晴れたらいいね 扇山
- GPS
- 04:09
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 643m
- 下り
- 891m
コースタイム
天候 | 曇時折日差しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 鳥沢駅 |
写真
感想
駅前のバス停から仰ぐ空から陽が差し込んできた。
今日の天気予報は、全日、曇である。東から西へと私を乗せた電車は時刻通りに進んでいる。車窓からもぶ厚い雲が天を覆い尽くしている。そんな中でも、扇山登山口となる梨木平行きバスは登山者を次々と乗せて、満席状態で坂道を走り出した。もう少し、早い時間帯のバスはないものか、9時発、いつも思う。扇山へは梨木平〜、犬目から、浅川〜と扇山のコースはバリエーションが豊富である。中でも、梨木平からは、急登もほぼ無く緩やかな坂道を散策するようにルートを歩き続ける。水場の手前から気になったカップルがいる。少し登ると休憩を取ったカップル。再び登りはじめ最後尾の私を追い抜いていく。先頭は若い女性。休みなしに登っていくと、また若いカップルが休憩を取っている。これでは休み癖がついてしまう。大丈夫なのか。気に出したのは3度同じように追いつかれ、追い抜くを繰り返したころだ。登山道は既に九十九折の登りに入っている。沢の音が聞こえてきたが、前回のような渡渉箇所はなかった。顏を上げ先方を見遣る。尾根筋が見えてきた。300m程度の標高を2時間で登る、どこにでもある山行だ。空模様は、いつ崩れてもおかしくないぞ、と言われているような顏をしている。尾根に出た。ここでもカップルは休憩を取っていた。淡々とやり過ごし山頂に向かう。山頂はすぐそこだ。
山頂から富士山方面を眺めると、雲間から富士顏の欠片がこちらを覗いている。肉眼からははっきり見えるのだが、カメラに写せたか微妙な景色である。こんな天気でも扇山は私を富士に謁見を誘導していてくれる。嬉しい限りである。朝に買った「いろはや」の塩まんじゅうは格別美味であった。30分程度休憩し、これ以上の富士見は期待できず、ヒンヤリと風が吹き抜けた頃合いで下山することにした。カップルはまだそこにいた。下山は昨日からの雨で地面が十分に含ませ、黒光りしている。やや急坂は小刻みな踏み込みで下っていく。約2時間。登山道は所々で大雨を流し込んだあとが残っていた。3人組男性を追い抜き、休憩なしで下った。やがて舗装道に出た。車が止まっていた。ここから駅まではやや長い。路地の標識を見ながら駅へと下る。
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