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Yamareco

記録ID: 5607939
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

仁田岳南東尾根

2023年07月16日(日) 〜 2023年07月17日(月)
 - 拍手
Tatsu0 その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:27
距離
26.2km
登り
2,536m
下り
2,498m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:14
休憩
1:46
合計
10:00
5:52
29
6:21
6:21
4
6:35
6:35
77
7:52
8:12
23
8:35
8:37
47
9:24
9:29
65
10:34
10:48
22
11:10
11:11
31
11:42
11:48
43
12:31
12:49
77
14:06
14:21
14
14:35
14:35
16
14:51
15:01
20
15:21
15:32
20
15:52
2日目
山行
4:03
休憩
0:26
合計
4:29
6:05
65
茶臼小屋
7:10
7:27
41
8:08
8:13
58
9:11
9:12
19
9:31
9:33
3
9:36
9:36
36
10:12
10:13
19
10:32
10:32
2
10:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダムで駐車
コース状況/
危険箇所等
〇仁田岳南東尾根
・信濃俣大吊橋は劣化が進んでいるものの渡ること自体は現在できた。しかし、いつまで渡れるかは不明。
・P1485までは植林帯がメインのため、作業道らしき踏み代が至るところに残っている。踏み代を上手く利用すれば比較的登り易くなる模様。
・P1876までは自然林の登り。P1876直下は急登であり、南が切れ落ちて箇所があるため、足場に多少注意する必要があった。
・P1876からP2068の間には急下りの鞍部があり、下りにピンクテープが貼ってあるが、ピンクテープの方向に行くとルートを外すため、方向に注意。ピンクテープは巻ながら緩やかな斜面を下っていくように促しているように思われる。登り返しも急登で踏み代も分かりにくい。
・P2068〜P2429間は比較緩やかな登り。
・P2429以降からハイマツ漕ぎを要求され、窪地までが1回目、山頂に詰めていくのが2回目。1回目は傾斜はほぼないため、ルートを多少外してもハイマツ漕ぎをやりやすい。2回目は急傾斜をハイマツ漕ぎをするため、可能な限り楽なルート取りをしたい所だったが、今回はルート確認しておく時間が取れなかった関係で、ほぼ中央突破を試みた。事前に左から巻いていくと多少楽できる情報などがあったが、確認できなかったので不明。
〇仁田岳〜茶臼岳〜茶臼小屋〜畑薙第一ダム
一般登山道
その他周辺情報 白樺荘で日帰り入浴
信濃俣大吊橋の下り口。踏み代は分かり易いがなかなかの急斜度。
2023年07月16日 06:27撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:27
信濃俣大吊橋の下り口。踏み代は分かり易いがなかなかの急斜度。
信濃俣大吊橋。現地で状態を確認をして「まあ大丈夫だろう」の判断で渡ることにした。
2023年07月16日 06:34撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:34
信濃俣大吊橋。現地で状態を確認をして「まあ大丈夫だろう」の判断で渡ることにした。
渡った後。板が斜めになっていたりと吊橋自体が傾いたりと終始心配しながら渡りました。
2023年07月16日 06:38撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:38
渡った後。板が斜めになっていたりと吊橋自体が傾いたりと終始心配しながら渡りました。
吊橋の大きさは人がいると非常に分かり易い。
2023年07月16日 06:38撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:38
吊橋の大きさは人がいると非常に分かり易い。
板の幅は両足がぎりぎり置ける程度。
2023年07月16日 06:40撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:40
板の幅は両足がぎりぎり置ける程度。
渡った先の林業作業小屋跡。この吊橋はあと何年もつのだろう。
2023年07月16日 06:42撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:42
渡った先の林業作業小屋跡。この吊橋はあと何年もつのだろう。
目印のパドル?
2023年07月16日 06:44撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 6:44
目印のパドル?
燃料入れていたと思われる容器も残っていました。
2023年07月16日 07:28撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 7:28
燃料入れていたと思われる容器も残っていました。
P1485付近。ここから自然林ゾーン。
2023年07月16日 07:59撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 7:59
P1485付近。ここから自然林ゾーン。
P1874。ここへ来るまでの道のりはなかなかの急登でした。
2023年07月16日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 9:17
P1874。ここへ来るまでの道のりはなかなかの急登でした。
所々で切れ落ちているところがあり、足場で楽させてくれないところもありました。
2023年07月16日 09:43撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 9:43
所々で切れ落ちているところがあり、足場で楽させてくれないところもありました。
登りパートの切れ落ちている区間。
2023年07月16日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 11:30
登りパートの切れ落ちている区間。
下は奇麗に削げ落ちてます。
2023年07月16日 11:31撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 11:31
下は奇麗に削げ落ちてます。
P2429地点。この時点で予定の一時間超過。自身の見通し甘さが悔やまれる。
2023年07月16日 12:51撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 12:51
P2429地点。この時点で予定の一時間超過。自身の見通し甘さが悔やまれる。
奥に見えるのが仁田岳。とりあえずハイマツ帯を抜けるため、左にある窪地にハイマツ漕ぎ。これで終わっていたら楽勝のハイマツ漕ぎだったのですが・・・
2023年07月16日 12:54撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 12:54
奥に見えるのが仁田岳。とりあえずハイマツ帯を抜けるため、左にある窪地にハイマツ漕ぎ。これで終わっていたら楽勝のハイマツ漕ぎだったのですが・・・
楽勝とは言え、人がすっぽり収まってしまうハイマツ帯なので面倒なことに変わりない。
2023年07月16日 13:02撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 13:02
楽勝とは言え、人がすっぽり収まってしまうハイマツ帯なので面倒なことに変わりない。
2回目のハイマツ漕ぎ(本日の核心部)。スタート地点のダム湖(左奥)とこれまで登ってきた尾根(右側)が良く見えました。
2023年07月16日 13:51撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/16 13:51
2回目のハイマツ漕ぎ(本日の核心部)。スタート地点のダム湖(左奥)とこれまで登ってきた尾根(右側)が良く見えました。
ようやくハイマツ漕ぎから解放されてからの稜線歩き。
2023年07月16日 14:07撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 14:07
ようやくハイマツ漕ぎから解放されてからの稜線歩き。
仁田岳山頂。看板がご近所の茶臼岳と比べてかなり貧相。時間も超過し、精魂尽き果てたので、茶臼小屋方面へ移動。
2023年07月16日 14:09撮影 by  iPhone XR, Apple
2
7/16 14:09
仁田岳山頂。看板がご近所の茶臼岳と比べてかなり貧相。時間も超過し、精魂尽き果てたので、茶臼小屋方面へ移動。
バリエーションルートの鳥小屋尾根。こっちの踏破はまたいずれ。
2023年07月16日 15:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
7/16 15:33
バリエーションルートの鳥小屋尾根。こっちの踏破はまたいずれ。
茶臼小屋方面下山ルート。ハートの型の崩れ(多分、ボッチ薙ぎ)が良く見えました。
2023年07月16日 15:48撮影 by  iPhone XR, Apple
7/16 15:48
茶臼小屋方面下山ルート。ハートの型の崩れ(多分、ボッチ薙ぎ)が良く見えました。
茶臼小屋でテント張らせてもらえることになったので、茶臼小屋で幕営し、ご来光を拝めました。
2023年07月17日 04:47撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 4:47
茶臼小屋でテント張らせてもらえることになったので、茶臼小屋で幕営し、ご来光を拝めました。
富士山と一緒に映すと良い感じ。
2023年07月17日 04:51撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 4:51
富士山と一緒に映すと良い感じ。
朝日で茶臼小屋がオレンジ色。
2023年07月17日 04:51撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 4:51
朝日で茶臼小屋がオレンジ色。
晴天の下、下山開始。こんな良い天候の南アルプスは初だったので、なかなか新鮮でした。
2023年07月17日 06:07撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 6:07
晴天の下、下山開始。こんな良い天候の南アルプスは初だったので、なかなか新鮮でした。
山頂方面も雲一つない天気。
2023年07月17日 06:10撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 6:10
山頂方面も雲一つない天気。
横窪小屋の丸太橋。滑るのではないかと少し不安を感じさせる。
2023年07月17日 07:25撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 7:25
横窪小屋の丸太橋。滑るのではないかと少し不安を感じさせる。
道中の階段も損傷しているので、一般登山道といえども注意が必要でした。
2023年07月17日 08:07撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 8:07
道中の階段も損傷しているので、一般登山道といえども注意が必要でした。
吊橋。板が2枚になるとかなり安心。
2023年07月17日 08:19撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 8:19
吊橋。板が2枚になるとかなり安心。
令和3年に作った新しい橋。
2023年07月17日 08:35撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 8:35
令和3年に作った新しい橋。
吊橋の残骸。今までお疲れ様でした。
2023年07月17日 08:56撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 8:56
吊橋の残骸。今までお疲れ様でした。
茶臼岳付近でみた鳥小屋尾根の取り付き。こっちは今回より難易度が下がるので、機会あれば行ってみようと思う。
2023年07月17日 09:21撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:21
茶臼岳付近でみた鳥小屋尾根の取り付き。こっちは今回より難易度が下がるので、機会あれば行ってみようと思う。
終わりに畑薙大吊橋。
2023年07月17日 09:29撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:29
終わりに畑薙大吊橋。
板じゃなくてトタン板。これは安全の塊。
2023年07月17日 09:29撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:29
板じゃなくてトタン板。これは安全の塊。
安心だと思えるようになると途端に橋上で写真を撮りたくなりました。
2023年07月17日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:30
安心だと思えるようになると途端に橋上で写真を撮りたくなりました。
足元はこんな感じ。信濃俣大吊橋はこれの半分でかつ板切れ。
2023年07月17日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:30
足元はこんな感じ。信濃俣大吊橋はこれの半分でかつ板切れ。
流木がやたら多い。
2023年07月17日 09:32撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 9:32
流木がやたら多い。
ダム湖から仁田岳が良く見えました。中央少し右部の凹形状の右側が仁田岳。さらに右手に茶臼岳。真ん中にある尾根が今回登った尾根。マイナールートながらここから一望できるルートでした。
2023年07月17日 10:33撮影 by  iPhone XR, Apple
7/17 10:33
ダム湖から仁田岳が良く見えました。中央少し右部の凹形状の右側が仁田岳。さらに右手に茶臼岳。真ん中にある尾根が今回登った尾根。マイナールートながらここから一望できるルートでした。

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ
共同装備
30mロープ 簡易ハーネス用のスリングとカラビナ一式

感想

始めての南アルプスのバリエーションルートとして、仁田岳南東尾根にチャレンジしてきました。計画では光岳経由で信濃俣と大根沢山のルートも合わせて踏破するつもりでしたが、時間超過で茶臼岳経由の一般登山道で下山しました。仁田岳南東尾根の取り付きスタートがボロボロの信濃俣大吊橋で、渡ることができるのかどうか内心ヒヤヒヤしていましたが、一番の核心部は仁田岳山頂直下のハイマツ漕ぎだと思いました。ハイマツ漕ぎ経験は一度だけあるものの急斜面のハイマツ漕ぎは始めてだったので、ほぼ力技でハイマツの上に乗っかっていく荒業を駆使してなんとか登頂。ルーファイに時間をかけて少しでも楽なルートないかと模索する時間が取れなかったのが少し悔やまれましたが、結果オーライでした。そんな中で荷物は軽量化の「け」の字も無いほど重量級荷物を担いでしまったため、もっと軽量化を推進するべきだった若干後悔。軽量化はやはり大事。

これまでの経験に無かったルートだったので、しんどい反面で非常に面白く、印象深い尾根でした。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 塩見・赤石・聖 [日帰り]
茶臼岳(沼平より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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