【鈴鹿の尾根と谷を行く】スプラッシュでリフレッシュ!又川谷・大井谷から酷暑の竜ヶ岳へ〜
- GPS
- 05:57
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 842m
- 下り
- 855m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※悪路で名高い茨川林道ですが、驚く事に整備されとても走りやすくなってました。 前回(R4/9/12)、この駐車地に辿り着くまで車の底を3回ほど摺りましたが、今回は全く車の底を摺る事はありませんでした。 (R5/7/30 の情報です この状態がいつまで続くかは不明です) (あくまでも、R421〜静ヶ岳南西尾根登山口付近の状態です) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の山行は一部、バリルート・マイナールートを含むマニアックな区間を歩いています。 これらの区間は一般的なルートを歩く登山とは異なりますので、初心者の方やバリルート・マイナールートが苦手な方には、決してお薦めは出来ません。 また、ルート全般においてGPS等でのルーファイは必須です。 ◎又川谷・大井谷(レコ写真no.4〜35) 穏やかな川原歩き、見るも無残な崩壊地、小滝の連続する楽しい区間等、変化に富んだルートです。 基本的にはそれほど難易度は高くないと思います。 ただ、小滝の連続する区間は、個人的には沢靴必須だと思います。 支谷等の分岐も数箇所ありますので、GPS等でのルーファイは必須です。 ◎石榑峠方面と太尾方面の分岐地点(県境稜線)(レコ写真no.45)〜太尾〜焼野間の破線ルートの分岐(レコ写真no.54) この区間は破線ルートになります。 踏み跡や目印、整備が行き届いている箇所も多くありますが、あくまでも破線ルートです。 馬酔木の藪や地形が曖昧な箇所・複雑な箇所等も多くありますので、GPS等でのルーファイは必須です。 ◎太尾〜焼野間の破線ルートの分岐(レコ写真no.54)〜茶屋川への着地点(レコ写真no.58) この区間はマイナールートになります。 杣人や一部のハイカー等にもそれなりに歩かれていると思われ、全体的に結構歩きやすかったです。 一部地形が複雑な箇所もありますので、GPS等でのルーファイは必須です。 |
写真
感想
連日の酷暑に気が滅入りそうだ。
だからという訳では無いが、沢登りをしようと思う。
今回は、茨川林道から又川谷・大井谷を遡上し”中鈴鹿の雄”竜ヶ岳に登ろうという計画だ。
今回のルートは、山友であるグリーンさんが今年の5月に歩かれたルートを少し変化させたもの。
彼のレコによると、難易度はそれほど高くなく初心者向けという。
この日は山行の前から嬉しいサプライズがあった。
悪路で名高い茨川林道が、整備されてめっちゃ走りやすくなっていたのだ。
この林道を走る際は、いつも車の底を何度も何度も擦るので、走っていて本当に気分が良くなかったのだ。本当に有り難い。
又川谷・大井谷の遡上は楽しかった。
多くの小滝を次から次へと、ちょい濡れしながらクリアしていく楽しさといったら!
この日はもちろん沢靴なので、巻いていかねばならない箇所もほとんど無い。
熟練者やベテランの沢屋さん達には物足らないかもしれないが、初心者の自分には十分に楽しめるレベルだった。
大雨災害による崩落地はいろいろと考えさせられるトコロでしたが、竜ヶ岳山頂近辺の連爆等、印象に残る場面も多く、最後まで楽しみながら遡上していける、変化に富んだ楽しいルートでした。
しかし、せっかく登頂した竜ヶ岳で感じたあのアウェー感は一体何なんだろう。
この日は日曜日、山頂は多くのハイカーで賑わっていたが何故だかあまり居心地が良くなくて・・・
ご飯だけ食べてそそくさと退散、下りの太尾〜焼野ルートに逃げ込みました。
このルート、以前はもっとマイナー感や多少のワイルド感が楽しいルートでしたが、今やすっかり整備され、マイナー感があまり無くなってしまってました。
茶屋川に着地する手前で本来のルートを外れ、さらにマイナーな尾根ルートに逃げ込んだものの、歩きやすさに変わりは無かったです。
とても有り難い事なのだが・・・
この日の山行は、酷暑の中でしたが、一時の涼を楽しむ事が出来た、良い山行でした。
今回の山行、山友グリーンさんの以下のレコを大変参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5463297.html
コメント
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又川は何度か、大井谷は一度だけ歩いた事があります。その時は大井谷から竜ヶ岳に向かって登る積もりでしたが、予定していた現地から見上げた斜面は手強そうな笹で埋め尽くされ諦めた記憶があります。その時は竜ヶ岳への直登を諦め大井谷乗越?(静ヶ岳と竜ヶ岳の稜線の一番低い辺り)へ出ました。写真を拝見すると現在では笹も大分衰えている様ですね。チャレンジしたのは大崩壊が起こり谷が埋まる前だったっと思います。大崩壊の後、大井谷に再びチャレンジしたのですが、岩で埋め尽くされた谷に嫌気がさし崩壊地手前の尾根を怖々登った記憶(2018年頃)がありますが、その時には笹も少し弱っていた気がします。今回の写真を拝見すると笹も随分低くなった様ですね。竜ヶ岳も霊仙山の様に兀山になるのでしょうか?残念な気がします。
コメント頂き本当にありがとうございます🙏
今回、大井谷を上り詰め、最後の雨裂辺りから笹原を登っていきましたが、yjinさんの仰る通り、直登するのになんの躊躇もなく登っていける程度の笹でした。
自分が登山を始めた頃の竜ヶ岳の写真を改めて見直してみると、確かに今より笹が元気ですね。
ここに限った事ではありませんが、昔の写真や資料を拝見すると、現在との違いに愕然とする事も多いです。
鉱山や炭焼の影響でハゲ山だらけだったのもどうかと思いますが、鹿の影響でどんどん鈴鹿の山々がハゲ山に変貌していくのも本当に寂しい限りです。
自分の足がまだ動く内に鈴鹿を歩き倒し、今この鈴鹿、そして変わりつつある鈴鹿をこの目に焼き付けておきたいと・・・心からそう思います。
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