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ヤマレコ

記録ID: 56318 全員に公開 沢登り丹沢

表丹沢/寄沢水系 シンナシ沢〜上川沢・シンナシ沢中間尾根

日程 2010年02月04日(木) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候曇り時々晴れ(寄の日中気温5℃)
アクセス
利用交通機関

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

県道710号/稲郷沢出合11:55−
12:00上川沢、シンナシ沢出合−
12:50三廻部林道横断点13:05−
13:35シンナシ沢・上川沢中間尾根(シンナシ沢終了点 標高610m)−
14:20三廻部(ミクルベ)林道−
14:50シンナシ沢・上川沢出合−
14:55稲郷沢出合
コース状況/
危険箇所等
■シンナシ沢
  『丹沢の谷110』にも『東京周辺の沢』など書籍にも
  エアリアにも名前が掲載されていない無名の沢。
  寄バス停から県道710号を北上し、民宿など集落の北端、
  稲郷沢の手前にある沢。
  県道から未舗装路に30mも入ると二俣状で
  上川沢(左)と分かれている。
  同じ名称の沢が、近くだと杉ノ沢支流にも、他にもあるので
  名前の由来はおそらく単純なのであろう。

  遡行グレード:1級

  ・出合から標高420m辺りまで右岸に作業径路が沢と並行して伸びている。
   その間、沢には2m滝×2つ、小釜、小ナメくらいである。
  ・標高430mの二俣は右の支沢を見逃しやすい。
   二俣後は、緑のナメ、1m滝、2段3m滝、そして堰堤と続く。
   堰堤は右側に手摺りがついているが、コンクリ上段の手摺りは
   ヤブの中のため高巻く。
  ・標高450m二俣は水量比2:1。
   といってもどちらも水量はチョロチョロ程度。左俣へ入る。
  ・すぐに2段2m滝、堰堤。左上に三廻部林道が見えてくる。
  ・三廻部林道に右岸から上がり、上流の堰堤は左右どちらも巻けそう。
   右側の方が楽。
  ・2m倒木潜りの滝、堰堤を越えると、標高540m二俣が見えてくる。
   二俣手前には1.5m緑岩の滝がある。
  ・標高540m二俣は水量比1:1(チョロチョロ)。
   どちらも2mくらいの小滝を連続で架けている。
   左沢へ入る。
  ・連続した石積み堰堤を越えると、沢状の地形はほとんど終了。
   左側の尾根を目指して登る。(標高610m辺り)

■シンナシ沢・上川沢中間尾根(仮称)
  ・中間尾根は標高530m辺りが地形図上だと痩せているが
   尾根上は歩きやすい。
   ただ当日は積雪が5cmほどあり滑りやすかった。
   特にシンナシ沢側は急斜面で高度差があるので注意が必要。
  ・標高500mで三廻部林道に一旦出て、更に先の尾根に登り返す。
   小ピーク状(511m)になっている。
  ・標高470mで何となく尾根が分かれる。
   出合に戻るなら左尾根だが、何気なしに下っていたら
   右尾根に入ってしまった。
   コンパスの方角は合っていたのに、沢に降りる直前で気づく。
   上川沢に降りてしまったので、正しい尾根に戻るべく
   小さな沢状を2本トラバースした。

ご注意)当ルートはバリエーションであり、沢登り技術、読図技術をマスターし、
    装備も万全を配している方向きです。
    一般登山のみの方はご遠慮いただき、同様のルートを行こうとする場合は
    ベテランと同行されるとか、必要な技術を講習等でマスターして下さい。
    
ファイル 20100204shinnashisawa.xls (更新時刻:2010/02/04 10:35)
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図 [pdf]

写真

稲郷沢出合
2010年02月04日 11:54撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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稲郷沢出合
シンナシ沢と上川沢の出合が見えてくる
2010年02月04日 11:57撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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シンナシ沢と上川沢の出合が見えてくる
二俣の上川沢に架かる橋を渡ると
シンナシ沢右岸径路へ続いている
2010年02月04日 11:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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二俣の上川沢に架かる橋を渡ると
シンナシ沢右岸径路へ続いている
右岸径路
2010年02月04日 12:09撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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右岸径路
シンナシ沢に架かる2m滝
2010年02月04日 12:15撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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シンナシ沢に架かる2m滝
2段3m滝
2010年02月04日 12:31撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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2段3m滝
苔むした堰堤
2010年02月04日 12:33撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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苔むした堰堤
堰堤上の河原
2010年02月04日 12:44撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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堰堤上の河原
三廻部林道へ一旦上がる
2010年02月04日 12:49撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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三廻部林道へ一旦上がる
林道から上流部に見える堰堤は左右とも行けるが、左はザレのトラバースになる。
2010年02月04日 13:04撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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林道から上流部に見える堰堤は左右とも行けるが、左はザレのトラバースになる。
倒木がうるさい滝
2010年02月04日 13:09撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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倒木がうるさい滝
1
スカイラインにクヌギ山
2010年02月04日 13:14撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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スカイラインにクヌギ山
詰めの石積み堰堤
2010年02月04日 13:29撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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詰めの石積み堰堤
つめてぇ〜
2010年02月04日 13:30撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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つめてぇ〜
詰めを尾根に向かい登る
2010年02月04日 13:33撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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詰めを尾根に向かい登る
1
上川沢・シンナシ沢中間尾根に出る
3日前の雪が・・・ちょっと冬山チック
2010年02月04日 13:36撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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上川沢・シンナシ沢中間尾根に出る
3日前の雪が・・・ちょっと冬山チック
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ステルスラバーの沢靴は雪だと滑るんだよぉ
2010年02月04日 13:52撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ステルスラバーの沢靴は雪だと滑るんだよぉ
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眼下に三廻林道
2010年02月04日 13:55撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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眼下に三廻林道
地形図では超痩せた尾根
2010年02月04日 13:56撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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地形図では超痩せた尾根
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クヌギ山
2010年02月04日 13:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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クヌギ山
1
植林帯に入る
枝上の雪がパサパサ落ちてきた
2010年02月04日 14:14撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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植林帯に入る
枝上の雪がパサパサ落ちてきた
三廻部林道のギャップを越え再び尾根に
2010年02月04日 14:19撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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三廻部林道のギャップを越え再び尾根に
1
511mピーク
2010年02月04日 14:19撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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511mピーク
栗ノ木洞は八ケ岳みたい
2010年02月04日 14:21撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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栗ノ木洞は八ケ岳みたい
1
尾根を下る。
しかし一本北の尾根に紛れ込んでいた。
上川沢に降りる直前で気づいた始末。
まぁいいや。
2010年02月04日 14:30撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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尾根を下る。
しかし一本北の尾根に紛れ込んでいた。
上川沢に降りる直前で気づいた始末。
まぁいいや。
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正しい尾根に戻った
2010年02月04日 14:45撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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正しい尾根に戻った
1
上川沢最初の堰堤
2010年02月04日 14:49撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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上川沢最初の堰堤
出合の橋
2010年02月04日 14:50撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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出合の橋
県道710号に
2010年02月04日 14:52撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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県道710号に
稲郷沢出合着
2010年02月04日 14:55撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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稲郷沢出合着

感想/記録
by kamog

当初は寄(やどりぎ)の中ノ沢から伊勢沢ノ頭を遡行するつもりであったが
月曜夜に降った降雪は街から見ていてもなかなかきえていなかったので
なるべく標高の低い短い沢を前日に探す。

地形図を1/10000に拡大し表丹沢の等高線のへこみを
あれやこれや探してみる。

あった!稲郷沢より南のへこみ。
詰めはクヌギ山の南斜面だから標高も低いし
積雪もさほどではないだろう。
ところで何という名前の沢なのかな?
古い丹沢の本を紐解いて
シンナシ沢と上川沢だということが判明。
どちらにしようか、と地形図を眺めてみれば
シンナシ沢の方が等高線の間隔が広く緩やかなことが見て取れる。
地形図から大きな滝やゴルジュなどは見られない。
隣の稲郷沢の奥壁のようなビビリ系の詰めもないようだし。

靴はどうしようっかな。
冬靴は重いし細かいエッヂに立ち込み辛いので
マジな雪山以外は履きたくない。
トレッキングシューズも同様で基本的には嫌い。
少々冷たいがいつもの沢靴でいいや。

昨年何人も山中で拾った遭難しそうな兄ちゃんたちには
「山は早出が基本!」などと偉そうな注意をしているのに
自分ときたら今日も昼前出勤となる。
何もなければせいぜい3時間で終わると踏んでのことだが。

シンナシ沢・・・地形図通り、ごくごく平凡。
マイナーな沢にありがちな倒木が無造作に絡まって所々ジャングルジム状態。
下流部右岸に作業径路があったのでありがたく使わせてもらう。
いよいよ詰め状になると、ほぼ雪の中に足を入れなければ登れない状態になる。
沢靴の中は冬山用厚手の靴下だが、やっぱり指先冷たい。

予定通りシンナシ沢と上川沢の中間尾根に上がる。
沢より尾根の上の方が真っ白。
痩せた斜度のある下りになると
さすがにステルスラバーの沢靴は滑る。
情けない腰の引けた格好になりながら
頼りになる木から木へ移行しながら降りた。

三廻部林道を一旦横断し再び尾根に上がると
「ワンワンワン!!!」
猟犬3頭に四方取り囲まれてしまった。
「シッ!シッ!」と追い払ってみたり
「ガァー!!」と振り向きざまに手を上げたり
これじゃまるで俺がクマみたいじゃん。
飼い主が下から登ってくる。
「こいつら、運動させないとうるさくてね」

尾根は惑うこともなく真っ直ぐ伸びている。
下に沢が見えてきた。
水の音。どうやら右に上川沢。
左側も沢で、下の方で合わさっているのが見える。
あれ?左の沢に水がないぞ?
左の沢はシンナシ沢で当然先ほど遡行してきたから水があるはず。
沢床まであと10mで、ここがシンナシと上川の二俣ではないことに気づいた。
え?でもコンパスの方向は合っているのに。
事前に尾根の分岐があるから注意しようと思っていたところを
罠にはまって降りてしまったのだ。
間違った尾根ならば地形図では西南西のはずでも
コンパスは南南西を指している。
1/10000図でも読み取るのが難しい尾根の方向と太さ。
最後に来てやられてしまった。

ここで下の沢からいきなり「どこ行くんだぁ?」と声をかけられる。
びっくりして見ればどうもハンターさん。
木曜なのに管理捕獲でもしているのだろうか。

最近はこの寄沢水系に凝っている。
今のところこの水系で行ったことのあるのは
寄沢本流(イイハシの大滝登攀)
寄コシバ(越場)沢
小屋ノ沢
清兵衛ノ沢
山ノ神渡ノ沢(前半まで)
後沢
アッチガオ沢
稲郷沢
杉ノ沢・・・

これから予定しているのは
山ノ神渡ノ沢(後半)
地獄崩(ジゴクザレ)
タカノス沢
水棚沢
滝郷沢
中ノ沢
上川沢
虫沢川
など

水無川や四十八瀬川に比べれば全体的に脆い水系で人も少ない。
だから冒険性も感じられるんだけどね。
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