氷ノ山(東尾根〜ぶん回し)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 718m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:40
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:20
赤倉山先のポコを適当に巻こうとして急斜面にあたり1時間ほどロス
天候 | 17日:冬型 吹雪 18日:ゆるみ 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ところどころ雪庇や白く抜けた斜面有り |
その他周辺情報 | 天女の湯 |
写真
感想
当初は大台ケ原の明神平を目論んでいたが、日本海側も晴れそうということで急遽氷ノ山に変更。
寝坊したり、忘れ物したり遅くなり結局、ふもとの国際スキー場についたのは9時。
リフトに乗った先の中央ロッジのパトロール詰め所で計画書を出していざ出発。
東尾根登山口から最初の斜面は急で一部ツボ。
デポ旗をたどりながら登っていく。多少急なところもあるが、シールワークでなんとかなる。
東尾根に乗ったところには避難小屋。休憩を挟んでピークを目指して登る。
東尾根に乗ればスキーでラクチンかと思いきや、吹き溜まりで段差があって、それにブッシュが混じってうっとしいときがしばしば有り。
まるで札幌近郊や12月のニセコの樹林内を登っているようだ。
樹林内雪庇は1〜2m程度か。際を行けば問題ない程度。
標高1200mを超えたあたりから木が少なくなる。
デポ旗や標識も確認できるが、積雪ギリギリだったり、着雪でわかりづらかったりもする。
ピーク付近の沼あたりは完全にホワイトアウト。久しぶりの精神と時の部屋。
かすかに見える斜面の切れ目をたよりに高いところへ高いところへ登ったら山頂の小屋が見えて一安心。
ドアの建て付けが悪く入り口は閉まらないようだ。
晩御飯と酒と大量のつまみで快適な夜を過ごした。
翌朝、トイレへと外に出ると下界方向は視界があり、朝日も少し見える。
これは回復が期待できるかと思ったが、準備が終わる頃にはまたガスの中。
とりあえず、ピークから最初の尾根頭に入るまでは、慎重に地図読みとコンパスを切って行くも、あたったのは思ったよりも小さい尾根。
他に正しい尾根がないかうろちょろするも視界がなく結局わからず。
一旦ピークに戻して仕切り直しとすると、ガスが飛び青空が見え、下る方向が分かる。
やはり最初の小さい尾根がそのようだ。最初は岩峰になっていてそれをまいて尾根に入るようだ。
束の間の晴れ間を少し楽しんで、尾根へ入っていく。
尾根上の岩峰は左から巻いたが、斜面は少し白く急だった。
岩峰先は地図通りなだらかな尾根。東側にずっと雪庇1mほど出てる。
途中人とすれ違う。氷ノ山越泊かとおもいきや夜から登っていたそうな。
その後もいくつかのパーティとすれ違って氷ノ山越へ。みんな鳥取側から登ってきているらしい。
さて、ぶん回しコースを歩いて鉢伏山を目指すべく歩を進める。
赤倉山は左からまくが、この辺りは樹林も疎で斜度も適度。スキーが最高に楽しそうだが、今回は先を急ぐ。
赤倉山の次のポコも左から巻けるかと思いやこれが大失敗。
ブッシュや急斜面に阻まれてえらい目にある。
挙句の果てにサモアのビンディングが破損し、どうしたものかという状態になる。
結局、カジタのアイゼンバンドで事なきをえた。
壊れたジルブレッタをカジタでなんとかするというのはなんとも言えない感じだ。
気を取り直して先を急ぐ。大平までもずっと雪庇が出てるが、これまで同様に際をあるいて問題ない程度。
大平避難小屋からはシールを外して快適樹林内スキー。
久々山スキーはやっぱり楽しいが、泊まりの荷物に振り回され盛大にコケることも・・・
小代越に至るまでは尾根上は木が抜けていて快適に歩くことが出来る。
天気も回復し、振り返れば氷ノ山のピーク東尾根と今までのルートを全て望むことが出来る。
青空のもとのんびり歩いて高丸山へ。
ここはすでにハチ高原スキー場だ。ここに荷物を放置し、鉢伏山までは空身で向かう。
1月だというのに日差しがあると暖かいを通り越して熱い。
少し腐り始めた雪と格闘しながら、鉢伏山へ。
ぶん回しを歩き通せて充実の山行だった。
あとは、暮れなずむスキーを滑り降り、リフトの力で高丸山まで登り、荷物を回収。
再びスキー場でのスキーを満喫しながら国際スキー場へ戻り、車を回収。
天女の湯で体を温めて帰路についた。
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