(信濃の国より(4)) 足慣らしに行った高標山は猛烈な藪と笹漕ぎ 頭から「突入しま〜す!」
- GPS
- 03:21
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 391m
- 下り
- 388m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:21
天候 | 晴れ 気温は涼しい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 味噌ラーメンの店「一新」 湯田中駅前温泉「楓の湯」 |
写真
感想
この日は、北信で朝を迎えた。行きたい山は結構あるのだが、まだ足の疲労が抜けきらない。標高が高くて気軽に歩ける山はないだろうか。朝5時台の道の駅で私はiPadairを眺めていた。そして見つけたのがこの山だ。
高標山(たかっぴょうやま)、登り始めが1400mを超えているし登り標高も300mほど、1時間半ぐらいで登ることができそうだ。
結局この山にしたのだが、そこに難しさを味わうこととなった。
カヤの平高原までの運転は難しくないがすれ違いに苦労しそうなところがあった。舗装は全てされている。駐車場も広くこんな平日に停めているのは道路工事関係者とビジターセンター職員、森林調査に来た公務員ぐらいである。
私は駐車してキャンプ場の中を歩き始めます。大きいテントがたくさんあり、学校の林間学校などでも使えそう。キャンプ者1組に挨拶をして颯爽と山に向かっていった。キャンプ者は山があって登山が行われていることは知らないようだ。
舗装道路、砂利道の林道、そして登山道となる道路としてはグレードダウンだ。そしてこの山の難しさは、登山道から山頂に向かう分岐から後である。分岐(看板あり)までは単調に登っていく道だが藪はない、笹もない。ただただ足を前に進め、荒い呼吸をするだけだ。「二酸化炭素を吐き出して〜おいらは呼吸をしているよ〜♩」と替え歌でも歌いながらの道である。
それが、分岐からはきつい。
藪漕ぎ、笹漕ぎの道だ。私は頭を低くして突っ込む。「アフロ!行きま〜す!!」半袖の腕は笹が当たり細かい傷、朝露でズボンは濡れる。登り下りで40分ほどそんな道を行った。藪の上では蝶やトンボがのほほんと私を笑っているようだ。笹に止まったり、飛び上がったり、そんな中岩みたいなものが見えた。そう、そこが山頂だった。
山頂には標識と神社っぽい何か(建物と言えるのかどうか?)、そして眺望と生き物の楽園があった。暫く眺望を撮影し、生き物に想いを寄せる。そして、思い出した、「帰りも藪漕ぎだ。」これは早く戻らねば。
でも、私はもう知っています。分岐まで来れば藪はもうないということを。そう考えれば、希望が湧きます。
それでも、分岐までは大変でした。何度も「こんちくしょう!!」「おら行け!!」など普段の私では使わないような言葉を使用させて頂きました。
分岐から藪はなくなり、私は一定のペースで下ってきました。
道路に戻ってきた時、キャンプ者はいませんでした。車で買い出しに出かけたのでしょうか?テントのみ残されておりました。きっと、買い出しをして数泊過ごすのでしょうね。最初に会った時には「山があるんですよ、これから登ってくるんですよ。」と言いましたが、流石に「登ってきましたよ、お勧めですよ」とは言えそうにありません。
ビジターセンターで佇み、係員に登山道について愚痴り、ヒョウモンチョウを撮影して戻ってきました。
信州中野で朝食兼昼食のラーメン、湯田中で温泉、駅を観光してまた朝いた道の駅へ。次の日こそ気温が下がっているといいなあ。高社山行きたいなあと思って就寝しました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する