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Yamareco

記録ID: 5740559
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ハイキング
剱・立山

日帰り剱岳(早月尾根)・タテヨコ周回

2023年07月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:43
距離
16.9km
登り
2,611m
下り
2,587m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:56
休憩
1:46
合計
13:42
2:22
30
スタート地点
2:52
2:53
62
4:45
4:47
49
5:36
5:36
79
6:55
6:55
52
7:47
7:54
26
8:20
8:28
4
8:32
8:41
2
8:43
8:46
14
9:00
9:09
5
9:13
9:14
7
9:20
9:32
7
9:40
9:56
31
10:27
10:32
46
11:19
11:27
57
12:23
12:35
52
13:27
13:37
47
14:24
14:30
66
15:35
15:36
30
16:06
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島荘前に駐車
暗くて『試練と憧れ』が見つけられなかった
2023年07月22日 02:26撮影 by  SO-05K, Sony
2
7/22 2:26
暗くて『試練と憧れ』が見つけられなかった
2023年07月22日 04:05撮影 by  SO-05K, Sony
1
7/22 4:05
2023年07月22日 05:37撮影 by  SO-05K, Sony
1
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2023年07月22日 06:06撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 6:06
2023年07月22日 06:35撮影 by  SO-05K, Sony
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2023年07月22日 06:55撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 6:55
2023年07月22日 07:04撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:04
2023年07月22日 07:04撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:04
2023年07月22日 07:08撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:08
2023年07月22日 07:14撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:14
2023年07月22日 07:16撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:16
2023年07月22日 07:20撮影 by  SO-05K, Sony
1
7/22 7:20
2023年07月22日 07:25撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 7:25
2023年07月22日 08:34撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 8:34
別山尾根はハードそう
2023年07月22日 09:01撮影 by  SO-05K, Sony
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別山尾根はハードそう
カニのヨコバイ
2023年07月22日 09:03撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 9:03
カニのヨコバイ
2023年07月22日 09:09撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 9:09
カニのタテバイ
2023年07月22日 09:13撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 9:13
カニのタテバイ
春の白馬三山縦走以来2度目の雷鳥との邂逅にやや気力が戻る。
2023年07月22日 10:14撮影 by  SO-05K, Sony
1
7/22 10:14
春の白馬三山縦走以来2度目の雷鳥との邂逅にやや気力が戻る。
クワガタのメスは同定が難しい
2023年07月22日 15:09撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 15:09
クワガタのメスは同定が難しい
12時間ぶりの食事は格別
2023年07月22日 19:17撮影 by  SO-05K, Sony
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7/22 19:17
12時間ぶりの食事は格別
2023年07月22日 19:24撮影 by  SO-05K, Sony
2
7/22 19:24

感想

いつかやりたい弾丸富士のプレ山行として、弾丸剱岳を計画・実行した。

仕事が終わってから車で移動を開始し、24時前に馬場島到着。

当初は24時に登り始めて午前中に下りてくる予定だったが、徹夜で突撃した残雪期の槍ヶ岳で酷い目に遭ったので、仮眠を取ることを試みることとする。

1時間半のうたた寝を経て、2:30登山開始。(入眠力低すぎ!)

この時間帯の他の登山者は皆、トレランかウルトラライト(UL)スタイルで、案の定めちゃくちゃ早い。

早月小屋まで3時間と頑張ったが、ここで睡眠不足が祟り、以降牛歩登山となる。

胃腸も弱り果てて、7時以降はレーションが食べられず、睡眠不足・体力不足・カロリー不足の三重苦に苛まれる。

空きっ腹に飲んだレッドブルは翼を授けるどころか、吐き気を引き起こし、身体はむしろ鉛のように重くなったのであった。

コースは徐々に岩々し出すが、特に難しくない。

一ヶ所どうしても通過しなければならない雪渓があるが、斜度がないので転んでも致命的なことにはならなさそう。

登頂して写真を撮ってもらった後は、カニのヨコタテ周回。
穂高稜線や残雪の槍先に比べれば怖くなく、むしろこの時だけは体調不良のことなどすっかり忘れ去り、岩場の下り登りを楽しめた。
(いや今振り返ると、空身が楽すぎただけかもしれない。)

山頂を離れる9時過ぎくらいから急激に曇り始める。
これから登頂する方には申し訳ないが、おかげで暑さが抑えられたのはありがたい。

また、子連れの雷鳥にも遭遇することができた。

一方で体調は順調に悪化し、10分動いて5分休むを繰り返す始末。
水平方向の歩きですら動悸が激しくなり、活動を継続できない。

後ろに人の気配を感じると、これ幸いとばかりに道端にへたり込んで「お先にどうぞ」をn回繰り返した。

頭痛も出てきたが、最近バファリンに頼り過ぎているので、限界までドーピングなしで頑張ることにする。

結局、登りと同じくらい時間を掛けて、薬に頼ることなく下山。

ひたすらに長い下りを精神的に支えてくれたのは、1800m以下で定期的に出てくる標識、ではなく他の登山者の存在だった。

挨拶だけでなく、いろいろなお話ができた時は
特に疲労感を忘れることができた。

(標識はむしろ逐一絶望を与えてくる害悪であった。1200mと書かれていたのに、GPSで確認すると1295mだった時は思わず瓦割りを仕掛けそうになった。)


そして、身体がこんな状態であっても残りの標高差が数百メートルになると、脳内でノルアドレナリンだかドーパミンだかがドバドバ分泌され、本日一番の元気さを発揮することになった。

結論、脳内ホルモンをコントロールできる人間が最強なのでは?

なお、馬場島荘でコーラを購入したが、味覚までイカれたのか、コーラの味がしなかった。

長時間運転する気力はなかったので、急遽富山市内にホテルを取り、観光してから帰ることとした。


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体力レベル
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