熊野岳〜不忘山でお花畑を鑑賞 ヒヤリハットの連続でした

2023年06月19日(月) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,211m
• 下り: 1,194m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:06

距離 20.4km 登り 1,211m 下り 1,224m

7:30 蔵王刈田山頂バス停
7:47 馬の背
7:56 馬の背分岐
8:04 8:09 蔵王山
8:15 熊野十字路分岐
8:21 馬の背分岐
8:29 馬の背
8:43 8:53 蔵王レストハウス内避難小屋
8:56 8:58 刈田岳
9:03 刈田岳避難小屋
9:22 刈田峠登山口
9:33 刈田峠避難小屋
9:55 前山
10:12 杉ヶ峰
10:28 10:29 芝草平
10:43 倉石・秋山沢コース分岐
11:00 11:08 屏風岳
11:15 水引入道コース分岐
11:37 11:38 南屏風岳
12:10 12:25 不忘山
12:59 南屏風岳
13:22 13:23 水引入道コース分岐
13:31 屏風岳
13:45 13:46 倉石・秋山沢コース分岐
13:58 芝草平
14:17 杉ヶ峰
14:32 前山
14:53 刈田峠避難小屋
15:05 刈田峠登山口
15:27 15:28 刈田岳避難小屋
15:32 刈田岳
15:36 蔵王レストハウス内避難小屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

刈田山頂駐車場を利用しました。蔵王エコーラインからのアクセス道路の通行料は550円ですが、営業時間前だったので無料で良いとのこと。ありがとうございました。
なお、今の時期は営業時間外でも駐車は可能ですが、レストハウスのトイレは使用出来ないようです。

コース状況／危険箇所等

縦走路は多少の泥濘があるものの、よく整備されています。タイトルに記した「ヒヤリハット」は主に自分の未熟さが原因です。

その他周辺情報

遠刈田温泉の「まほろばの湯」を利用しました

写真

6/19 7:21

おはようございます。久しぶりの高い山に来ています。下界はガスガスでしたが、雲の上に出たようです。

6/19 7:32

蔵王に来るのは40年前のスキー以来です。まずは最高峰の熊野岳に登ってみます。

6/19 8:07

熊野岳に到着しました。レストハウスからは40分程の歩行でしたが、既に何回か躓いたり浮石で滑ったりしてしまいました。

6/19 8:09

振り返って、これから進む南蔵王方面の眺めです。雲が多いですが本日はこれから晴れる予報なので、期待して進んでみます。

6/19 8:09

この辺りで目立つのはイワカガミでした。時期的にコマクサが咲いていないかと思いましたが、自分は見つけることが出来ませんでした。

6/19 8:32

蔵王と言えば、この風景でしょうか？コマクサが咲いていそうな雰囲気はあるのですが。。。

6/19 9:01

レストハウスまで戻って少し登ると刈田岳の奥宮です。このあたりから眺めた南蔵王は、予報通り雲が取れてきました。まずは刈田峠まで200m程降ります。

6/19 9:02

道の両側にハクサンチドリがたくさん咲いていました。7月くらいに咲くお花と思っていましたが、ここでは最盛期のようです。

6/19 9:28

そしてチングルマです。やはり、今回の主役はこの花でしょうか？

6/19 9:54

刈田峠から前山まで登り返しました。蔵王山が良い眺めなのですが、最後の登り返しを考えるとちょっと気が重いです。

6/19 10:11

さらに進んで杉ヶ峰。夏山の観光写真のような眺めです。

6/19 10:20

杉ヶ峰から少し降って芝草平です。それ程広くは無いようですが、湿原に白い花が広がっていました。ワタスゲはもう少し先でしょうか。

6/19 11:00

屛風岳では多くの方が休憩中でした。この辺りは山というより緩やかな稜線で、歩いていて気持ちが良いです。

6/19 11:37

少し進んで南屛風岳から熊野岳を振り返ると、左側に残雪をまとった月山が見えていました。

6/19 11:50

地図では無名のアイハギの峰から見た不忘山です。ガスが上がってきて高山の雰囲気です。写真だと判り難いですが、ザレた路を一度降ってから登り返しです。

6/19 12:09

不忘山です。この時はガスも晴れて、周囲が良く見えていました。

6/19 12:23

進んできた屛風岳を振り返ると、左側には朝日連峰の山々が見えているようです。

6/19 12:23

雲が多めですが、こちらは飯豊から奥会津あたりの山々でしょうか？

6/19 12:29

不忘山での眺めを楽しんで戻ります。今日は既に何回もコケそうになっているうえ、久しぶりの長時間歩行で少々足にきているので、特に南屛風岳までのザレ場は往路以上に慎重に戻ります。

6/19 12:29

復路は足元のお花畑を楽しみたいと思います。こちらはミヤマオダマキでしょうか。

6/19 12:31

かなり小さな花ですが、ハクサンコザクラかな？（ユキワリコザクラのようです）

6/19 12:33

スミレの仲間？

6/19 12:34

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ（？）

6/19 12:36

ハクサンイチゲはこの周辺にはたくさん咲いています。

6/19 12:41

この写真だとミヤマキンバイの特徴が判り易いです。

6/19 12:51

この周辺のチングルマはこれだけでした。

6/19 12:54

イワカガミはここでも頑張っています。

6/19 12:56

小さなゴゼンタチバナ。

6/19 12:57

ツツジはほんの少し残っていました。ムラサキヤシオでしょうか？

6/19 12:58

ツマトリソウかな？

6/19 13:03

本日最後のハクサンイチゲ。

6/19 13:11

ミツバオウレンですね。

6/19 13:12

こちらも小さなマイヅルソウ。

6/19 13:20

なんと、シャクナゲが咲いていました。

6/19 13:25

とてもきれいなハクサンチドリ。

6/19 13:53

芝草平あたりまで戻りました。チングルマとイワカガミは白とピンクのコントラストがきれいです。

6/19 14:07

こちらはヒナザクラでしょうか。

6/19 14:09

ミネザクラが少し残っていました。

6/19 14:10

オオカメノキ。ムシカリとも呼びますね。

6/19 14:39

ミヤマハンショウヅルはクレマチスの仲間だとか。

6/19 14:59

ちいさなマウンドは、チングルマに埋め尽くされています。

6/19 15:05

南蔵王縦走路の入口まで戻りました。ここまで歩行15km以上で既にヘロヘロです。

6/19 15:05

写真の右手に路肩駐車場があり、この時間でも多数の駐車がありました。もし不忘山の往復をメインに考えるなら、ここに駐車した方が良いのでしょうね。。。

6/19 15:29

100m程登り返して再びの刈田岳です。ヘロヘロですが結構な達成感です。

6/19 15:30

往路では省略した刈田岳の標識。この時間でも観光の方々で賑わっていました。

反省点は多かったですが、蔵王のお花を楽しみました。

＜おまけ＞
山行記録を作成しながら本日も孫守りです。授乳後にガーゼに包むと良く寝るようですが、この時期は暑くならないよう注意が必要です。2時間くらい静かに寝てくれて、レコが無事完成しました。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

M2132K

　以前からこの時期になると不忘山のレコが多数アップされ、ちょっと気になっていました。今回、1日だけなら時間がとれそうだったので、勿体無いとは思いましたが、日帰りで不忘山へ登ってみました。
　さらに、よく考えると蔵王にはスキーにしか行ったことが無く、せっかくの機会なので最高地点の熊野岳にも寄ってみることにして、全行程20kmのハイキングプランとしてみました。
　ルートはよく整備され、危険箇所もほとんど無いはずなのですが、久しぶりの高い山に身体がついていけないのか、ちょっとした木の根に躓いたり、浮石に乗ってよろけたりとヒヤリハットが多すぎました。幸いにも出血や怪我はありませんでしたが、改めて気持ちを引き締めてハイキングを楽しみたいと思います。

　また、この時期に発生する大量の羽虫には、防虫スプレー程度では全く歯が立ちませんでした。強力蚊取り線香を使うか、頭を覆う防虫ネットが有効ではないかと思います。