樽前山(ゲートからピストン(クマの足跡))


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 723m
- 下り
- 704m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 3:37
【全般】
<気持ちよい有酸素運動>・・・しかし・・・・・
とにかく、山に登ってみたくなり近隣の山へと。
気温が高く雨上がりの翌日であったので、登山前には雪の状態が気になったものの、特に問題なく山頂に到着。
・・・しかし帰りには逃げ場の無い道に熊の足跡。
まともに肝を冷やし、命のありがたさを実感する。
過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
【車デポ〜錦岡ゲートへ〜そして山頂へ】
車を残置して出発。 ゲートの開放はまだ先の様だ。
と言っても雪はまるでない・・・
アイゼンをザックに入れて出発。今日はストックを省略。
程なくすると、雪が出てくる。が、車は通っている様な形跡あり。
<錦岡ゲート>
除雪車が入っているので入って行ける。
ここからは砂利道であるので、除雪車が除雪する再、「安全マージン」を取っている為か、足元には10cm以上の雪が残っている。
この雪の上を歩く際(特に登り)、「腰砕け」を起こし、思ったように進めない。 (疲れる割に距離が稼げない)
そんな状況がいよいよ厳しくなり(疲れ上昇)、アイゼンを装着したのはヒュッテ手前、200〜300m地点だった。
足元が重くなる懸念は無駄だった様で、重さは気にならずそして雪にしっかり食い込んでぐいぐい登って行ける。
遠く、樽前山頂からシュプールを描くカントリースキーヤーが見える。 おおおおおーっ!
<ヒュッテから〜>
丁度、山を滑って下りて来た方に会った。
「見えてましたよ(滑っているのが)」なんて話をしていると・・・
こちらのスキー装備でない登山を「もったいない」と話されていた。
(スキーヤーの方はそう思うのだろう・・・持っていなくはないのだが・・・・・怪我予防の為自粛)
さ、高度を稼いで行くと、展望が開けるさー!
天気は上々、遠霞みは・・・OK
支笏湖や先日登った「紋別岳やイチャンコッペ」・・・
<山頂>
吹きっさらしの為、風が強めで体感温度は低い。
ぐるり360度見渡しつつ、バシバシ写真を撮る
しかし、遠く霞んでいる為、あんまりいい写真は撮れません(残念!) 晴れている日にまた来る事にしましょう・・・
下山は足に優しい。 時折カメラを構える以外はバンバン下りて行く。
ヒュッテまで下りると、テントを張っている方発見! 2〜3(にさん)話をした後、来た道を戻る。
<!!!> 雪の一本道を歩いていたが・・・「違和感」をおぼえる。
なんかおかしいなぁ・・・? 熊の足跡らしきものが・・・
人間、「そんなものが目前にある事を認めたくない為」か、最初は「なんらかの力具合で自然に出来たのだろう・・・」と考える・・・
しかし、言い訳のできない大きな足跡がバッチリと続いている・・・
現実逃避は終了。 この状況を現実的に考えなければならない!
・
1 来る時にはなかった →つい、先ほど熊が通った。近くに居る・・危険!
2 大きい足跡1頭分 →親子ではない・・・しかし大きい・・・・危険!!
3 春先シーズン →冬眠明け・・・腹が減っている・・・・・危険!!!
4 熊 鈴 →油断した・・・不携帯・・・・・・・・・危険!!!!
5 熊スプレー →油断した・・・不携帯・・・・・・・・・危険!!!!!
相当危険な状況に身を置いている・・・心臓を熊に掴まれたかの様な息苦しい感覚。 早くこの状況から抜け出さねば!
ちょっと大きな声で歌を歌いながら、「出くわさない事を祈るだけ」である。
見通しの悪いカーブの先を確認し、そこから次のカーブまでダッシュ。
それを何度か繰り返すと、熊が森に戻った地点を確認した・・・ (まずは一安心。しかし気は抜けない)
<反 省>
登山云々より、「命のありがたみ」を切実に実感。
自宅と目と鼻の先程の場所・・・しかし、自然をあなどってはいけないのです。
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