妙高山【日本百名山】
- GPS
- 06:09
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
約4年ぶりに日本百名山の登頂に挑戦してきました。
妙高山は新潟にある標高2,454mの成層火山で、北信五岳の一つであり、その中では最高峰です。学生時代に赤倉温泉スキー場に来たことがあり、スキー場も温泉も山の雰囲気も素晴らしいところだという記憶がずっとありました。東京から遠く、登山口からの標高差も大きいため日帰り登山はかなり苦しいのですが、今回は新幹線(別の旅行で使用した大人の休日倶楽部パスを使用のため実質無料)とレンタカー(格安のニコニコレンタカー)を使用して日帰り登山を実現しようと画策しました。登山開始が10時という非常識に遅い時間になっているのはレンタカーの開店時間の関係です。燕温泉の登山口を出発したのは自分が最後だと思います。
スキー場のロープウェイを使用すると一番標高差の小さい登山となるのですが、運行が7月15日からでこの時期はまだ動いていませんでした。そこで燕温泉から燕登山道を登ることにしましたが、この登山道は距離は片道約5kmと短いのですが、絶対標高差が1500m近くあるスペックとなっています。すなわち、急登がずーと続くということです。
実際、久しぶりの2000mを超える高山での登りは体が慣れていないこともあり、非常に息があがってしんどかったです。しかも胸突き八丁と呼ばれている天狗堂の下部の登りは眺望もないのでひたすら辛かったです。天狗堂を超えれば少しは急登がましになるのかなと想像していたのですが、急登は殆ど変わらず、ギャップが大きくなり、鎖場もあったりで、とにかく辛かったです。あまりにしんどいので、下山後の温泉のためのタオルや着替えや日焼け止めなどを天狗堂にデポして山頂にアタックしました。南峰から北峰への移動も空身で歩きました。
山頂に着いたときには疲労困憊で、「下山大丈夫かな?」と自分で心配になるほどでした。
山頂で絶景を眺め、エネルギーゼリーとサンドイッチでカロリー補給をし、普段はほとんどしない座っての休憩を15分程していると、元気が回復してきました。
下りは得意なのと、ガスってきて涼しくなったので、意外と軽快に下り、鎖場の下りもほぼ問題なく通過し、結果的には標準コースタイムの9時間に対して、6時間ほどで山頂までピストンできました。しかし、登りで息を整えるために何度も休んだのは、長い山行歴で殆どないことでした。
歩行距離だけ見たり、標高差のスペックだけを見ていると、軽く歩けそうに思えますが、標準コースタイムが長いのは伊達ではありません。初中級者はかなり苦労すると思います。
山頂付近からの眺望は素晴らしいです。運良く山頂にいる頃にはガスも晴れて360度の眺望を存分に楽しむことができました。
下山後の黄金の湯の露天風呂も最高でした。体がかなり硫黄臭くなりましたが。。。
標準コースタイム:9時間00分
自己コースタイム:5時間25分
コースタイムレート:0.60
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