日暮沢小屋から竜門小屋、残雪の絶景

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 10:26
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,396m
• 下り: 1,388m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:17

5:24 日暮沢小屋
6:58 7:00 ゴロビツ沢源頭水場
8:25 8:34 清太岩山
9:05 9:14 ユーフン山
10:20 11:16 竜門山避難小屋
12:28 12:33 ユーフン山
13:04 13:14 清太岩山
14:15 14:15 ゴロビツ沢源頭水場
15:37 15:38 日暮沢小屋
15:41 ゴール地点

天候

晴れ　上は暴風のち涼風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日暮沢の沈下橋は完璧に新しくなりました。ありがとうございます。願わくは、全線アスファルト舗装していただければ、快適この上ないと思うのですが。
日暮沢小屋前の駐車場は、5時で6〜7台。帰り時点ではほぼ満車でした。
トイレは高速の月山湖パーキング、日暮沢小屋を利用させていただきました。

コース状況／危険箇所等

日暮沢からのコースは古寺から大朝日までのコースと比べると、特に下の部分はずっとワイルドです。雪解け時期ということもあり、グチャグチャドロドロの箇所がかなりあります。ゲイターは必須です。
雪渓が2カ所ありました。ゴロビツ、清太岩山の間の雪渓はアイゼンなしで登れましたが、竜門山直下の雪渓はアイゼンを着けて登りました。凍っているところもありましたので、安全第一で通過しましょう。下山時は気温が高くなり、緩んでいました。

写真

6/17 5:19

日暮沢小屋から出発。すぐに急登。最初がつらい。私はゆっくりゆっくりです。

6/17 5:35

朝日が差すときれいです。

6/17 6:17

ギンリョウソウ。

6/17 6:36

マイヅルソウ。

6/17 6:46

チゴユリ。

6/17 6:47

マイヅルソウ。横から撮ってみました。

6/17 6:55

ゴロビツの水場。下の方にあるとの事ですが、くみに行ったことはありません。

6/17 7:05

リュウキンカ。

6/17 7:05

登山道はグチャグチャですが、ここは名所です。

6/17 7:06

上を見上げると、シンボル的な背高ブナ。

6/17 7:13

ウラジロヨウラク。

6/17 7:15

ミネカエデ。

6/17 7:19

花が少ないなと思いながら歩いていると、突然元気なタムシバ。

6/17 7:30

オオバキスミレ。

6/17 7:33

雪渓が出てきました。雪は固めでしたが、蹴り込みながら登れました。昨年も同じ時期に来ましたが、雪はずっと少ないですね。

6/17 7:37

上に登ると素晴らしい眺め。

6/17 7:44

大朝日と中岳。

6/17 7:45

避難小屋もはっきり見えました。

6/17 7:45

小朝日から大朝日への稜線。

6/17 7:47

ミツバオウレン。

6/17 7:48

マイヅルソウ。今日、一番咲いていた花ですね。

6/17 7:53

ムラサキヤシオツツジ。赤系の花は華やかです。

6/17 7:57

ノウゴウイチゴ。

6/17 7:58

ミヤマカタバミ。たくさん咲いてました。

6/17 7:59

ツバメオモト。ここ一カ所しか見つけられなかったかも。

6/17 8:05

エンレイソウ。オオカメノキの花びらが振ってきていました。

6/17 8:05

オオカメノキ。

6/17 8:07

清太岩山はこのピークの先です。けっこう距離があるんですよね。

6/17 8:11

ミネザクラ。ほとんど散っていましたが、散った後もきれい。

6/17 8:13

元気なタムシバ。

6/17 8:15

アカモノ。

6/17 8:16

ようやく清太岩山の頂上が見えました。

6/17 8:18

白いイワカガミ。

6/17 8:19

清太岩山手前の雪渓。昨年来たときは馬の背のような立派な姿でしたが、今年はもうかなり小さくなってますね。

6/17 8:23

清太岩山に着きました。
大朝日の方は晴れています。

6/17 8:34

主稜線はかなりの強風のように見えます。すごい早さで雲が流れています。

6/17 8:39

今日、一番咲いていたマイヅルソウ。

6/17 8:41

ミネカエデ。葉っぱの下で目立たないのですが、きれい。

6/17 8:42

寒江山は暴風ですね。

6/17 8:52

ユーフンへの稜線から振り返って。
清太岩山、竜ヶ岳、月山。

6/17 8:52

障子ヶ岳。

6/17 9:03

ユーフンに登ると暴風。

6/17 9:08

大朝日方向。雲が切れたときに撮ってみた。このまま暴風が収まらなければどうしようと不安に。

6/17 9:08

ユーフンからみた竜門。青空なので晴れると信じてはいますが。

6/17 9:08

以東岳がチラチラ。

6/17 9:08

月山。

6/17 9:08

葉山。葉山には雲ができていますね。

6/17 9:16

大朝日岳。

6/17 9:19

ユーフンのオベリスク。オベリスクというよりは墓標のような。名前は書いてありませんが。

6/17 9:20

ユー君の墓標と雲に隠れる以東岳。

6/17 9:21

ハクサンチドリ。

6/17 9:23

コヨウラクツツジ。

6/17 9:26

ゴゼンタチバナ。

6/17 9:41

竜門山の上の方は雲が取れません。

6/17 9:48

イワカガミ。ピンクが濃くてきれい。

6/17 9:54

雪渓まで来ました。アイゼンを着けます。

6/17 10:06

とうとう竜門山分岐。今日の目的地竜門小屋に向かいます。

6/17 10:10

ミヤマウスユキソウ。

6/17 10:14

ミヤマキンバイ。

6/17 10:20

今日の目的地、竜門小屋。
山岳会の方々でしょうか。水出し作業に来てくださっていました。本当にありがたいです。ほぼ同じペースで登って来ました。

6/17 10:31

小屋の東側の平らなところに降りてお昼を食べました。風下になっていて、平和な場所でした。

6/17 10:31

ちょっと雪が残っていて、月山と葉山が見えます。

6/17 10:57

作業をしてくださっています。本当に感謝。ホースが重そうです。

6/17 11:08

寒江山方面が見えてきました。

6/17 11:08

竜門小屋と月山。
下山します。

6/17 11:10

まずは登り。晴れてはいますが、時々バランスが崩されるほどの暴風です。

6/17 11:10

お花畑。落ち着いて写真を撮るのは無理。

6/17 11:11

ハクサンイチゲ。

6/17 11:14

イワカガミ。風が強くてピントが合わない。

6/17 11:15

竜門小屋。本当にいい所にありますね。

6/17 11:20

ちょっと背の高いミヤマキンバイもありますね。

6/17 11:22

寒江山、以東岳方面、大分雲が薄くなってきたみたい。

6/17 11:45

雪渓、降りてきました。雪は柔らかかったですが、せっかく持ってきたので、アイゼンを着けました。

6/17 11:45

登山道は川のようになっています。」

6/17 11:48

月山。牛首下の中央部を除いて登山道の雪はほぼなくなったように見えます。あっちも行ってみたい。きっときれいな花々に会えるでしょう。

6/17 11:50

きれいなイワカガミの集団。

6/17 11:58

寒江山から以東岳。

6/17 12:06

以東岳。ほぼ雲は取れましたね。

6/17 12:06

寒江山。立ち止まると、しばらく見入ってしまう美しさです。

6/17 12:07

大朝日岳。

6/17 12:07

竜門山。だいぶ下ってきました。

6/17 12:07

ユーフン山。

6/17 12:20

光線の当たり方が違うと、朝とは異なった雰囲気です。

6/17 12:29

ユーフンから大朝日岳。ゼブラ模様が素晴らしい。

6/17 12:46

ケマルバスミレ。

6/17 12:49

ズダヤクシュ。

6/17 13:11

小朝日から大朝日への稜線。
清太岩山から。
この景色も見納め。

6/17 13:12

ここを降りて、

6/17 13:12

大井沢へ。

6/17 13:16

ミツバオウレンの群落。

6/17 13:20

オオカメノキ。朝は逆光でうまく撮れませんでした。

6/17 13:41

ムラサキヤシオ。こちらも豪華。

6/17 14:04

豪華なタムシバ。

6/17 14:15

ゴロビツの水場で休んでいると、柔らかな緑の光線。

撮影機器：

EOS Kiss X70 ボディ CANON

感想

yukky3

梅雨の晴れ間、休日と重なり、朝日連峰に行ってきました。
ユーフンまで行くとかなりの暴風で、おまけに主稜線には雲がかかり、ものすごいスピードで流れています。このままだったらいやだなと思いつつ進んでいるうちに、風は強かったものの青空が広がり、素晴らしい景色になりました。
ユーフン山は、朝日連峰を眺めるための絶好のポイントですね。改めて実感しました。

山岳会の方でしょうか、5人の男性が竜門小屋の水出し作業に来てくださっていました。抜いたり抜かれたりしながらほぼ同じペースで登りました。私がお昼を食べている間に、重そうなホースを担いで水源地に向かっていきました。本当にありがたいことです。おかげで我々は登山を楽しむことができるのですね。
ありがとうございます。

いつも登り初めの30分の目安にしていた、「松峰」の横枝ゲートは残念ながら折れてしまったようですね。急なヒメコマツの尾根を登り切ると広くなっている場所があり、いつも休憩する場所です。今回、登るときは見つけられず、下山時に探しながら歩いて、これが折れたんだなと確認しました。横枝はなくなりましたが、オーバーペースにならないようにいつもここで一休みです。

次はどこに行こうか、楽しみです。
そのためには、体のメインテナンスとトレーニングが必須です。