早池峰山-剣ヶ峰

2023年06月08日(木) [日帰り]

• GPS: 05:06
• 距離: 11.0km
• 登り: 932m
• 下り: 921m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:12

10:19 河原坊
10:47 10:49 小田越
11:14 11:15 御門口
11:46 11:48 御金蔵
12:02 12:08 天狗の滑り岩
12:15 剣ヶ峰分岐
12:18 12:19 門馬コース分岐
12:24 12:47 早池峰山頂避難小屋
12:49 門馬コース分岐
12:57 剣ヶ峰分岐
13:29 13:31 早池峰剣ヶ峰
13:59 14:02 剣ヶ峰分岐
14:05 14:08 天狗の滑り岩
14:20 14:22 御金蔵
14:49 15:07 御門口
15:07 小田越
15:31 河原坊
15:31 ゴール地点

天候

🌤

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河原坊駐車場

写真

花巻へ降下中、焼石岳を俯瞰できた

花巻空港から河原坊駐車場まで約1時間とアクセスは上々の早池峰山　ここから眺める美しい稜線に目が釘付けに👀

小田越まで約2Km車道を歩く
今日は多くの地元の方が沿道の清掃活動されていました

小田越トレイル入口

6/11〜8/6までの土日祝日シャトルバス運行表

小田越（標高1250m）から
アオモリトドマツ・コメツガの森に入る

しかし僅かの登行で森林限界を迎え驚く（約1300m）

かんらん岩、蛇紋岩の露出した急斜面の登行は東赤石山を思い出す

岩上から樹海の中にポツンと管理人さんの建物

微妙なバランスで乗っかている大岩💦
あれは自然の造形だよね

蛇紋岩のピナクルが林立

過去の周氷河現象に基ずく地形といわれる岩礫斜面と高山帯植生は3000m級稜線的なビジュアル

振り返って絶景の斜面

大迫力の核心部を見上げる
実際は画像ほど怖くなかった

名物天狗の滑り岩
ハシゴは垂直ではありません

岩場を登り詰めて岩上へ
そこはもう緩やかな山頂台地の入口だった

天国的な天上世界へ入って行く

山頂へ延びる平坦なハイマツ帯の木道

山頂直下の雪田

そしてさんちょ〜
朱色の早池峰神社奥宮が目立つ

岩と高山植物の山頂一帯

この景色を眺めながらコーヒータイム☕
青空は筋雲が占めてきた

約20人位休憩できそな避難小屋
また原則宿泊不可です

6/8 12:47

誰だか雪上で跳ねる

自分もウキウキ雪田を渡るw🕴

剣ヶ峰分岐を直進

6/8 12:47

岩頭に舞い降りたホシガラス

剣ヶ峰へ延びる稜線に入り山頂を振り返る
こちらのトレイルは人気がなくなり獣臭漂う感じ

剣の先端へ

なかなかエッジの効いた稜線だが見た目ほど険しくない
しかし厳冬期は確実にナイフでしょう

ハイマツとハクサンシャクナゲの稜線

端正な三角錐と斜面が美し過ぎる✨

さんちょ〜
祠も社も何もない山頂

山頂とはいっても早池峰山からズンズンと下って行ったという感じ

この先更に岩稜、高桧山へのトレイルが延びる（登り7時間とか）

人気ないと思っていたが剣ヶ峰分岐に戻るまでに2名とスライドした

あとは岩場を滑らないように下降します
御金蔵のハイマツ帯がこのトレイルで最も美しい区間と思った

無事に小田越到着

山頂がガスに包まれだした
何とかギリギリガスに見舞われることなく降りてこれた

大迫町ボン・ディアに寄り道
地元産の美味しいヨーグルトやソフトクリーム、チーズなど、乳製品が沢山並んでいておすすめ！
道の駅に隣接しワイナリーも近隣にあり

撮影機器：

DSC-RX10M4 SONY

感想

limited

前線の北上から逃げるように岩手へやってきた
予報は夕方まで晴れマークだったが崩れは早かった
大迫町から早池峰ダムに抜けると尖った鶏頭山山頂が青空を突くように聳えテンション↑
しかし谷を隔てた薬師岳上空は既に筋雲が懸りだしているジャマイカ！
小田越上空はまさに筋雲と青空の境界線
小田越の森から間もなく森林限界を迎えた（僅か1300m）ので山頂まで残り約600mの登行は逃げ場のない岩礫の区間なので天候次第ということになる
最悪風雨であればもはや厳しい修行を強いられる
自分はそこまでして行きたくないので途中で撤退するでしょう
幸いこの日は青空は薄くなったものの風もなくガスがかかることもなく山頂に立てたので文句なし