札幌岳
tigerr
dahama
体力度について
- GPS
- 06:52
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 901m
- 下り
- 898m
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| 天候 | 曇り時々晴れ、山頂部はガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、スノーブリッジが不完全な箇所がいくつかあります。 |
| その他周辺情報 | 最寄の温泉は豊平峡温泉です。 |
写真
気温は氷点下3度で風もないことから、最初から薄着でスタートします。その時、後続者の1台の車が…この方はスノーシューですが、後のヤマレコの記録でKK70さんとわかりました。
1
私です、スキー両足分の太さしかない橋を、ビビリながら5cm位づつ足を進ませながら渡ります。この後すぐに、先行していたスノーシューだと思っていたら、ワカンだった方と会いました。
3
先行者のトレースをついていくと写真では判りにくいですが、沢の高い所をトラバースしています、ずり落ちると結構な惨事となりそうなので、ここも慎重にビビリながら進みます。
3
KK70さんのレコによると、トレースを追って入り込んだルートはレアルートのようで、スキーで登るには厳しいものがありました。まず、シールがベロリンと剥がれるトラブルです。ベルトで3箇所止めです。
1
スキーでは登れない急斜面で何度も板を脱いだり履いたりで、脱いだ板を両手に持って、膝上まで埋まりながらの貞子登りで進みます。
5
ヤッター、山頂！ガスでなんにも見えない。冷水小屋から2時間半かかりました。ちなみにKK70さんは1時間半です、とても速いですね。
15
山頂からみて登って来たルートより左側を降りましたが、オープンバーンはなくこの後降雪量が増えても木が多く、スキーの方は右側を下りたほうが良さそうです。
登りで手こずった細い橋が、さらに細くなっていてtiggerさんの左のスキーが落ちかけますが、間一髪渡りきりました（汗）それをみてびびった私は、板を外してブーツでカ二歩き、雪が沈むは前後のバランスは崩すはで、危うく川に落ちかけました。
3
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
|---|
感想
本日はdahama先生と札幌岳へ。
前回山頂を踏めなかった事もあり、久々に上まで行きたいな〜ということで再度アタックしてみました。
トレースもあって冷水小屋まではまずまず順調。
しかし苦労したのがのがこの後で、トレースどおりに進みましたがスキーには辛い急登、板を外してツボ足併用という感じで大分難儀しました。
前回来た時は全く板を外すことなく登りきったので「不思議だな〜」と思ったりしていました。
が、後からkk70さんのレコを見て札幌岳の普通ルートとされるところからどうやら反れて登っていたことが分かりました。
上級者ルートだったかも（^^;）
dahama先生のシールトラブルもあり、結構な時間をかけて尾根に到着。
山頂を目指します。しばらく歩いていると素晴らしい樹氷地帯。
湿った雪が吹き付けたことにより形成された樹氷群、なんだか不思議な感覚になってしまう場所でした。
山頂に着くもガスで展望は無し…。
写真を撮ったら滑走モードに切り替えて下山開始。
楽しく滑れるルートを探すも結局イマイチなルート取りでした（+_+）
気温がそれほど低くなかったこともあり(-5度くらい)小屋に到着後、玄関先にてdahama先生にお湯を沸かしていただきカップヌードルを食べたりしてのんびり。
やっぱり冬山での温かいものはいいですね~。
前夜の忘年会の席上で突然決まった札幌岳行きでしたが、他のメンバーは「これから帰って準備してから朝6時半出発なんて絶対間に合わない！」とのことで私とtiggerさんの2人での山行になりました。
天候は、予報どおり気温が上昇し山頂を除くと穏やかで手袋を脱いで素手になっても大丈夫なくらいでした。
交代でのラッセルを覚悟していましたが、登山口に到着するとすでに先行者2名分のトレースがあり、ありがたく使わせていただきました。おかげさまで、冷水小屋まではサクサクと快適に進み1時間40分で到着することができました。
冷水小屋までの中間地点位で、ワカンを履いた先行者に追いつき先に行かせていただきましたが、スキーの先行者とは最後までお会いすることはできませんでした。
冷水小屋からは急斜面が続くと聞いていましたが、先行者のトレースを辿るとジグをきることもできない狭い急斜面で、すぐにシールトラブルを起こしてしまいました。急斜面で無理な動きをしてテールエンドで止めているグリップが外れ、テールからシールが剥がれていてしまいました。
私のシールはGECKOを使用しているのですが、一度剥がれて接着面に雪が付着するとエッジで雪を取り除いても、厳冬期であれば粘着性が回復しません。（メーカーのプロモでは大丈夫な映像を見たのですが…）前回と同様ベルトで3箇所固定し出発しましたが、すぐに反対側のシールも同じように剥がれてしまいました。
購入の際は、チートシートが不要で軽量、手入れが簡単で、基本的に登り返しをしないという想定で決定し、春スキーなどではそのメリットを充分に享受してお気に入りの相棒でしたが、厳冬期のことを考えると今後の更新時は要検討ですね。
その後、急斜面でのスリップやTLTビンディングがウォークモードにもかかわらずつま先の強いねじれの動きに耐え切れずブーツがトウピースから何度も外れるなど、山スキーでの登行の限界を検証することができました。
そんな泥沼のような急斜面を、心が折れそうになりながらやっと乗り越えた後は、疲れきってしまい緩斜面でも足が進まずスピードがガクッと落ちてしまい、冷水小屋から山頂まで2時間半かかってしまいました。（後続で私たちに追いつき、シールトラブル時に先に行かれた「kk70さん」は1時間半で山頂を踏まれたようです。）
山頂からの眺めはガスのため残念ながらありませんでしたが、いつか基本のルートで再訪し景色を眺めてみたいと思いました、まずは初めて訪れて途中撤退することなくピークを踏めたのはtiggerさんのおかげでした。
山旅ロガーの記録によると、標高1,293m、標高差817m、山頂まで6kmを4時間20分、全行程11.9kmを行動時間6時間半でした。
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ms090 さん
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おつかれさまでした！
先行者のトレースを無視するのは、かなりの勇気が必要ですよね。
なかなかできません
読ませていただくと、今回のルートはスキーには不向きのようで、かなりご苦労なされたようですね。
スノシューでも一歩一歩という感じで、結構疲れました。
でも、未経験ルートでしたので経験値プチアップという感じで、満足感はあります。
（・・・と言いつつ、次回は一般的なルートにしようかな（笑））
ちなみに下山時に話をしたワカンの方もピークを目指すと言っておりました。
同じく苦労されているようでしたので、時間的に大丈夫かな？と心配でしたが、遭難の報道もないことから、無事ピークを踏んで下山したのでしょう。
また、どこかでお会いした際は、情報交換などお願いいたします！
kk70さん、コメントありがとうございます。
ワカンの方は私たちが食事を終えて14:20頃に小屋を出発した直後に会いました、ピークは無事に踏んだそうです。あそこから車まで戻られるまで1時間はかかると思うのですが、一本道なので無事に下山されたと思います。
またいつかお会いできる時を楽しみにしています。
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