渋谷から高速バスと乗り合いタクシーで行く鳥海山

2023年07月25日(火) 〜 2023年07月26日(水)

• GPS: 27:27
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,364m
• 下り: 1,346m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 2:20
• 合計: 7:39

8:39 鉾立
8:50 8:51 鉾立展望台
9:55 9:57 賽の河原
10:31 10:57 御浜小屋
11:12 11:12 御田ヶ原
11:25 11:25 御田ヶ原分岐
11:32 11:32 八丁坂
12:10 12:10 七五三掛
12:22 12:32 外輪山・千蛇谷分岐
14:12 15:22 鳥海山山頂御室参籠所
15:39 16:10 鳥海山
16:18 鳥海山山頂御室参籠所

2日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 1:42
• 合計: 5:17

6:33 鳥海山山頂御室参籠所
7:39 7:40 外輪山・千蛇谷分岐
7:48 7:48 七五三掛
8:07 8:08 八丁坂
8:13 8:13 御田ヶ原分岐
8:23 8:24 御田ヶ原
8:43 8:44 御浜小屋
9:10 9:29 賽の河原
10:21 11:40 鉾立展望台
11:50 鉾立

天候

1日目:晴れ, 2日目:曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

高速バス 夕陽号(渋谷←→酒田 8100円) (新宿発は東京、秋葉原、上野で、渋谷発は池袋、大宮でも乗車できます)
https://5931bus.com/highwaybus/yuhi/

酒田第一タクシー 鳥海山乗合タクシー(酒田駅正面口←→鉾立駐車場 4700円)
https://www.yuzachokai.jp/spot/taxy/

他にも鳥海山の登山口に行く手段は色々あるようです。

鳥海登山エクスプレス
http://sakatagodo.co.jp/

鳥海ブルーライナー(土日祝日・象潟)
https://www.nikaho-kanko.jp/blueliner.html

エクスプレス鳥海号(東京-象潟)
https://www.kanto-bus.co.jp/nightway/chokai.php

毎日あるぺん号
https://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=&course_no=21292

その他周辺情報

鳥海山大物忌神社 御室参籠所(頂上小屋)
同 御浜参籠所(鳥海湖近く)
一泊二食付きで11000円
水場無し(500mlペットボトル飲料は水も含めて全て1本500円)
http://www9.plala.or.jp/thoukai/

鉾立駐車場付近の施設
- 稲倉山荘(お土産、食事)
- 鉾立ビジターセンター(展示、休憩)
- 鉾立山荘(山小屋)

大平山荘 (日帰り入浴あり?)
http://www.chokai-yuza.com/odaira/

写真

7/24 21:04

夜21時過ぎ、渋谷マークシティにやってきました。今回は新宿発の夕陽号が満席だったので渋谷発を予約しました。

7/24 21:04

セブンイレブンを発見したので買い出し。明日の朝食、昼食、明後日の昼食を確保。

7/24 21:10

高速バス乗り場はどこかいな……

7/24 21:14

なんとか5階にある高速バス乗り場にたどり着きました。

7/24 21:16

庄内交通の夕陽号、鶴岡・酒田方面行きはここで良いようです。

7/24 21:16

でもディスプレイには表示されていません。どうも全部が表示されるわけでは無いようです。だったらそう書いておいて欲しいものです不安になるから。

7/24 21:24

この後かなりの数の登山者が集まりましたが、ほとんどは上高地行きのバス(渋谷発のさわやか信州号)に乗っていきました。

7/24 22:10

22:10乗車するバスが到着。

7/24 22:11

夕陽号。前に月山に行った時に乗ったことがあります。

7/24 22:12

3列シートです。

7/24 22:12

この車両のトイレは車両中央右側の階段を少し下がったところでした。帰りのバスでは後部にありました。

7/24 22:13

電源はUSB Type-A。私は充電器もモバイルバッテリーもUSB Type-Cで統一してしまいましたが、未だにA-Cケーブルはいつも持ち歩いています。

7/24 22:31

飲み物ホルダーが結構低い位置にあります。たまに足が当たります。
フットレストやレッグレストも完備。このあたりは体の大きさによってはかえって窮屈になる事もあります。
左右の座席はカーテンによる仕切りあり。
バスは池袋、大宮で乗客を乗せてから消灯。途中運転手のための休憩はありますが、車外には出られません。休憩のたびに起きてしまうといったことも無くぐっすり眠れました。

7/25 6:07

翌朝の朝食。

7/25 6:13

7/25 6:56

6:55頃、酒田駅前停留所着。

7/25 6:57

酒田駅前と言われても酒田駅は見えません。酒田駅前にある複合施設の裏が降車場になっているようです。乗車場は駅前側にあります。

7/25 6:58

建物を回り込めばすぐに酒田駅です。

7/25 7:00

駅の正面口で乗合タクシーを待ちます(2日前に予約済み)。最初に来た車は会社か何かの送迎バスのようでした。

7/25 7:19

今回利用したのは酒田第一タクシーの乗合タクシーです。鉾立まで一人4700円。

7/25 7:27

7/25 7:33

うーん山の方はちょっと霞んでしまっていますね。

7/25 8:17

大平登山口を通過。こちらの方から登り降りすることもできます。

7/25 8:25

鉾立駐車場着。

7/25 8:26

稲倉山荘という食堂・お土産屋の前に到着します。帰りもここから乗ります。

7/25 8:31

駐車場の日本海側の景色。

7/25 8:32

7/25 8:32

7/25 8:32

7/25 8:32

鉾立ビジターセンター。

7/25 8:33

鉾立山荘。

7/25 8:33

温度計は24度くらいを指していました。そこまで涼しくはありません。動けばあっという間に暑くなります。

7/25 8:35

駐車場脇にはトイレと展望台もあります。

7/25 8:36

7/25 8:36

7/25 8:36

奈曽渓谷。非常に荒々しい地形が眼前に広がっています。
https://chokaitobishima.com/attraction/%E5%A5%88%E6%9B%BD%E6%B8%93%E8%B0%B7

7/25 8:37

登山口は稲倉山荘の裏側にあります。

7/25 8:38

7/25 8:38

山頂までの標高差は1000mを越えます。

7/25 8:39

高尾山にいる方々はご親戚ですか？

7/25 8:48

少し登ったところにある展望台。

7/25 8:48

7/25 8:48

7/25 8:49

7/25 8:52

7/25 8:53

花の写真を一杯撮ったのですが今回は載せるのはやめます。大変すぎるので。

7/25 8:59

登山道もどんどんはしょって載せていきます。

7/25 9:30

7/25 9:30

正直かなり暑かったです。来たことを後悔するくらい。

7/25 9:43

この辺り少し水気があって植物も豊富でした。

7/25 9:52

7/25 10:05

7/25 10:22

7/25 10:26

7/25 10:30

御浜という場所らしいです。

7/25 10:30

宿泊も出来るらしいです。

7/25 10:30

色々売ってます。

7/25 10:30

花に関する商品もあるみたいですね。花を見にこのあたりを散策して帰る人も多いみたいです。

7/25 10:32

公衆トイレ。

7/25 10:31

稜線に上がると見えるのが……

7/25 10:53

鳥海湖です。

7/25 10:43

鳥海湖を眺めながらしばらく休憩すると少し涼しくなってきました。

7/25 10:54

7/25 10:57

7/25 11:12

みだがはら？　おだがはら？　おでん？

7/25 11:13

結構雲が多いですね。

7/25 11:25

分岐。右は鳥海湖の下の方に続きます。

7/25 11:32

八丁坂。

7/25 11:33

7/25 11:39

なんか結構きついです。やっぱり暑いし。

7/25 11:43

お腹が空いて力が出ないので昼食にします。セブンイレブンのおにぎりセット。美味しい。

7/25 12:02

7/25 12:07

七五三掛(しめかけ)。

7/25 12:09

地図を見ると左の方に下って行くような道も書いてありますが、実際には上に登る道の一択です。

7/25 12:17

少し登ったところ。

7/25 12:18

ここも上に行くしかありません。

7/25 12:20

7/25 12:21

そしてここが谷間(千蛇谷)を歩くか稜線(外輪山)を歩くかの唯一の分岐点。上りは谷を通るつもりで来たので左へ。

7/25 12:23

結構下ります。道は急斜面の急なつづら折りで、砂で滑りやすく折れ曲がるところの段差が大きいので注意が必要です。

7/25 12:29

この谷を登っていくことになります。どこを歩くのかイマイチ分からず不安になります。

7/25 12:38

少しだけ雪の上を歩きます。

7/25 12:42

7/25 12:47

結構つらくなってきたんですけど……

7/25 12:59

雪渓の上端を跨ぐところ。

7/25 13:02

すれ違った人にあの山が左下に見えるようになる所まで登るとか言われてゲンナリ。本当かな？

7/25 13:26

結構歩きづらい道です。

7/25 13:28

うぇー

7/25 13:52

暑い〜

7/25 14:01

そろそろ終わり

7/25 14:11

7/25 14:12

御室小屋着。七五三掛から2時間くらいかかってしまいました。

7/25 14:44

受付をしたら+1000円で個室に出来る、今日は人が多いので先に着いた人から個室を勧めているというのでそうしました。計12000円。

7/25 14:44

個室と言ってもこんな感じです。カプセルホテルよりは広いかな。

7/25 14:23

マットと寝袋は持参。天井にはAC電源にUSBアダプタが着いていて、そこからUSBから電源を取るタイプの照明がぶら下がっています。

7/25 14:55

大部屋はこんな感じ。

7/25 15:20

新山へのルート。

7/25 15:28

大きな岩を乗り越えていきます。ちょっと危ないけど、こういう方が中途半端な小石や岩が多い道よりもかえって歩きやすいかも。

7/25 15:38

下るところがあるのは残念。

7/25 15:44

新山着。ちょっと雲が多いですが、ギリギリ日本海が見えます。

7/25 15:45

7/25 17:26

夕食。

7/25 17:46

食べ終わった後、表でお茶が一人一杯だけ飲めます。私は最後に食べ終わったのですが、紙コップが一つだけ残っていました。厳密！

7/25 17:50

トイレは案外綺麗です。

7/25 18:03

夕陽。

7/26 4:34

翌朝は真っ白です。

7/26 5:26

朝食。たまごは生卵なのでTKGにして食べました。

7/26 5:59

水を1L購入。1000円です。鳥海山で採れたならもう少し安くてもいいのにー。

各種天気情報を確認しましたが、晴れたとしても夕方くらいになりそうな雰囲気。

7/26 6:35

今日は外輪山から下りる予定でしたが、真っ白なので谷を降ります。視界が全然ありません。雨は降っていないのですが、霧で濡れるのでレインウェアを着てザックカバーも付けました。

7/26 6:49

まぁ、それほど暑くないのは良いところです。レインウェアのせいでちょっと暑いですが。

7/26 7:10

7/26 7:25

7/26 7:36

7/26 7:55

7/26 7:59

真っ白。

7/26 8:21

この辺りではかなり風も吹いていました。

7/26 8:39

7/26 8:39

鳥海湖は見えません。

7/26 8:44

予定では鳥海湖下側を歩くつもりでしたが、もうそんな気は全くありません。サッサと降りたいという一心です。

7/26 9:06

この辺りから少しずつ霧が晴れてきました。

7/26 9:45

太陽の日差しを感じることも。暑くなったのでレインウェアは脱ぎました。

7/26 9:54

7/26 10:11

7/26 10:18

7/26 10:23

展望台着。時間が有り余っているのでここで1時間以上時間を潰しました。

7/26 11:28

7/26 11:51

お昼ご飯を食べに鉾立駐車場まで降りてきました。

7/26 11:52

7/26 11:52

7/26 11:58

鳥海ラーメン(850円)。悪くないです。

7/26 12:25

7/26 12:26

鉾立ビジターセンター。

7/26 12:27

展示の他に休憩できる場所もあります。

7/26 12:43

7/26 14:42

駐車場の一番高いところ。

7/26 14:44

7/26 16:15

タクシー乗り場は稲倉山荘の前です。

7/26 16:15

16:15 乗合タクシーに乗車。

7/26 16:17

酒田駅へ。

酒田駅から最寄りのファミレスへ(ガスト酒田北店)。徒歩25分。ガストほどのんびりしやすい店はなかなかありません。今回はノートPCを持ってきているので少し作業をしました。

7/26 20:55

21時前頃に酒田駅へ。

7/26 21:06

酒田駅着。高速バス乗り場は駅から少し離れたところにあります。

7/26 21:08

7/26 21:07

7/26 21:08

立派な待合所があります。

7/26 21:31

7/26 21:39

7/27 6:30

6:30頃渋谷マークシティ着。この時間は深夜出口のエレベーターを使います。

撮影機器：

Google Pixel 7 128GB SIMフリー Google

感想

yamakoro

景色が良いみたいだったので前々から行きたかった鳥海山へ行ってきました。
公共交通機関派としては、山小屋の営業期間や登山口へのアクセスが懸案だったのですが、色々調べた結果何とかなりました。

ただ、思ったよりも天気が芳しくなく、狙った景色を見るという意味では失敗でした。月山の時もそうだったのですが、もう少し日本海がスッキリ見えるときに行きたかったです。

それと思っていた以上にハードな登山でした。主観的には、先週の前穂・奥穂テント泊よりもつらかったです。原因としては、重い荷物、軽量装備用のザック、日差し、登山道の下調べ不足あたりでしょうか。今回は寝袋マット持参です。さらにカメラと仕事用のPCまで持っていきました。そして何より水も計2.5〜3Lくらい持って行っています。小物や食料も入れてトータル10kgを越えていました。ほとんどテント泊の重さです。それならばテント泊のザックに入れていけばいいものを25Lザックに入ってしまったので、それで行ってしまいました。別に肩が痛いなどということは無かったのですが、どうにもフィット感が悪く常に気が散ってしかたがありませんでした。現地はかなり暑く、熱中症とまではいきませんが全くやる気が出ず早々に時間はあるからダラダラ歩こうと開き直りました。水はたっぷり持ってきたので。そして計画に使ったヤマケイオンラインの地図では七五三掛から山頂小屋までのコースタイムが、上り下り共に1時間となっていたのです。あの道が上り下り同じわけがありません。完全に間違いでしょう。一応報告は入れておいたのでそのうち修正されるかもしれません。あれほどコースタイムは複数の地図でチェックしろと肝に銘じていたのに……。完全に油断でした。何か月山へ行った時のイージーなイメージが影響したのかもしれません。

色々と残念なところが多かったのですが、全体としては別にそれほど悪かったわけでもありません。いくつか綺麗な景色は見られましたし、色々花も見られました。どんなところか少し分かりましたし、良い経験になったでしょう。

ただ、あそこまで行く費用と時間、夜行バス乗車を考えると正直また行きたいとは思えませんでした。一発で良い天気を引き当てたかったです。

山小屋は非常に水が限られた所にあるみたいです。500mlで500円と事前に聞いていたので多めに水を持っていったのですが、最初から何千円か飲料に使うつもりで行った方がいいのかもしれません。