぱいあるので同じように探したらアルアル！

オオバキスミレ

本当に葉が大きい。

栄養が行き届いてるのかな。

ルイヨウボタン

緑色の花は少ないが綺麗だ。

緑の中を歩いていると、見逃してしまいそうな花だ。

ミヤマエンレイソウ（シロバナエンレイソウ）

山の鼻に到着。至仏山がよく見える。

クマ注意の看板。

今日泊る宿。チェックインし、荷物を軽くして
夕食までの間近くを散歩。

山の鼻の宿を出ると尾瀬が原。

雄大な景色。池塘の数が半端ない。

遠くに水芭蕉の群落。その向こうには白樺林。

燧岳がはるか遠くに見える。
明日はあの山の麓まで歩くんだな。

今年の水芭蕉は茶色くなったものが多い。
4日前に霜が降りてやられてしまったらしい。

タテヤマリンドウ
大きく開いている。

日光が当たって暖かいと開き、日が差さなくなるとすぐに閉じてしまうこの花。

爽やかな色合いをしている。

リュウキンカ

丁度満開を迎えている。

木道のそばにもいっぱい咲いている。

ネットの向こうにあるブランコのようなものは何かな？

そろそろ宿に戻ろうとしてふと横を見たら、クマ発見！
小熊が草を黙々と食べている。一瞬こちらを見たが気にする様子もない。親熊がいるかもと周囲を見回したがそれらしきものは見えない。

近さは30mほどだがクマとの間には小川が流れている。しかし早々に退散することとした。

夕ご飯は陶板焼きのステーキがメインだ。

今日も良い天気。
朝食は弁当タイプ。1／3を食べて残りは昼ごはんに。
水辺の水芭蕉はよく似合う。

はるか先に燧岳。

ショウジョウバカマ

ワタスゲ

ヒメシャクナゲ

逆さ燧岳。

池塘に写る緑の山も綺麗だ。

逆さ至仏山。

人気の撮影スポット。
ミズバショウが満開だったら最高だと思うが残念！

橋と燧岳。
人気の撮影スポット。

リュウキンカとミズバショウのコラボ。

周りは池塘で覆われている。

逆さ至仏山。

逆さ燧岳と言われる場所。

牛首の交差点。

雲も綺麗だ。

ワタスゲ

人気の撮影スポットだが、水芭蕉に元気はなく残念だ！

誰でも写真が上手に見えるアングル。

こちらの竜宮も水がきれいだ。

竜宮は水が湧いているので透明だ。

竜宮。もう一方の竜宮。

水はきれいだ。

タテヤマリンドウ

今日も綺麗だ。

竜宮の手前の十字路から来た方を眺めると至仏山がよく見える。

竜宮山荘。

尾瀬ヶ原のへそのような場所にある山荘。

見晴らしの山小屋が見えてきた。

ナツトウダイ

モウセンゴケ

小さいので撮るのがたいへん。

コミヤマカタバミ

ピンクがかった花もあった。

タムシバ
終盤。

終盤。

ヤナギ（何ヤナギかな？）

ウリハダカエデ

アズマシャクナゲ

三条の滝まであと少し。

三条の滝。

タチツボスミレ

オオタチツボスミレ

ムラサキヤシロツツジ

平滑の滝

サンカヨウ

花びらを落とし始めていた。

間に合って良かった。

キヌガサソウ

ミツバオーレン

終盤。

イワナシ

ショウジョウバカマ

ヒメシャクナゲ

ミヤマスミレ

ヨッピ吊り橋

トガクシショウマ

4年ぶりの再会です。

4年前は盗掘の穴を多数発見し、尾瀬に咲くトガクシショウマの絶滅を危惧していました。

今年は盗掘防止ネットが張られていた。

元気に咲いていてくれて安心した。

この花も今年は早い開花だったようだ。

3人組の先客があったが、地元の人らしくいろいろ教えてもらった。その後は1人でゆっくり楽しむことができた。

来年も元気で咲いていてほしいな。

名残惜しいがこの場を後にした。

感想

トマトランルイ

4年ぶりに尾瀬のトガクシショウマに会ってきた。4年前はいたるところに盗掘穴があり、絶滅を危惧した。今回訪れるとネットが張ってあり、一応盗掘の危険からは回避されていることを確認した。しかし、ネットは簡単なものでまだまだ予断は許されないと感じた。鹿よけネット並みの頑丈なネットを期待したい。相手は悪賢い人間だからだ。