熊山南部 福生寺~高津山~尺八山~大滝山~屏風岩~福生寺



- GPS
- 03:05
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 604m
- 下り
- 596m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:04
歩行距離8km 歩行時間2時間30分 歩行数15,100歩
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車でのアプローチは大滝山福生寺(ふくしょうじ)駐車場利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標が少ないエリアなので、地図には予め可能な限りの情報を書き込んでおいたほうがいいと思います。迷うところもけっこう出てきます。 福生寺から沢沿いの道<福生寺コース>は、いきなり獣柵が出てきたり、道なりに歩いていると知らない間に予定とは別の尾根を上っていくコースに入るので、しばらくは地図とコンパスやGPSナビ等でコースアウトしていないかどうか確認しながら進む必要があります。 姫大神神社下之宮から熊山山頂駐車場までの道<油滝神社コース>は道が非常に整備されているので歩きやすいです。 熊山から大滝山までは大滝林道沿いに進んでも行けますが、途中で林道を外れ、熊山町&備前市境界沿いについている山道を進み、尺八山経由で進むことができます。 大滝山から屏風岩までの道<伊部駅最短コース>は所々歩きやすい段状で、ビューポイントが多いです。したがって、下りに設定したほうが楽しめます。 親水の森から福生寺方面に向かう林道途中で道が二つに分かれますが、下りの右の道を選ぶと同じ所に戻ってくることになります。左の登りの林道を選ぶとそのまま大滝林道と合流し、一気に福生寺まで進むことができます。 |
その他周辺情報 | 備前市伊部(いんべ)は日本六古窯(瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波立杭、備前)の一つ備前焼の産地です。国の史跡に指定された伊部北・南・西大窯跡や人間国宝藤原啓記念館など、備前焼を知る上で貴重な史跡や資料、窯元がたくさんあります。 備前焼は釉薬(うわぐすり)を一切使わず、炭素が多く酸素の欠乏した不完全燃焼の火焔(かえん)で焼成によって堅く締められた赤みの強い味わいや、焼成中に火焔の性質その他の原因で釉が変色することによって生み出された窯変により、一つとして同じ模様にはならないのが特徴です。 毎年10月の第3土・日曜日に伊部駅周辺で「備前焼まつり」が開催され、備前焼が安く買えるということで人気があります。 |
写真
大滝山は菅原道真によって編纂された「類聚国史」の寺田地の項に法隆寺等の大寺院と並んで「天長5年6月(828年)備前国墾田4町6反大滝の寺田となす」と記されており、県下でも最古の寺院の一つです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
|
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備考 | 濡れても大丈夫!何回使用しても破損しにくい!!熊山全55コース掲載!!!の「熊山登山詳細図(1:12,500)」はこの山域の登山では非常に役に立ちます。 |
感想
今年最後の登山納めとして、熊山南部エリアを選びました。
ヤマレコを初めてまだ半年ですが、ヤマレコを始めたおかげで、同じ山でもいろいろなアプローチの仕方や楽しみ方があることを知りました。
特に今まで見向きもしなかった低山の楽しみ方を会得したことは、自身の登山寿命をさらに延ばし、今後の人生をポジティブに生きる活力につながりそうです。
さて、肝心の今回の山行ですが、前回は熊山駅方面からアプローチをかけたのに対し、今回は南の備前市福生寺からアプローチすることにしました。
きっかけは書店で見た「熊山登山詳細図<2014年6月30日発行>」でした。「全55コース」という言葉に惹かれ躊躇なく購入しました。コースや各ポイント毎の距離等が詳細に書かれており、これまで見たどの地図よりもリアルでした。また、ベースは地形図でしたので、GPSナビとも連動しやすく、現在地を掌握しやすいのもよかったです。
歴史、史跡、あまり知られていない自然、未登峰という点と点を結ぶコースを選択したのが、今回の福生寺を起点・終点としたコースでした。
動物にもたくさん遭いました。特に鹿、シロハラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラが非常にたくさんいます。熊山中央部から北部にかけてのエリアに比べ人が少ないことも幸いしているのでしょう。鳴き声がよく響き、心地よい自然のBGMとなりました。
高津山と尺八山は登山詳細図ですら、正確なルートとピークの位置が特定できないほどワイルドな山でした。ピークそのものには魅力はまったくないのですが、そこに行き着くまでのルートファインディングが楽しく思えるようになってきました。
そして、熊山の魅力を語る上で欠かせない不意に現れる雄々しい岩や奇岩、優雅な川や島が多い瀬戸内海を望むビューポイントなど、低山にも関わらず、豊かな自然が堪能できるフィールドがたくさんあるということが、「次はどのコースを選ぼう」という動機につながります。
この感じでいくと初登りも熊山?
そんなことを考えながら、今年最後のヤマレコ山行記録を終えます。
コメント
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12月14日 そして きょうのレポート 興味深く拝見
実は 来年の5月に熊山橋・熊山・龍神山のコースを計画
きょうのレポートで大滝山福生寺もいいな〜 と
よい お年をお迎えください
他府県の方で熊山に興味を持たれる方なので、
登山の楽しみ方が自分に似ているものと察し、
親近感を覚えます。
また、海を渡り、近畿の山を中心に四季問わず
精力的に活動されている様子を見て、
自分もまだまだ活動範囲を広げられるという勇気をもらっています。
来春は「淡路花博2015花みどりフェア」が開催されるのに乗じて
徳島の山や淡路島の山を楽しむつもりです。
tomizumi様もどうぞよい年をお迎えください。
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