【大菩薩峠〜丸川峠】上日川峠から裂石へ

2023年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 12.0km
• 登り: 587m
• 下り: 1,280m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:24

9:06 上日川峠
9:24 9:26 福ちゃん荘
9:30 9:30 富士見山荘
9:35 9:35 勝縁荘
10:01 10:05 大菩薩峠
10:27 10:34 親不知ノ頭
10:36 10:36 賽ノ河原
10:43 10:45 妙見ノ頭
11:01 11:01 神部岩
11:15 11:19 雷岩
11:28 11:30 大菩薩嶺
12:09 12:09 国内御殿
12:32 12:50 丸川峠
14:16 14:18 丸川峠分岐駐車場
14:22 14:22 裂石登山口駐車場
14:26 14:26 雲峰寺駐車場
14:30 大菩薩峠登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【大菩薩峠〜丸川峠】上日川峠から裂石へ

【交通状況】
（往路）
甲斐大和駅8:10発上日川峠行きバスは4台ほど待機。
自分は早めに着いていたので、1台目の直行便に乗車。
補助席まで使って満員になった段階で7:50頃に出発。
上日川峠まで1,020円。（現金のみ）
（復路）
大菩薩峠登山口15:00発の始発時乗車は10名程度。
途中の大菩薩の湯から満席に。
塩山駅まで300円。（交通系IC支払可）

コース状況／危険箇所等

【トイレ】
・甲斐大和駅
・甲斐大和駅バス停
・上日川峠
・雷岩分岐（福ちゃん荘前）
・上日川峠
・丸川峠（丸川荘有料）
・丸川峠Pから裂石バス停までの間に2か所ほど

【危険個所】
大菩薩嶺から丸川峠への中間地点付近で崩壊地有り。
崩壊地上部に迂回路が付けられている。

写真

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7/16 12:33

7/16 12:52

撮影機器：

Google Pixel 7a SIMフリー Google

感想

risuji

海の日の3連休。梅雨も開けていないのに関東甲信越は猛暑。これはもう夏山の前哨戦に行かなければなるまいと…。
手軽に夏山気分を味わえるといえば、大菩薩峠から大菩薩嶺までの稜線歩きしかない。
人気のコースではあるけれども、大菩薩嶺から先は少しは静かな山旅になるのではないかと期待して出発。
甲斐大和駅から上日川峠へ行くバスの混雑を想定して、1本早く甲斐大和駅に到着する中央線に乗車。
甲斐大和駅の北側にバスロータリーが出来ていた。ベンチには10名ほど。
程なく直行便と書いたバスが2台来る。1台目に乗車。出発を待っていると追加で2台。
次の中央線が到着すると続々と集まってきて、あっという間に満席。外は乗車を待つ人が長蛇の列。
やっぱり人気の山だ。というより、上日川峠まで上がれてしまう人気と言うべきか…。

＜上日川峠〜大菩薩峠＞
上日川峠に到着直後の感想は涼しいと人が多い。交通整理の係員までいた。
樹林帯の中を出発。所々で、前に人が支える。
福ちゃん荘にも人がたくさん。
カラマツ尾根を登る人が多いのか、福ちゃん荘からは多少静かになる。
カラマツの樹林帯が見事で、気持ちよく歩ける。
左手に稜線の青空が見えてくると、一旦折り返して、介山荘の前に出る。そして、大菩薩峠のデカ看板。

＜大菩薩峠〜大菩薩嶺＞
小休止してから、稜線歩き。
富士山と大菩薩湖の展望が素晴らしいのはもちろんだけど、この日は奥秩父や奥多摩方面の展望がよい。奥多摩三山や雲取山、飛龍山も見えていたと思う。
親不知ノ頭を過ぎて賽の河原に降りてみると、右手のピークに人が登っているのが見える。
右の手のピークは妙見ノ頭だ。何度もこの稜線を歩いているけど、この妙見ノ頭は登ったことがなかったので、行ってみる。
ザレ場を上がるとすぐに妙見大菩薩の石柱が建つ妙見ノ頭に到着。ここも奥多摩側の展望が素晴らしい。来てよかった。
しかも、雷岩の方に降りるルートもあり、往復せずに稜線ルートに戻ることが出来た。
雷岩周辺は、ここはレジャーランドか？というほどに人が沢山。
さらに、大菩薩嶺に向かう登山道は行例モード。
その行列の1員となり、大菩薩嶺に到着。
記念撮影の行列には並ばずに、人の入れ替わりの瞬間を狙って、標識のみを撮影。
すぐに、丸川峠に向かう。

＜大菩薩嶺〜裂石＞
大菩薩嶺からは静かになる。
そして、稜線歩きのカラッした雰囲気が変わり、コメツガと苔の森。それもまた気分がよい。
森の中なので、直射日光にも晒されずに、暑さはそれほどでもなく、快適に下る。
森を抜けて、明るい草原に出るとそこが丸川峠。
ここに来るのは何十年ぶりだろうか。
丸川荘の佇まいは変わらない気がするが、これほど樹木に囲われずに、もう少し明るい雰囲気だったような気がする。
小休止の後に、最後の下り。急坂が続き、沢の音が聞こえてくる。
沢に出たら、早速に洗顔。少しだけ生き返る。
灼熱の車道を裂石のバス停まで歩く。
大菩薩峠登山口のバス停は少し変わっていた。以前は民宿があったと思われる場所が広場になっていて、バス停の看板がそこに。
ただ、来たバスはその広場でUターンするわけではなく、道路でバックして待機してから時刻丁度にバス停に付けた。
暑いから、少しでも早めに付けてくれればいいのに…。

＜まとめ＞
素晴らしい展望は折り紙付きのこのコース。
それに加えて、今回は奥多摩、奥秩父の展望、妙見ノ頭への初登頂、何十年ぶりかの丸川峠と収穫多し。
もう少し人が少なければという贅沢な思いもあるが、それは忘れることにする。
夏山への思いを馳せて、よい山旅となりましたー。