三浦アルプス【ハイキング同窓会vol.3】4・5丁目商店街の謎を追え!!


- GPS
- 06:19
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 688m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷いに注意! 何度も来ているえのしまんでも2回道を間違えました。 中尾根の南中峠から森戸川の北沢に下る道はスリップしやすく注意が必要です。 |
写真
皆本格的なスタイルです。
この日えのしまんだけはジョギングシューズにペラペラのデイパックという堕落した格好でのぞみ、三浦アルプスを舐めたことにより後で痛い目に遭います。
感想
先週のハードなBCとは打って変わり、今日は恒例の同窓会ハイクです。
このハイクも実に3回目を迎えました。
箱根ばかりでは能がないので、皆の意見を参考に三浦アルプスにやってきました。
今日はレギュラーメンバー4名です。
新逗子駅に午前9時集合し、バスで登山口の近くまで移動します。
バスはハイカーが大勢乗っています。
レギュラーメンバーも他のハイカーも一目見てそれとわかるしっかりした装備ですが、この日のえのしまんはその辺をジョギングして回るような山を舐めたスタイルでかなり浮いていました。
トレラン用でもない普通のジョギングシューズで、あとで痛い目に遭うのです。
登山口がある、葉山の教会の急坂を登ってゆくと背後にどんどん海と富士山の雄大な風景が広がってゆき、メンバーは興奮状態です。
仙元山の山頂はいつもどおり素晴らしい眺めです。
まだ登り始めたばかりなんですが、もう満足しているえのしまんです。
この気の弛みが原因で最初の道迷いに繋がりました。
小ピークと巻道を選ぶ分岐があって、小ピーク側の道を選択したらそのまま森戸川へ下降する道で引き返す羽目になりました。
三浦アルプス恐るべしです。
引き続き縦走を継続します。
なるべく汗をかかないようなペースで歩きますが、もう3回目なのでまったくメンバーの足取りに不安はありません。
そろそろ塔ノ岳とか鍋割山に連れて行ってもいいんじゃないかな。
落ち着いた尾根道はトトロが出そうな笹藪あり、明るい広葉樹の樹林ありで小さな昇降を繰り返します。
左手にはこんもりした二子山、行く手に乳頭山。
乳頭山は混んでいるだろうという判断のもと、陽だまりが気持ち良い、手前の小ピークで昼食をとることにしました。
昔の仲間とのこうした暖かいシーンでは遠足を思い出して、なんだか甘酸っぱい感情が沸いてきますね。
昼食を終えてひと歩きで乳頭山です。
東京湾がよく見えます。
ランドマークや八景島、自衛隊の護衛艦、米軍の空母、猿島、湾を越えた木更津の街、すっと見ていても飽きません。
いつまでもいたいのですが、金沢文庫で打上会の予約が入れてあるので先に進みます。
ここでえのしまん、道を間違えました。
いつの間にか中尾根に入っていたのです。
横浜横須賀道路が遠ざかってゆき、地形的に何か変だと気付いた時にはもう結構歩いた後でした。
GPSを確認して、あんれまあ!とお口あんぐり。
完全に三浦アルプスを舐めていた代償です。
メンバーにゴメンと謝って、南中峠から一旦下降して再び尾根に登り返すことにしました。
この南中峠から森戸川の北沢に下る道はかなりスリッピーで、トラロープが張ってあり、更には沢水で濡れていて、えのしまんのジョギングシューズではかなり難儀しました。
自業自得とはまさにこのことです。
しかし何度も歩いているはずなのにどーなってるんでしょうね。
他の山域で同様に迷ってたら一大事ですよ。
しかし地元の安心感というのは恐ろしいもので、まったく緊張感が沸いてきません。
一旦降りた後は馬頭観音へ登り返します。
そしてようやく本来のコースへ戻りました。
さあここからは以前からの懸案あった4.5丁目商店街の道標の謎を突き止めることが新たなミッションです。
田浦の4丁目5丁目なのか、船越の4丁目5丁目なのか、GoogleMapsで見る限り田浦の4丁目、5丁目にそれらしい商店街はなく、謎の多い道標です。
道標に導かれながら商店街を目指すことにしました。
途中枝道を下るとお稲荷さんがあるのですが、まさか狐の商店街??
要所要所に道標はあって着実に商店街が近付いてきます。
ハイカーを商店街に誘導する新たな広告宣伝手法なのでしょうか?
狐につつまれた状態でやがて登山道の終点に降り立ちました。
そこは恐ろしいことに廃屋群があって、朽ち果てた廃屋の中は霊的な妖気が漂っていました。
呪怨の世界です。
ここが商店街であるはずもなく、新たな商店街の道標を見つけます。
JRの線路を渡りしばらく行くと、昭和レトロな人気の無い通りにでました。
そこにあったのは田浦4.5丁目集会所。
ってことはこの先に商店街があるのか。
やがて現れたのは雑貨屋さん、酒屋さんなど数件の年代を感じる看板。
まったく人通りの無い商店街?でした。
そこをウインドウショッピングするメンバー。
古いお徳用ママレモンが売ってたとか、昭和レトロに大はしゃぎです。
まっそんなわけで、緊張感の無いえのしまんには教訓を残しつつ、一つの謎を解決するという華々しい成果を上げた同窓会ハイクなのでありました。
最後に金沢文庫の赤井温泉というこれまた昭和レトロな銭湯(一応温泉)に寄って、また打ち上げ会へと突入していったのでした。
ハードな山行とはまた違う、楽しいひと時を過ごしました。
同窓会ハイクまだまだ続きます。
今日三浦アルプスを歩いてきました。「4・5丁目商店街」の表示、気になって仕方なかったです。すっきりさせて頂いてありがとうございました
hk10さんコメントありがとうございます。
やはり「4・5丁目商店街」気になっていましたか。
えのしまんは2年越しくらいでモヤモヤが続いていました。
以前のレコで京急田浦駅前の船越町5丁目商店街のことと予想していたので、探索の結果はかなり意外なものでした。
ちょっぴり昭和レトロで同窓会に相応しい幕引きでした。
皆様楽しまれたようで、ミッション成功ですね!
甘酸っぱい感情か〜
振返ることもいいもんですね〜
にしてもまたもベロベロなめまくりだったとは・・
はい。入笠山で全然懲りてなかったみたいで、舐めまくってました。
まあそのぶんだいぶ楽しんだし、最大の謎は解けたし、旨い酒も飲めたし良かったです。
次の日程も既に決まってて、今度は人数増えそうな予感です。
enoshiman先輩こんばんはー!
まぁ・・・商店街・・・っちゃあ商店街・・・ですよね。複数あるし。
標識ガンガン出して誘導するほどのもんなのか、はよくわかりませんが
さすがアルプス、甘くないですね。
タウン謎解きハイク、楽しそうですね。よいモノ見せて頂きましたー。
fickleさんこんばんはー!
先ず廃屋群から始まるとは思ってもみませんでした。
また店頭在庫からレトロが感じられるって凄いことです。
4・5丁目商店街は想像力をうわまわっていました。
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