東海自然歩道から長者ヶ岳〜熊森山〜三石山周回
- GPS
- 09:02
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,978m
- 下り
- 2,984m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:03
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一台分スペースがあったので路肩に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<上佐野〜長者ヶ岳> 東海自然歩道です。 元はしっかりした道だったと思いますが歩く人が少ないのか人が入ってるような感じがありません。 基本はっきりとした良い道ですが900〜1100mぐらいのトラバースやガレ場は崩れて埋まっちゃってるとこがいくつもあります。 トラロープがかかってたりしますが注意が必要。 この時期一番の心配はヒル! 1000m以下は沢沿いを歩く事もあってヒルがウヨウヨいます。 一応気を付けて歩きましたがやられました。 <長者ヶ岳〜熊森山。> UTMFのコースにもなっているしここは破線ではなく一般道と思って良いと思います。天狗岳など小さなアップダウンを繰り返して最後きつい登りで熊森山。 基本的に歩きやすい尾根の一本道です。 一部痩せ尾根があります。 糞やヨダレがところどころにあり、遠く離れたところに熊の姿を見ました。 <熊森山〜三石山〜上佐野> 基本尾根通しで境界をたどる感じなので難しくはありませんがところどころ進路が変わるところがあるのでそういうところを間違えないように。 痩せ尾根と広い尾根の繰り返し。 薄い踏み跡やマーキングはあります。 送電巡視路が出てくると道がはっきりします。 意外と距離が長くアップダウンが多かったので地味にきつかったです。 一般道に合流してから三石山までは道はしっかりしています。 急登はロープや鎖が付いています。 三石山から上佐野は山頂奥から尾根をまっすぐ下りました。林業?の踏み跡があったので意外と分かりやすく快適な尾根でした。 977の少し下から進路を変え812まで地図にはない新しい謎の林道が現れました。 歩きやすそうなので辿ったら途切れました。 林道が切れたところから709に向かってまっすぐ植林の森を下り、そこから先は急な尾根を多少強引に下り廃屋の裏手に出ました。 後は舗装路を歩いて登山口へ。 |
その他周辺情報 | 上佐野ヒュッテっていうのがありますが寄っていないので状況はわかりません。 事前に知ってれば寄ったかもなぁ。 https://981kamisano.com/xo_event/%e5%9f%ba%e6%9c%ac%e5%96%b6%e6%a5%ad%e6%97%a5%e3%81%ae%e6%b1%ba%e5%ae%9a/ 自販機も商店も全くないので身延線の沿線まで出ないとなりません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
|
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感想
怪我をする前から計画していたルートをやっと歩けました。
東海自然歩道の続きと周辺の尾根を繋ぎながら歩くルートを計画していて早一年。
このエリアは初夏から秋口ぐらいまではヒルが出るので本当は秋以降かGW前ぐらいまでと思っていたけどその期間はちょうど足の怪我で長く険しいところは歩けず、その後はチャンスはあったけど雨後だったりして躊躇っちゃって行けずでした。
梅雨の合間の晴れで遠征も考えたけどいろいろ節約しておきたいのもあってようやく踏み切りました。
登山口の上佐野は自宅からそこまで遠くないんだけど意外と奥深いところでアクセスが大変。細い道を山と山の合間の集落へ入って行きます。
登山口の直ぐ近くの路肩に車を停め出発。
のんびりしすぎて出発が10時過ぎになっちゃったのが長い距離を歩くには少しだけ気になるところだったけど最悪三石山からは林道に出て舗装路歩きでも戻れるし日が長いこの時期なら何んとかなるでしょ。
東海自然歩道は割と整備されていてしっかりした道が多いんだけどこの区間はあまり歩いてる人がいないのかそこそこ道はしっかりしている割に人が入ってるような気配がしない感じで足跡は無く蜘蛛の巣だらけ。おまけに沢沿いの薄暗いところを歩く前半戦はヒルが・・・
一応虫除けのスプレーで対策し、過去の経験から潜り込まれたらどうしようもない長ズボン、ゲーターより登ってきても目視できる半ズボンでこまめにチェックして行く方法で臨んだ。
ちょっと歩いたら確認を繰り返して歩いていたけど意外とヒルの気配がなかったのでチェックの間隔を延ばしたとたんにやられました。
まぁ、血が止まらない以外は痛くもかゆくもないんだけどさ。
ヒル被害以外は割と順調に進んでいたんだけど900mぐらいを越えたあたりからトラバースが崩れていたりガレ場で道が埋まっちゃったりで注意が必要なところが何ヵ所も出てきました。トラロープとかはあるんだけどね。
一か所ズルズル足元が崩れて危うく滑り落ちそうになりました。
トラバース区間が終わると稜線に人の気配がしてきました。
長者が岳と天子が岳の縦走路に合流です。
賑わう長者が岳の山頂でおにぎりを食べて一息。富士山の眺めも素晴らしいですね。
先が長いのであまり長居はせず熊森山へ。
破線ルートになっているけどUTMFでも使われてるルートだけあって一般登山道と何ら変わりません。よく整備されていて歩きやすいです。
天狗岳まで1時間。そここら熊森山までちょっときつい登りがあるけど1時間で到着。
一息ついて先へ。
ここからは尾根通しに歩く感じで三石山まで。
境界指標があるので比較的分かりやすく、方向を変えるようなところさえ間違わなければ問題なく歩けると思います。下り基調で尾根歩きだと思っていたのでもうちょっと楽かと思っていましたが、距離も長くアップダウンを繰り返すので体力的に苦労しました。
登りを嫌ってトラバース気味に進もうとすると尾根を外したり目的の場所がぶれるので面倒くさくても忠実に尾根を辿った方が良いかもしれません。
五宗山の分岐に合流し一般道に出てからはしっかりして道で三石山まで。
あと600mの看板が出てほっとしました。
山頂には神社があり、その裏手に標識がありあます。
コーヒー飲んで最後の休憩。
奥に続く踏み跡があり、もう少し高いところがあるのでそこが本当のピーク?なのかな。その尾根をそのまま下って上佐野へ向かいます。
林業の踏み跡みたいのがあるので思ったよりも快適で順調に標高を下げて行きます。
途中謎の舗装された林道が出てきたので歩きやすいかと辿ってみたらわずかな区間で無くなりました。
林道の先の植林の尾根をそのまま下り最後は急なところを多少強引に下りて廃屋の裏手に出ました。
舗装路を少し歩いて車を停めたところまで戻り終了。
下山時間は結構遅くなっちゃったけど日が長いのでまだ明るくて助かりました。
もうちょっと早く出発しなきゃね。
梅雨時期は休みと晴れの予定がうまくかみ合わないとなかなか山へ向かえない日もあると思うので良いタイミングで行きたかったところに行けたなと思います。
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