奥多摩小屋テント泊（ヨモギ尾根往復）

2014年12月31日(水) 〜 2015年01月01日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.5km
• 登り: 1,621m
• 下り: 1,616m

コースタイム

行き：鴨沢西バス停10：15発→奥多摩小屋14：15頃着
帰り：奥多摩小屋10：30頃発→鴨沢西バス停13：35頃着

天候

1日目：晴れのち曇り、夜に雪、2日目：晴れのち曇りのち雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：奥多摩駅前9:30発のバスで鴨沢西まで。
帰り：鴨沢西より13:50頃発のバス（増便）で奥多摩駅まで。

コース状況／危険箇所等

ヨモギ尾根は上部に少しだけ雪がありましたが、鴨沢コースのように踏み固められていないので、登りではアイゼン不要でした。下りは水場の少し先までアイゼン付けて歩きました。

写真

今日は鴨沢西より出発です。

徒歩15分ほどで後山林道入り口。

途中の工事現場で仮設トイレが開放されています。
有難いです。

御岳山？で合ってますかね…

この道の雰囲気、すごく好きです^ ^
日当たりが良いため、ここまでほとんど雪はありませんでした。

雲取山頂が見えてくる頃、漸く雪が出始めました。

飛龍山方面の見晴らし

奥多摩小屋下の水場に到着。
細いですが、ちゃんと水が出ています。
ここで3ℓ給水。

奥多摩小屋テント場は水場から徒歩3分ほど。ここで、石尾根に合流です。

見晴らしの良い場所に設営しました。
夜は強風予報が出ていたので、石でがっちり固めておきます。

暮れなずむ頃、昼間は霞んで見えなかった富士山が、漸く姿を現しました。（分かるでしょうか？）

ヘリポートより。

夕暮れ時のテント場の様子。
初日の出目的なら雲取山荘の方が良いのですが、私は最後の夕暮れのほうが目当てだったりするので、いつも奥多摩小屋に来てしまいます。

雲が増え始めていましたが、何とか今年最後の夕日を見られました。

明けて、2015年。

テント場近くのいつもの場所で、初日の出を見ました。

今頃、雲取山頂でも沢山の人がこの景色を見つめているのでしょう。

染まる飛龍山。

再び、ヘリポートより。

朝日に照らされる山並み。

のんびりと仕度して、来た道を引き返します。快晴予報だったけれど、曇ってきました。富士山も今日は早々に店仕舞い。

今日はまだ誰もこの道を歩いていないようです。

少し下るうちに、稜線は雲に隠れてしまいました。

林道に降りる頃には、ついに雪が降り出しました。
鴨沢西バス停に着くと、臨時バスが待っていてくれて助かりました。

感想

ゲスト

恒例の奥多摩小屋テント場での年越しに行ってきました。行く年来る年を静かに過ごすのが目的なので、山頂には行きません^_^; 夜中は予報通りの強風だった上に、2日目も早々に天気が崩れ、ついには雪が降り出してしまったけれど、ヨモギ尾根のピストンだけなので気楽なもの。

本当は久しぶりに鴨沢コースから登りたかったのですが、バス停で余りにも沢山の人が降りたのを見て、終点の鴨沢西バス停からヨモギ尾根を登ることにしました。例によって人通りはなく、往路、復路ともに静かな山道を、考え事などしながら自分のペースで歩けました。

山歩きに限らず、今年もマイペースにゆっくり焦らず、自分らしい一年を送りたいものです。

コメント

namifuji

明けましておめでとうございます
人気の無い静かな雪の山道を
一人考え事しながら登り
静かに　ゆっくりと　年を越す。

読んでいるだけで　なんだか　とっても　心が癒されるレコですね。
新年早々　ちょっと感動してしまいました。

今年も　thomさんの心がほっこりするレコ　楽しみにしています！

ゲスト

あけましておめでとうございます。
namifujiさん、こんにちは。
とんでもない自分勝手レコに、勿体無いお褒めのお言葉を頂き、ありがとうございます。

天邪鬼なので、皆んなが歩くコース、皆んなが見たいと思う山頂からの初日の出などは、端から興味が無くなってしまうのです。。
このどうしようもない性格を今年こそどうにかしないと、ですね（笑）

そんなこんなですが、今年も宜しくお付き合い下さいませ。


（追伸）
いま、北陸の実家に帰省中です。
今年は近年には珍しく雪が多いようで、標高の低い実家のまわりもなかなか綺麗な雪景色です。
新幹線も開業することですし、是非一度、富山県にお越し下さいね。