サンヤリ・天狗堂【鈴鹿10座のラストは醤油坪橋から周回】
- GPS
- 08:26
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 863m
- 下り
- 869m
コースタイム
天候 | 晴れ 【気温】 駐車地:24℃ サンヤリ:23℃ 宮坂峠:27℃ 林道に着地:28℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
《蛭谷町で君ヶ畑への道を見送り直進→県道229号分岐を右折し 県道34号を犬上川に沿って北上→犬上川ダム北側の萱原神社を右折し ダムの対岸に出て、下山林道でダムを戻るように進み醤油坪橋へ向かう →橋を渡った林道の路肩へ駐車。(所要時間:約45分)》 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね、明確な尾根を辿る周回コースですが、 ミノガ峠〜サンヤリの稜線に合流する手前、co850mからco900m辺りで 尾根地形が曖昧になります。下山時には慎重なルートの見極めが必要かと思います。 |
写真
感想
鈴鹿10座の内、天狗堂が未踏のまま残っている。
醬油坪橋から黒谷山へ登り、反時計廻りで天狗堂、サンヤリと周回した
記録に興味はあったが登山口までのアクセスが不安なため、秋になったら一般的な君ヶ畑の登山口から周回する予定でいたが、今回Sさんらと
醬油坪橋からサンヤリへ登り、時計廻りの周回で鈴鹿10座のラストを
迎える機会に恵まれた。
醬油坪橋から林道をしばらく歩いた見逃しそうな切り開きの奥に
付けられたピンクリボンとテープの目印を確認して尾根に取り付くと
いきなりアキレス腱が伸びそうな急登に気合が入る。
100mほど急登が続くと僅かに緩みそして再び急登が始まる、
そんな絶妙な間隔で現れる緩急を三度ほど繰返すと植生が変わり
現れた軽い藪を抜けると尾根の向きが北へ変わりしばらくすると
地形が曖昧になってくる。灌木が茂る広尾根を慎重に乗り継ぐと
やっと明瞭な尾根に合流する。左折でミノガ峠、右折でサンヤリへ向かう
縦走稜線に乗って緩やかに高度を上げればサンヤリに到着する。
縦走稜線からほんの僅かに外れた位置にある山頂は展望も特徴も無く、
三角点以外目立つものが無い地味なピークだった。
僅かに戻った縦走路で下りにかかると、メジャールートの良く踏まれた道に変わってくる。
起伏の少ない尾根道は植林帯や石楠花の群生地に変わったり、
茶野〜御池岳辺りの展望地が現れたりと雰囲気を変えながら続いていく。
天狗堂まで意外に遠いなと感じながら、御池岳〜藤原岳の好展望地を
過ぎると次第に登り勾配となり、大岩を抜けるようにして登ると待望の
「展望岩」に到着する。灌木の間に突き出たような想像よりも狭くて
険しい?TOPに立つと御池岳〜藤原岳〜竜ヶ岳の山並みがいつもとは違う新鮮な角度で眺められた。
展望岩を下った小広い鞍部のような木陰で昼食を摂り、僅かに登ると
そこが天狗堂の山頂だったが、展望は乏しく小さな窓から釈迦ヶ岳〜
御在所岳を眺められる程度の狭いピークだった。
(個人的には、山頂標識が取り付けられたピークを南峰、展望岩を北峰、
という認識で良いと思う。)
狭いピークから岩が集まる急斜面を下り、次第に尾根の形状が戻る頃
右手梢の間に林道をチラ見しながら黙々と下るとやがて君ヶ畑分岐を
過ぎ、新しく整備された道で宮坂峠に出ると、尾根下に絡んで君ヶ畑へ
下るしっかりした道が左に、林道が右へ、そして低い尾根芯に沿って
筒井峠へ向かう道に分かれる。
標高的には今回の最低鞍部になる宮坂峠からは再びマイナールートに
なるが明確な尾根筋に沿ってダラダラと標高を稼ぐと、筒井峠分岐標識が
立つ黒谷の頭になり、右折して樹林から天狗堂をチラ見しながら稼いだ
標高をダラダラと下げると本日最後のピーク、黒谷山に到着する。
植林に囲まれ展望には恵まれないが山頂には三角点や立派な山頂標識が
設けられている。5本の尾根が派生する山頂で一休みしたら北東に向かう
尾根に乗って下山を開始すると、しばらくして北西へ尾根を分けた後
緩んだ気持ちを締め直すような急斜面に変わり、林道に着地するまで
続いていた。
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