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Yamareco

記録ID: 57619
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雪山ハイキング
四国

子持権現山(敗退)

2010年02月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:11
距離
3.9km
登り
1,018m
下り
17m

コースタイム

07:10 林道駐車地点
07:28 登山口
08:21〜08:31 常住
09:20〜09:25 鳥越
10:54 一ノ鎖下部
11:21 三ノ鎖手前で敗退
12:05〜12:38 鳥越
13:12 常住
13:48 登山口
14:08 林道駐車地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
鳥越〜子持権現山への道は、激しいので「立ち入り禁止のロープあり」
一ノ鎖上部崩壊のため危険。
一の鎖を半分くらい登ったところを右手に進み、崖の真下をトラヴァースすると、二ノ鎖〜三ノ鎖の間に出る。(赤テープあり)

石鎚みたいに、鎖の巻き道がないので、鎖を登れない人、登れる自信が無い人はやめたほうがいい。
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
2010年02月23日 09:13撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:13
2010年02月23日 09:13撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:13
常住
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
常住
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
2010年02月23日 09:14撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:14
2010年02月23日 09:14撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:14
鳥越
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
鳥越
2010年02月23日 09:14撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:14
土小屋方面
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
土小屋方面
凍りついた沢
2010年02月23日 09:15撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:15
凍りついた沢
2010年02月23日 10:56撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 10:56
一ノ鎖
2010年02月23日 09:15撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:15
一ノ鎖
崩壊箇所
2010年02月23日 09:15撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:15
崩壊箇所
崩壊箇所巻き道
2010年02月23日 09:16撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:16
崩壊箇所巻き道
子持権現山
2010年02月23日 09:12撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:12
子持権現山
子持権現山
2010年02月23日 09:15撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:15
子持権現山

感想

今日は子持権現山に登山に行く。 今週は寒かったので雪が期待できそう。 子持権現山は一般的な登山の山ではなく修験のための登山として昔から使われていたらしい。 よって、オレの持っている地図には、登山道の表記はなかった。 インターネットでできる限りの情報を集めていった。

西ノ川から鳥越までは、瓶ヶ森の登山道と同じ。 鳥越から分岐していく。 で、山頂までに鎖場が5箇所、瓶ヶ森林道に下りるまでに鎖場が1箇所あるとのこと。 で、第一の鎖場上部は崩壊していて通行困難らしい。

そんな山だけど、登れるかなぁ……夏ならまだしも、この時期に。

4時半起床で4時45分出発。 西ノ川林道の途中に車を止めて、7時10分、登山開始。
まずは林道を20分ほど歩き、登山口に到着。

去年の6月だっけ、会社の友達とこの山に登りにきた。 大体の登山道のコースは覚えているが、細かいポイントまでは覚えてなかったので、「あれ、こんなに急だったっけ?」とか「もう着いた」とか思わされる場所が何箇所かあった。

途中から雪が積もってきて楽しい山歩き。

常住に到着、まぁここはフリースを脱ぐくらいで休憩せずにそのまま進む。 だんだん雪が深くなってきて、足首くらいまで埋まるようになった。

沢沿いを登り、しばらく歩くと鳥越に到着。

さて、ここからが本日のメインルートだ。
初めて通る道で、ただでさえ人が入らない道なので迷わないように気をつけなくては。 まずは結構な斜度の道を200mほど横切る。 雪があって、元の道がどこだかわからない。 斜度がきついのでかなり滑る。

沢を2つほど渡り、3つ目の沢にたどり着いた。 なんと、この沢、完全に凍りついている。

道はだんだん険しくなり、急登に変わってきた。 雪もすね位まで積もっている。
ただ、心配していた道迷いは、赤テープやアルミ看板がたくさんあって大丈夫だった。

そして、一ノ鎖へ向けての急登が始まった。 道はあっているのだが、歩いている場所が道なのかがわからない。 それほど激しい道だった。 斜面は両手両足をつきながら登っても滑るほどの急斜面。 雪のない時期でもきつそうだ。
何度も足が滑って、すぐに息があがって…… 苦労しながら、ようやく一ノ鎖まで到着。

そして思った、冬の鎖場は恐ろしいな。 鎖の2mくらい先に、ロープが垂れ下がっていたので、エスケープもできるのだろうか? ただ、鎖からそのロープまでの2m、滑ったら下まで落ちてしまうような場所だ。 エスケープルートの方が危険かもしれない。

一の鎖の長さは20mくらいだろうか? 取り付きから8mくらいがかなり垂直に近い壁。 その後は比較的寝ているので、鎖なしでも行けそうな傾斜。
とりあえず呼吸を整えて、鎖を登るか。
当然足を置く岩場は雪解け水で氷結しているのでめちゃめちゃ滑る。 これはもう、足に頼らず腕に頼って登るしかないな…
途中で、鎖も凍り付いていて、岩場と鎖が完全にくっついていて、持てない箇所があって恐ろしかった。
鎖があるので、ボルダーじゃないが、ボルダーグレードだと9級とかその程度なのだろうけど……

一の鎖も中盤を過ぎたあたりで、右に行く巻き道がある。 上部崩壊のためのエスケープルート。 とりあえず、上部の崩壊がどの程度なのか見に行ってみるか。
一の鎖上部まで登り、進むべき道を見てきた。
これ……死ぬな。

雪がかかっていて、崩壊具合がわからないのだけど、けっこうな斜面が10mほど続く。 その10mがやばすぎる。
足を滑らせたら、当然下に滑っていくのだが、その斜面を30mほど滑ってしまったら、そこから先は見えない。
つまり、断崖絶壁ということだ。 地面まではおよそ100mくらい? 落ちたら間違いなく死ぬ。
ただでさえめちゃめちゃ滑るのに。

確保点になりそうな箇所はあるので、2人組以上で、ザイルがあれば行けるだろうけど…

おとなしく巻き道を歩くことに。
しかし巻き道もけっこうな道だった。 こちらは傾斜は緩く、滑っても命の危険はない斜面だが。

巻き道を登っていき、本道に合流。 この場所は2の鎖を越えて、三ノ鎖に向かう場所だな。

少し二ノ鎖のほうに戻って、これから進むべき道を眺めてきた。

三ノ鎖が肉眼で見える。 四~五ノ鎖はどこにあるのかわからなかった。
山頂についた後は、六ノ鎖を降りなくてはならない。 他の鎖の状況がわからないし、他にもこのような箇所があるかもしれないし…… これは無理だな。
山頂はもう目前でかなり悔しかったが、今回はこれで引き返すことにする。 今シーズン最後かもしれない雪のある山だったのになぁ。

一ノ鎖の降りは、思っていたより短かった。 登りだから長く感じたのか。

そこからの急斜面も何度か滑りながらようやく沢を渡る道まで戻ってきた。 ここまでくれば一安心。 とりあえず鳥越まで戻って、そこで休憩するか。

お湯を沸かして温かいコーンスープと紅茶を飲みながら、パンを食べる。 時間はまだ12時。 ここから瓶ヶ森に登っても2時間くらいでいけるだろう。 とすると、下山も含めて5時過ぎには帰って来れそう。 ただ、体力的なものが…
とても激しい標高差400mくらいを歩いてきたので、すでに体は弱っている。 残念だけど、瓶ヶ森にも行けそうにはないな…

40分ほど休憩して下山することに。 下山は早かった。 雪も結構なくなってきていたし。

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