大菩薩嶺(縦走路)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 486m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:20
【全般】
甲府盆地の東端に位置しており、特に南西側(甲府盆地や南アルプス方面)の展望が良い。又、みそぎ沢沿いから始まる「まるかわ荘」経由の道は登山道色が濃く、登山者が少ないのでお薦めです。
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
「特急あずさ」と云う手もありますが、バスの本数が少ないので要確認です。 登山口までのバスは30分弱、100円です。 |
写真
感想
【JR塩山駅〜大菩薩嶺登山口バス停】
<JR塩山駅> 塩山駅から登山口まで9km、バス料金100円。
さいたま市からの移動、塩山始発バスの次発「9時25分発」に乗れる様に到着。東京から山梨県に至るまで電車の窓からは山に積雪は認められないので一安心。
バスは駅から登山口まで30分弱、料金は100円。「山梨貸切自動車」とあちこちに表記があるが、WEBで案内があるのは「山梨交通」の「路線バス−山岳路線」だ。こちらでバス時間等の確認が出来る。バスには数人の登山者。バスは高度を上げながら登山口へ。
【バス停〜登山口〜大菩薩嶺】
<登山口バス停> バス停には番屋茶屋が3軒、宿泊可能の宿もある様だ。その他、案内図の看板やキレイな列石公衆トイレがある。トイレの前には大菩薩方向を示す標識ありバス停から丸川峠分岐へと、しばらく歩く事になる。
<登山口〜大菩薩嶺> ゲートがあり、通行止め(期間閉鎖)になっているところを左方に折れると登山口。標識や丸山峠分岐駐車場があり、登山道はみそぎ沢に沿って始まる。
緩やかな傾斜を沢音を聞きながら進んで行く。尾根に取り付き、沢から離れる様になると傾斜も付いて来て登山道らしくなった、当初は日のあたるところは雪は溶けた様だ。しかし少し行くと登山道は尾根の北側を通る様になり、降った雪はそのまま残っている。その上の足跡は「まるかわ山荘」まで続いていた。その先足跡はなくなったけれども登山道が著明なので迷う心配は無かった。
登山道は笹の緑、真っ白な雪、茶色の岩、空の青さが良い!風もほとんど感じられない。
標高が高くなると他の山並みが見えるのが一般的だけれども、この尾根からは残念ながらそれほどでもない。樹林 帯の中だ。
新しい雪の上、雪の下のモノ(スリップ等)にも注意しながら歩く、新雪のトレースが無い午前中の 登山道もなかなかいい感じ。
地名と方向が示されている新しい看板が設置されている一本道の登山道、大きな展望を楽しみながらと云うより、 間近な景色を楽しみながら行く道だ、そしてそれは十分楽しめる。
【大菩薩嶺〜下山】
<山頂> 静かな山頂に一人。樹林帯の中の為に展望は得られない、展望は南へ少し行くと良い場所 がある。
−10度。風はほとんど無いけれど日があたらないので相当寒い。登山中は身体を動かしているので暖かいけれど止まると一気に冷えてとてつもなく寒い。
そんな中の無線交信。手がかじかみ、相手局のコールサインを書くのも一苦労。東京、横浜、茨城県牛久市(うしくし)等。4局と交信を楽しみました。しばらくして何人かが反対側から登ってくる。
山頂から南へ少し下がると展望が開け日もあたり暖かい、唐松尾根への分岐点だ。そこからはこれから辿る稜線を一望できる。
富士山、甲府盆地、その先の南アルプスまでも見渡せる。この稜線に「雷岩」もあり、展望のポイントとなっている。道も良く、展望を楽しみながらの下山。
<賽の河原> 避難小屋と大きなケルンが印象的。途中、親不知ノ頭を通る。登山道から西側への展望が良いです。
<大菩薩峠 1897m> 介山荘、売店、休憩舎、トイレがあります。展望は東方面も開けるので奥多摩、関東平野方面が見えます。
[ジムニー] ここからは福ちゃん荘までは登山道=林道となります。日が暮れてもOKです!?
車一台分の道を通り下山。途中に勝緑荘、富士見山荘あり。富士見山荘は名前の通り、富士山がどかん!しばしチャージ休憩。今日の富士山は帽子をかぶっていました。
<福ちゃん荘> 富士見山荘から少し歩くと福ちゃん荘に着く。・・・皇太子様、雅子様が御休憩をされたそうです。
福ちゃん荘からロッジ長兵衛へは登山道を選ぶことが出来るので「上日川峠(登山道)の標識があります」そちらに進路を取った。また、ここを登りに取る場合、唐松尾根(最短ルート)、富士見新道を選ぶ手もあるようです。
<ロッジ長兵衛> 宿泊、食事が出来ます。駐車場があり、一般車両はここまでです。
ここからバス停への登山道の入口を見落とし(探さなかった!?)、安易に舗装道路下山。この舗装道路の方、かなりの距離もあり脚への負担はかなりのもの。ここは登山道を行くべき。
<登山口バス停> 残念ながら、バス停最寄の番屋茶屋は正月休み。5時10分のバスに乗り塩山駅へ。
一泊して、次の日の「甲武信岳(こぶしだけ)」の予定の為、塩山から西へ20km弱、甲府市へ向かいます。
甲府の坦々麺は辛旨でした。
【最後に】
<振り返って> 1月の登山は当初の予定外。積雪がそれほどでも無いと云う一般情報から登る事にしたけれども、やはり最新の積雪情報が欲しい。本州の山歩きで参考にしている「もっと遥かな山旅を」にも残念ながらこの時期の情報(投稿)は無かった。積雪情報は営業していれば山小屋に聞くのが吉!?
<他> つぼ足OKでした。アイゼン携行(6本爪)の出番はなし。
水 :ペットボトルのお茶0.5リットル。ガスで沸かしている暇はありません、保温できるタイプのステンレスボトル等が良いです。
バッテリー : 低温はバッテリーにキツイ様です。デジカメのバッテリーを手袋の中に入れたりと一工夫必要でした。
<無線運用> 運良く空き周波数がすぐに見つかった。433.060及び433.080で運用。HRA・PSM・LGB・HJF各局ありがとうございます。5W運用でしたが無線機も電圧がどんどん下がって行き、いつトラブルかと心配でした。
<本日の富士山> 関東等、富士山が視界に入る地域では、富士山は特別な存在だと再認識。やはり、この山には注目が集まります。今日は天辺が雲に隠れていました。
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