記録ID: 5665942
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キャンプ等、その他
近畿
染ヶ谷から五波谷峠(五波峠)の古道
2023年05月16日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:28
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 495m
- 下り
- 489m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:29
距離 10.8km
登り 495m
下り 489m
■編集終了につき正式公開です。
■若狭越小浜街道の最後の峠越えです。
忘れもしない昭和43年の秋、山登りを始めて最初に越えた五波谷峠越え(今は五波峠といっていますか・・・)で、それも自分の企画だったので思い入れも一入なのです。田歌から五波谷峠を越えて染ヶ谷へ降りたのははっきりしていますが、が、今となってはどのルートだったのか?山登りの最終章を迎えて、これだけはやっておきたいことなんです。
昔の五波谷峠越え:https://dokodoko-walkin.blogspot.com/2022/08/blog-post_49.html
現在、田歌から五波峠までは登っていますが、峠から染ヶ谷までは未踏になっていました。2022年五波谷峠越:https://yamap.com/activities/17537598
しかし、五波谷峠越えのルートには「謎」があります。それは明治の陸測図と昭和の地理院地図(それを元にしたエアリアマップ)に大きな違いがあるのです。https://yamap.com/moments/573109
この謎解明と明治陸測図ルートの探索に行って、明治古道を元にした林道発見までは昨年に行いましたが謎は謎のまま。
https://yamap.com/activities/20847114
今回はその謎解明までできたのでしょうか?
■若狭越小浜街道の最後の峠越えです。
忘れもしない昭和43年の秋、山登りを始めて最初に越えた五波谷峠越え(今は五波峠といっていますか・・・)で、それも自分の企画だったので思い入れも一入なのです。田歌から五波谷峠を越えて染ヶ谷へ降りたのははっきりしていますが、が、今となってはどのルートだったのか?山登りの最終章を迎えて、これだけはやっておきたいことなんです。
昔の五波谷峠越え:https://dokodoko-walkin.blogspot.com/2022/08/blog-post_49.html
現在、田歌から五波峠までは登っていますが、峠から染ヶ谷までは未踏になっていました。2022年五波谷峠越:https://yamap.com/activities/17537598
しかし、五波谷峠越えのルートには「謎」があります。それは明治の陸測図と昭和の地理院地図(それを元にしたエアリアマップ)に大きな違いがあるのです。https://yamap.com/moments/573109
この謎解明と明治陸測図ルートの探索に行って、明治古道を元にした林道発見までは昨年に行いましたが謎は謎のまま。
https://yamap.com/activities/20847114
今回はその謎解明までできたのでしょうか?
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点直後、ロープ場があって、ガレ場10数m下の谷底まで一直線。 |
写真
お昼すぎ、まずはベースキャンプ設営。日陰を選んだが、夕方、西陽があたってエライことに!
バイク移動で綾部市西端の自宅から2時間半だった。今回は2泊3日の予定で、要りそうなのなんでもホイホイと詰め込んだので宿替えの荷物にみたいになった。1/3は使わなかったけど。さらに1泊に変更したので半分は使わなかった。
バイク移動で綾部市西端の自宅から2時間半だった。今回は2泊3日の予定で、要りそうなのなんでもホイホイと詰め込んだので宿替えの荷物にみたいになった。1/3は使わなかったけど。さらに1泊に変更したので半分は使わなかった。
さて探索に行きます。ビレッジライン(この名前はもう使わないのか?)対岸の植林が切れたあたり、この辺から古道が登っているんじゃなかと予想。あとで調べてみよう。まずは林道を上がってみます。
林道はコンターの目の広い所を巻いて登っていきます。楽です。
林道からセイ谷を見る。そこそこの滝が見えます。昭和の地理院地図(地図2)や山と高原地図京都北山2(旧版)では、あの谷そこを通るようになっていますが、おかしいんじゃなにの?
林道からセイ谷を見る。そこそこの滝が見えます。昭和の地理院地図(地図2)や山と高原地図京都北山2(旧版)では、あの谷そこを通るようになっていますが、おかしいんじゃなにの?
林道です。ここから上がってきました。流石にホッとして休憩です。
ただいま2時半、約2時間で登ってこられました。これが分かっているなら、この谷道を登って五波峠。そこから稜線伝いに八ヶ峰、登山道を降って直接染ヶ谷に降るというルートが取れたのになあ。
五波峠まではあと60m強登ります。
ただいま2時半、約2時間で登ってこられました。これが分かっているなら、この谷道を登って五波峠。そこから稜線伝いに八ヶ峰、登山道を降って直接染ヶ谷に降るというルートが取れたのになあ。
五波峠まではあと60m強登ります。
感想
■結果
染ヶ谷側の明治陸測図の古道はしっかり残っていました、谷筋までは。その谷筋はゆったりとしていて、まことに古道らしい雰囲気醸し出していました。取付きの小瀧が連続する部分はゆったりとした「ゆり道」で、林道に吸収されてはいるものの、古道らしいうまい道作りで、古道の雰囲気は十分に感じられました。めでたいことです。これにて、田歌からの五波谷峠越えは(半分は順行ではないものの)完了できてめでたい!
しかし、めでたさも中くらいの理由は、
1)尾根道が林道によって無頓着に分断されていたこと。この林道はそう古くはないので比較的近年までは立派に残っていたのでしょう。残念なことです。
2)さらに、https://yamap.com/moments/573109
にある昭和の地理院地図5万図小浜:S6測量、S40補足調査、S45資料修正 の破線路の確認ができていないことです。しかも、明治の古道がしっかりあるのに、小滝が連続する箇所の谷筋を通るのか?その意味が分からないことです。
こちらも参照ください➡https://yamap.com/activities/24318208
中途半端さは残りますが、これにて五波谷(五波)峠越えの旅は終了とします。
■ヤマレコ違和感
何度もいいますが、エリアの扱いが酷すぎる。染ヶ谷は近畿でもないし、北陸の感じはしないし、「若狭」くらいのエリア表現はないの?ヤマレコを使う気にあまりならないのは、この辺りの無頓着さ!
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