蛇谷ヶ峰〜釣瓶岳〜武奈ヶ岳
- GPS
- 07:23
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,634m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
07:58 林道ゲート
08:17 望岳所(熊の鼻ヒュッテ)
08:25 林道分かれ(蛇谷ヶ峰登山口)
08:31 猪の馬場
09:08 天狗の森
09:13〜09:18 反射板のあるピーク
09:26〜09:35 蛇谷ヶ峰 901.7[m]
10:07 滝谷ノ頭(P702)
10:13 ボボフダ峠(須川峠)
10:20 アラ谷峠(P701)
10:31 ヨコタニ峠
10:53 地蔵峠
10:56〜11:00 地蔵山 789.7[m]
11:13 ササ峠
11:45 イワクタ峠北峰 923[m]
12:13 釣瓶岳 1098[m]
12:32 細川越
13:07〜13:25 武奈ヶ岳 1214.4[m]
13:53 ワサビ峠
14:01〜14:06 御殿山
14:35 P846
15:09 明王院(御殿山コース登山口)
15:17 京都バス/江若バス・坊村バス停
天候 | くもり 後 はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
暖冬の影響か!? 雪が非常に少なく、この時期に縦走が出来てしまった。(^^; 蛇谷ヶ峰、武奈ヶ岳と同じく 360度の大パノラマ。 登る価値アリ。 この暖かさでは、霧氷なんぞ何処にも無し。 蛇谷ヶ峰へは、桑ノ橋バス停から。 バス停から、R367を100mほど坊村(京都)寄りに公衆トイレがあり、駐車スペース(5〜6台)もある。 登山ポストは、熊の鼻ヒュッテ脇に設置されていた。 蛇谷ヶ峰、雪は、天狗の森〜P752 間でルートにあったが、アイゼン無しで何とかなった。 武奈ヶ岳、雪は、ササ峠〜御殿山コース冬道 間でルートに雪あり。 イワクタ峠への急登からアイゼン装着。 雪は全体的にザラメ雪で、それなりに締まっており、踏み抜くことは少なかった。 武奈ヶ岳から西南稜の下りは、気温が上がり、雪が完全にシャーベット状。 御殿山からの下り、P846辺りまではアイゼン付けていた方が下りやすかったと思う。 それより下は、雪が溶けてぬかるんでいるのでスリップに注意。 坊村に下りてから、路線バスで桑ノ橋まで戻り、クルマ回収後「くつき温泉・てんくう」で汗を流す。 くつき温泉、入浴料 \600。 アルカリ温泉でツルツルになるが、残念ながら源泉が低温なので加温、しかも掛け流しではなく循環。 |
写真
感想
1月半ばまで、比良山系もそれなりの積雪量だったようだが、ここ二週間ほどの暖かい気候でみるみるうちに溶けて非常に少なくなってしまった感じ。
実際どの程度の量なのかは、朽木/びわこバレイ 両スキー場の積雪情報(1/29の情報で、朽木:5cm、びわこバレイ:50cm)をもとに、蛇谷ヶ峰〜武奈ヶ岳の日帰り縦走が出来そうだと判断し、天気予報も良さげなので出かけることにした。
武奈ヶ岳から北上、蛇谷ヶ峰から南下、どちらにしようかと考えたが、
(1) クルマと合わせるバス便の都合が比較的マシ。
(2) 下山後、早く温泉で汗を流したい。
(3) 初めてのルート(冬場に無謀!?)なので、目標(武奈ヶ岳)がしっかりしていた方がよい。
(4) 武奈ヶ岳が一番積雪量多いはずだから、無理なら途中でエスケープも可能?
等々の理由から、南下するルートをチョイス。(^^;
時間に追われる事無く山歩きしたいので、クルマをデポして先にバス移動したかったのだが、バス便の都合上断念。(歩き出しを遅くすれば可能であったが...)
6:45に自宅を出発し、八瀬・大原から途中峠、花折峠を越えて R367を一路北上。 当然、途中の道にはどこのも雪は見あたらない。
桑ノ橋バス停 100mほど手前(京都寄り)の公衆トイレの駐車場にクルマをデポさせてもらう。
蛇谷ヶ峰への入口は、桑ノ橋バス停から北(朽木学校前寄り)に 30mほど進んだところで、「蛇谷ヶ峰登山口」の標識が立っている。 ここは舗装された生活道路で、まだ林道ではない。 数件の民家の脇を過ぎ 5分ほど進めば林道ゲートで、丁度、高圧送電線をくぐる辺りになる。
しばらくは、アスファルト舗装が続くが、やがて登りが急になりコンクリート舗装に変わって熊の鼻ヒュッテまで続く。
熊の鼻ヒュッテの直ぐ手前(200mほど?)に「望岳所」と標識が立っていて、武奈ヶ岳方面が展望出来るよう木が伐採されている。 武奈ヶ岳、この日初見。
熊の鼻ヒュッテ脇に登山ポストが設置されているが、事前にインターネットで提出したので通過。 林道の舗装がなくなり 5分あまりで林道分かれ(蛇谷ヶ峰登山口)。
登山道に入りさらに 5分ほどで猪の馬場。 ここから稜線を辿って行くが、雪は殆ど無い。
天狗の森手前から、登山道にも所々雪が付き出すが問題なし。 反射板のピークまで上り詰めたら完全な雪道となった。 反射板のあるピークまでは、スタートから 1時間 20分ほどで、さほど急登もなく快適な上りだった。
反射板のあるピークから、武奈ヶ岳方面の眺めが良い。 360度の展望とは行かないが、かなり眺めの良い場所だ。
一度鞍部に下り、蛇谷ヶ峰へ向けて最後の登り。 雪道にはトレースが沢山あり、迷うこと無く蛇谷ヶ峰山頂へ到着。 残念ながら北方向は特に雲が厚く、遠くまでは望めない状況だが、360度のパノラマに満足。 今度は、もっと澄んだ日に来てみたい。
蛇谷ヶ峰からは、ほぼ稜線に沿って釣瓶岳/武奈ヶ岳を目指す。 初めてのルートだが、目標がハッキリ見えているので迷うことは少なそうだ。
山頂から南に 300mほど下ったら左に折れて、ひとつ東の稜線に出る。 真っ直ぐの稜線下っても行けそうだが、正規のルートにマーカーが沢山付いている。 次回、探索してみよう。(^^;
P752辺りまで下ると登山道の雪も少なくなり展望が利く場所も殆ど無く、ダラダラとアップダウンを繰り返し地蔵峠に向かう。 蛇谷ヶ峰から 1時間 20分ほどで地蔵峠。
峠から僅か 3分で地蔵山到着。 地図には無い稜線の西側に山頂を巻く林道が並走していてササ峠方面に続いているが、起終点は不明。
地蔵山からは東側の展望が開け、リトル比良の山並みが望める。
ササ峠へ向けて一度ゆっくり下り、イワクタ峠を経て釣瓶岳への上りが始まる。
ササ峠を過ぎ、上りが急になるあたりから完全に雪道となりアイゼン装着。
イワクタ峠へはトレースが無く、マーカーを頼りに登って行く。
イワクタ峠北峰へ上る途中から蛇谷ヶ峰方面を振り返ると、なかなかの展望で、写真を撮りつつ息を整えながら登る。
地蔵山から 45分掛かってイワクタ峠北峰、行く手に釣瓶岳が聳えている。 さらに 30分弱がんばって釣瓶岳到着、残念ながら山頂の展望は良くない。 釣瓶岳山頂には、武奈ヶ岳から下ってこられたグループがいらっしゃって休憩中だった。
山名の標識をカメラに収めただけで直ぐに出発。 細川越経由で武奈ヶ岳山頂を目指す。一度鞍部に下りてから、最後のがんばりどころが始まる。 距離的にはスタートからまだ 13kmほどだったが、今日は体力的にかなり厳しい。 やはり慣れない雪山歩きのせいなのか??
釣瓶岳からは 55分ほどで武奈ヶ岳に到着、最後はかなり堪えた。(^^;
山頂には、坊村や八雲ヶ原から登ってこられたと思われる方々が大勢。 やはり武奈ヶ岳は人気の山だ。
展望を楽しみ、おにぎりを食べて、西南稜を下り始めるが、雪がとても少ない。 午後になり日当たりも良いので、雪は完全にシャーベット状。 途中道には雪が付いてなく、思わずアイゼン外したくなる場所もあった。
展望楽しみながら 30分弱でワサビ峠、8分ほど御殿山に向けて登り返し、この日最後の展望を楽しむ。
御殿山からの下りは、P846までアイゼン装着。 それより下でも登山道に雪は残っていてスリッピーな状況であったが、アイゼンに泥が付いて歩き難いので、外して慎重に下って行く事に。
最後は、かなり足にきていたのと、バスの時刻まで余裕があったので、多少ペースダウン。 結局、御殿山から明王院登山口までは 1時間ほど掛かった。
坊村の集落に入り、比良山荘前の小川で泥だらけになった、靴裏/ストック/アイゼンをアライグマのように洗わせて貰い、坊村バス停小屋でしばし休憩。
その後、桑ノ橋バス停までバス移動(これが高い!! 15分弱の距離で \610もした...)、クルマでくつき温泉へと向かい、のんびりと汗を流してから帰宅。
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