冬の雁坂小屋(三富〜雁坂小屋 往復)
- GPS
- 24:56
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉ポイントは凍結箇所あり、要注意! |
写真
感想
1ヶ月前、雁坂を愛するみなさんのイベントに混ぜてもらい、ワイワイと楽しい夜を過ごした雁坂小屋。
本当はそれで今年の雁坂詣では終了のはずだったのだけど、冬枯れの峠の雰囲気を味わいたくなったのと、一度冬季解放スペースに泊まってみたいという以前からの想いを叶えるべく、今年10回目(アホです)の雁坂へ行ってまいりました。
今回は、路面の凍結が怖かったのと、行き帰りノンビリしたかったのとで、久々に電車とバスを乗り継いで。
7月以来の三富からの雁坂道は、心配だった数箇所の渡渉ポイントも若干の凍結のみでそれほど危なくないレベル。
全く人気の無い静かな冬枯れの森の道は、それだけで脳内麻薬物質ダダ漏れ状態を誘う幸せな空間。
途中から強まった風と、マイナス4度前後の寒さの中、久しぶりの雁坂峠。
ここで小屋のテン場泊まりというご夫婦(?)のご主人(?)に遭遇。よかった、これで一人ぼっちは回避出来たぜ!
峠は何度来ても本当に素晴らしい場所なのだけど、いかんせんこの日は風が強すぎてとても長居出来ず早々に小屋へ下り、広い冬季開放スペースに荷物を下ろしてそそくさと周辺の偵察へ。
心配だった水場へ向かう途中、なにやら下から登ってくる人影が。
近づいて見ると、なんと!
先月の雁坂大宴会でご一緒したthomさんではありませんか!
あまりの偶然に一瞬何が何やら訳が分からなくなり、冗談抜きで固まってしまう。
そして次の瞬間、驚きと嬉しさで思わず笑ってしまいました。
こんな偶然、あるもんなんですねえ。
その後、テント設営を終えたthomさんを半ば拉致気味に(笑)強引にお誘いして、小屋の中でささやかな宴会へ。
マイナス5〜7度と、外とほとんど変わらない寒さの中、時折ホットウィスキーなどチビチビ飲みつつ、思いつくままポツポツと交わす会話(山の話、旅の話、音楽の話、仕事の話、故郷の話、怪談(笑)etc)のテンポと空気感がなんとも心地よく、寒さも時間も忘れてしまい、ふと気がつけばなんと午前1時半(驚)!
いや〜、長々とお引止めしてしまって本当に申し訳ないです。反省・・・。
でも、本当に心安らぐ素敵な時間でした。
あまりの寒さに、ずっと浅い眠りのまま起き出した翌朝。
前夜の宴でガスを使いきってしまい、お湯が沸かせず凍えながらパッキングをしていた私に、thomさんがテントで沸かして持ってきてくれた一杯の熱いお湯で淹れたコーヒーは極楽浄土の味がしました。重ね重ねありがとうございました。
そんなこんなで再び往路を引き返し、バスと電車を乗り継いで帰宅。
凍えるほどの寒さと、ほっこりと温かくなった心と。
今回も心に残る山旅をお膳立てしてくれた雁坂。
やっぱりここは 最高に素敵な場所です。
コメント
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おはようございます、namifujiさん(^^)v
こちらにも失礼します!
そういえば…もう一人の女性の方もヤマレコユーザーさんだったんですね(゜ロ゜)
今回の旅ではただでさえ人に出会わなかったのに、まさか営業が終わりとても静かな雁坂小屋でお二人も出会えるとはビックリです!
もっとビックリなのは深夜の一時半まで夜会が続いていたことですが(^-^;
雁坂小屋、そして雁峠〜雁坂峠〜破風山辺りはホントに素晴らしいところですね!
奥秩父の稜線はそれなりに歩いておりますが、ダントツで気に入りました♪
ワタシはマイカーでの登山ばかりなのでなかなか難しいですけど、
いつか川又から雁坂峠を通って三富に下りてみたいなあと思います
あ、これは、namifujiさんとthomさんが今回歩かれたコースでしたね(笑)!
雁坂小屋、ホントに素敵ですね!
ワタシのコメントでも書いておりますが、小屋が営業する春先にでも再訪しようかと思っております♪
また奥秩父の深淵の地でお会いできると良いですね(^^)v
二度あることは三度ある(笑)!
それでは!
kamasennin様
コメントありがとうございます!
仰るとおり、奥秩父主脈の中でも、雁峠から甲武信の間は本当に気持ちの良い区間ですよね。
途中、破風山と木賊山の間のガッカリ・ウンザリポイントを除けば(笑)。
まあそれも含めて素晴らしいのですが。
川又からの突出コース、豆焼橋からの黒岩コースも、秩父の奥のそのまた奥の風情を濃厚に感じられる素晴らしい道ですよ。
ぜひぜひ、来年はお試しください。
車でも、川又〜雁坂〜甲武信〜十文字〜栃本〜川又 てな、更に濃厚に奥秩父を感じられる素晴らしい周回コースがとれますよ。
春になったら、またぜひ雁坂でお会いしたいですね!
そのときは 「雁坂の良さは人の良さ」をぜひ実感していただきたいです!
では!
namifujiさん こんにちは
当日ご一緒になられた方達のレコを読ませていただいていたのでささやか?な宴会を催されたのは知ってましたが(笑)今年は凍結、雪とも少な目スタートかと思ってましたが今回の低気圧の通過でどうなったのか気になります そして雪は少な目でもやはり寒さは厳しいですね でも気持ち的には温かい山行になられたようで
はなかげの「はくさい」穴子丼食べられたのですね(笑)あのボリュームは初めて見たときは衝撃的でしたが逆に最近は他の温泉併設の食堂で出てくる丼ものが少なく感じます (お腹的にはその方がいいのですが(笑))
やはり冬でも歩きたくなる、行きたくなる場所ですねおつかれさまでした
masatさん
コメントありがとうございます!
実は今回穴子天丼の写真を載せたのは、masatさんを釣るためでした(笑)。
いやーしかしあのボリュームは尋常じゃないですね。
真面目に残してしまおうかと思いましたから。
あれで1,100円って、なんかもうヤケクソプライスな雰囲気が漂います(笑)。
食べ終わった瞬間は「もうしばらく天麩羅は見たくもない」感じでしたが、今は「ああ、また早く近いうちに食べたい!」に変わってきました(笑)。
ちなみに、小屋の「思い出ノート」をパラパラとめくっていたら、昨年11月〜12月あたりのページ、私が書いたコメントのすぐ後にmasatさんとangeさんのコメント(angeさんのイラスト付き)が書いてありびっくりしました。
また、春になったらぜひ雁坂でお会いしたいですね。
では。
namifuji様
山から下りて道具の後始末。そして街では今年の締めくくりの宴会も続く時期でしょう。忙しい時ですね。やっと待っていたヤマレコに接する事が出来ました。
まずは改めて、10回目の雁坂においでいただき、さらにブログの原稿もお送りいただきまして、本当に有り難うございました。風邪で思考停止状態の時に、とっても助かりました。
「糸」のような、人との出会い、素敵です。極寒の中でも「こころ暖かくなる小屋での時間」は、まわりにも暖かさが伝わってきました。
追:「テン場泊まりのご夫婦(?)のご主人(?)」、この(?)に、思わず笑ってしまいました。フ。フ。
石さん
こんばんは!
今日も忘年会で酔っ払って書いてます(失礼!)
「縦の糸はアナタ、横の糸はワタシ」
雁坂って、素面で言うにはこっぱずかしくなるようなそんな言葉を普通に発せてしまう、なんとも不思議で素敵な場所ですよね。
ひとたびそんな「雁坂マジック」にかかってしまった人は、何度でも来たくなる場所。
そして、その雁坂マジックは、ゴローさん、イシさんその他の小屋番さんたちのお人柄に触れた時に最大の効果を発揮するみたいです。
というわけで、来年もまたよろしく御願いします!
追伸
(?)(?)の件。
なんせ 以前 m○s○tさん、a○g○さんの件で大間違いした経緯があるもんで、その辺はちょっとかなりナーバスになっておりますよ(笑)
こんばんは。
土曜は、夜遅くまで居座ってしまって本当にご迷惑をお掛けしました。。翌朝のnamifujiさんの眠そうなお顔(笑) 申し訳ないと思いつつ、なぜか自分の眠気が吹き飛んでしまいました。本当に性悪ですみません。。
それにしても、極楽浄土なんて、おおげさですね(笑)今度お会いした際には、ちゃんと埋め合わせ、させてくださいね^^
それでは、また。
thomさん
コメントありがとうございます。
迷惑なんてとんでもない!
1時半と気付き、驚愕し、いきなりの終宴となってしまったのが、実はとても寂しかったんですよ。。。
それほど、私にとっては、ほのぼのと、温かく、居心地の良い楽しい時間でございました。
あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
なので、埋め合わせなんて、そんなそんな〜〜。
期待してます(笑)!
こんにちは、namifujiさん。
雁坂小屋での、思わず笑ってしまうような再会に、こちらもビックリし、なんだか嬉しい気持ちになりました。
こうやって人の縁は続いていくんだなぁ
ところでドラム缶の水はすっかり凍りきってしまったのでしょうか?
かの蛾の行方・・・私も気になるところであります。
無事にコールドスリープから目覚めることができるのかな?
来春ぜひとも確認に行かねば
muniさん
コメントありがとうございます!
本当に、あまりの驚きに笑ってしまうというのは自分的にもなかなか稀有な経験でした。
普段、街中なら「一期一会」な縁でも、雁坂だと続いていく。
そんな「太い縦糸・太い横糸」を感じる山行でした。
ドラム缶の水はカッチカチでした。
その上を雪が覆っていて蛾の確認は出来ず(寒さで雪を払いのける気にもならず・・・)ですが、たぶん居るんじゃないでしょうか。
ぜひ、また皆さんで確認しに行きましょう!
まいりました!
こんど登る時は、一声かけてください!
とお願いしたくなるような雁坂小屋だったようですねぇー
でも、しめしあわせて会うんじゃあつまらないなー
あれ以来、小屋にあがることができなくて、もんもんちゃーん!の小生です!
tozzanoさん
いやー本当にびっくりでしょ〜?
まあ当の本人が一番びっくりしてるんですが。
偶然だからこそ素晴らしい。(偶然も実力のうち?(笑))
tozzanoさんも、これから春まで毎週通えば偶然に遭遇できるかも?
あ、それじゃあ偶然じゃなくて必然か(笑)。
暖かくなったら、真の沢、案内してください!
10回目ですか!!
その回数であればリピーターも多いのでどなたかにはお会いしますね。
小屋の中はマイナス5度でもヤマ話に花が咲けば寒さは感じませんね。
・・・いや・・・やっぱり寒そう(>_<)
今のところ雪は少ないようですが、空気がひんやりしている感じが
写真から見て取れます。
そんな寒い中でも集う方々いるのは雁坂小屋の不思議な魅力です。
ワタシもその魅力に引き寄せられるように・・・いつ行こうかな。。。
LArcさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよ、記念すべき(?)今年10回目の雁坂で、なんとも嬉しいハプニングに恵まれました。
小屋の中はマイナス7度でも山&その他諸々話に花が咲いて、全然寒くない・・・なんてことは無く、普通に凍えそうでした(笑)。
でも、心はポカポカでしたよ。
先週あたり、まただいぶ雪が増えていそうなので、
年明けあたり 私もまたひょっこり行ってみようかななどと画策しております。
そんなわけで、もしバッタリ雁坂でお会いしたらそのときはよろしく御願いします!
namifujiさん、寒い中お疲れ様でした。
雁坂小屋のブログを久し振りにチェックしたところ、namifujiさんの写真が掲載されていましたので、こちらも拝見させていただきました
小屋が閉鎖されている時期に、こんなに素敵な出会いが待っているとは…
雪はそれほどでもなさそうに見受けられましたが、寒さはまた一段と厳しくなっているところ、温かい食事をつつき、お酒を飲みながらの山談義。
憧れてしまうシチュエーションです。
終了時刻1時半は雁坂小屋最長記録なのではないでしょうか
こんな時間が過ごせる雁坂小屋は本当に素敵な場所ですね。
私も師匠につられて、ついつい足をのばしてしまいそうです(笑)
rgz91さん
コメントありがとうございます!
本当に こんな偶然あるもんなんですね〜。
リアルで「一瞬頭が真っ白になる」という感覚を久々に味わいました。
しかし、マイナス7度の中、温かいはずの食事も数分で凍りつき、いくらお酒を飲んでも酔わない温まらないという悲惨な状況(笑)の中での山(よりも他の話題の方がよっぽど多い)談義でした。
AM 1:30終了は確かに雁坂最遅かもしれませんね〜。
小屋が営業してて他のお客さんがいる中では絶対不可能な、なんともゆるゆると楽しい、素敵な時間でしたよ!
そんな偶然が起こる場所・雁坂で また近いうちに会いましょう!
では、良いお年を。
雁坂をこよなく愛していらっしゃるのが伝わっています。
氷点下はさすがに寒かったでしょうが…、
一緒に飲めて、山談義に花が咲く仲間がそばにいられるのは、
格段に嬉しいことですね!! (しかも午前様とは!! )
そして来年は何度足を運ばれるのか、今から楽しみにしています
それと穴子丼、なんてボリューム
お椀どころか、写真からもはみ出ています
wildwindさん
コメントありがとうございます!
今回は小屋の冬季開放スペースに泊まってみたくて、
発作的に行ってしまいました。
結果的には行ってみて大正解!
雁坂の神様から、とても素敵な時間をいただきました。
来年の春、またみなさんと雁坂でお会いするのが今から楽しみです!
そのときは、穴子丼もコースに入れちゃいますか?!
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