東赤石山

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,324m
• 下り: 1,324m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:20

距離 10.8km 登り 1,324m 下り 1,324m

7:38 瀬場登山口
8:15 8:21 瀬場谷分岐
10:11 10:14 赤石山荘
11:23 11:32 東赤石山
12:08 12:25 八巻山
12:46 赤石山荘
14:20 瀬場谷分岐
14:49 14:56 瀬場登山口
14:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

レンタカーを瀬場登山口に駐車。

写真

別子山森林公園・ゆらぎの森で前泊。今日は瀬場の登山口からスタートします。

ここら辺りは転がっている石がキラキラしていますね。登山口にエクロジャイト(Eclogite)と呼ばれる鉱物の説明板がありましたが、これがそうでしょうか。

左はオトギリソウ。右はダイコンソウ。

瀬場谷への分岐点の手前で木橋を渡ります。渡ったあとは、しばらく九十九折りのがまんの登りが続きます。

ひとしきり登ると、今度は美しい沢沿いの道が続きます。滝もたくさんあり、気持ちのよい沢筋の道です。

満開になったバイケイソウがひとむらありました。

左はイタドリ、右はコナスビ。

頑張って登り続けて、ようやく前の稜線が見えてきました。山名の由来となった赤い大きなかんらん岩がごろついています。

前の険しい岩山（右）が八巻山のようです。かっこいいですね。

ごろ石の道が始まってから赤石山荘までは、それほどありません。屏風のように山荘の後ろに岩稜がそびえています。

山荘のまわりのシモツケ（左）とシモツケソウ（右）。

山荘からトラバースで東赤石山山頂への分岐点をめざします。北に岩稜、南に好展望が広がります。

南の平家平と冠山。

分岐点から真っ直ぐに直登し、赤石越を右に折れて、東赤石山山頂に到着！・・と、思ったら、ここは三角点ではないようです。

でも、山名標もあるし、山頂のふんいきが出ているので、記念撮影。後ろは、八巻山への岩尾根です。

新居浜方面に瀬戸内海に浮かぶ島々が見えています。

先ほどの山名標の地点から少し東に行ったところに、真の（？）山頂がありました。

こちらはさらに大展望です。真西以外はほぼぐるりと見渡せます。

大展望を眺めながら座って休憩できそうな岩がたくさんあります。

遠くに見えているのは、剣山、次郎笈、三嶺ではないでしょうか。

山頂に登ってくるまで、いろんな花に出会えました。右上から時計回りに、コメツツジ、ホソバシュロソウ、オトメシャジン、ウバタケニンジン。

右上から時計回りに、コウスユキソウ、イワキンバイ、タカネマツムシソウ、シコクギボウシ。

赤石越から下山する予定でしたが、八巻山まで足を伸ばしてみることにします。しかし、これがなかなか険しい！右手が東赤石山。

正面が八巻山。けがをしないよう、慎重に岩稜を進みます。赤い岩と青空と白い雲。そして、山の緑。

左上：クロヅル、右上：ウツギ、下：ヤマアジサイ。

無事、八巻山まで稜線をたどることができました。良い眺めです。

瀬戸内海と東赤石山から歩いてきた稜線が見えます。

好天に恵まれました。

左：コカラマツ？、右：トリアシショウマ？

八巻山（写真後方）から赤石山荘へ下ります。左手に面白い形の奇岩があります。下りは別ルートで瀬場登山口に下りました。

感想

ZAT02544

筏津の登山口からスタートするはずでしたが、車で行き過ぎて、瀬場から出発。登りの前半戦はがまんの登りですが、沢に出ると気持ちの良い道です。赤いかんらん岩が見え始めると、一気に山上のふんいきです。猛々しい岩稜は迫力があります。展望も抜群で、東赤石山山頂の三角点からの眺めは最高です。赤石越から八巻山への岩の稜線は少し緊張感がありますが、お花もたくさんあって、山上の楽園です。
新しい山靴が慣れないこともあって、下りはへばりましたが、盛りだくさんな山旅でした。