北三方ヶ森（978m, 愛媛県高縄半島）

2023年08月01日(火) [日帰り]

• GPS: 10:26
• 距離: 16.0km
• 登り: 901m
• 下り: 897m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:26

8:18 スタート地点
8:55 9:18 水が峠登山口
10:17 10:36 水が峠
13:47 14:55 北三方が森
17:07 17:22 水が峠
18:08 18:12 水が峠登山口
18:44 ゴール地点

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道沿いの登り口の横の路肩に車1、2台は止められなくはないが、林業関係者の作業の妨げにならないように注意要。
今回、筆者は国道371号の水ヶ峠トンネル今治側入り口横の駐車スペースに止めて、登り口までの約2kmを歩いた。

コース状況／危険箇所等

登山道は「四国のみち」に指定されているため分かり易いが、水ヶ峠までの沢沿いの道は、雨で土が流されて大小の石がゴロゴロしていて歩きにくい。
また、山頂までの尾根筋の林の中の割と平坦な所は、枯れ葉や小枝が多く、道を間違えやすい。赤テープや所々に埋め込まれている人工的な縁石を目印にすると良い。

その他周辺情報

今治市側の国道371号から少し山に入った所に、「伊予の三湯」の一つ、鈍川温泉がある。ぬめりのある湯で、入浴後は肌がすべすべ。「美人の湯」とも称されている。

写真

8/1 8:18

国道371号水ヶ峠トンネルの今治側入り口横の駐車スペース。ここから国道の左に沿って延びる林道を通り、登り口まで約2km。途中に木漏れ日の滝がある。

8/1 8:41

これがその木漏れ日の滝。水量は多くないが、左右に曲がりくねりながら岩肌を流れ落ちる眺めはなかなか良い。2年半まえにこの滝を訪れたことがある。

8/1 8:57

ここが今治側の登り口。林道沿いにこの道標がある。北三方ヶ森は写真右端の道標に従って水ヶ峠を目指して登る。

8/1 8:58

北三方ヶ森への登山道は、「四国のみち（四国自然歩道）」の一部になっている。

8/1 17:31

水ヶ峠までの登山道の途中に、杉の木（？）にこんなコブのようなものが根元に付いていた。枝が横に延びずにぐるぐる巻いて成長した？ ちょっと不気味。

8/1 9:34

なおも四国のみちを登る。

8/1 10:15

水ヶ峠まであと少し。最後の急登。

8/1 10:17

水ヶ峠に到着。道標の向こうには、松山側からの林道がすぐ下に見える。

8/1 10:18

仏さまにお参りし、ベンチで一休み。

8/1 10:34

水ヶ峠から山頂までの間に、このような急な階段が数か所ある。
そして、何回もアップダウンの繰り返し。これが結構堪える。ここを登ったらやっと頂上かと思うとまた同じくらい下る。こんなことの繰り返し。

8/1 10:47

ここも階段。

8/1 10:58

尾根沿いの登山道も四国のみちの一部で、高縄山へと延びている。

8/1 11:36

かなり歩いたつもりなのに、まだ約3kmも。

8/1 12:27

スギ林の中のほぼ平坦な登山道。今治側の谷から吹き上げてくる涼風が心地良い。

8/1 13:09

松山方面からの登山道との合流地点を通過し・・・・

8/1 13:48

・・・・そして、山頂に到着。

8/1 13:51

山頂の三角点

8/1 13:49

北三方ヶ森は、松山、今治、北条への水を供給する分水嶺となっている山で、下流には松山の水瓶、石手川ダムと、今治へ水を供給する玉川ダムがある。正に、これらの地域の水源となる山域。

8/1 13:58

山頂から樹の間に今治市内を見下ろす。このルートで唯一眺望の利くところ。
三角点のすぐ下に、テーブルとベンチが据えられていて、携帯の電波も通じるのでインターネットが使える。
遅い昼食を取ながら、1時間ほどゆっくり休憩し、午後3時ごろ、下山の途に着いた。

8/1 17:09

アップダウンを繰り返し、来た道を引き返し・・・・

8/1 18:07

やっと登り口まで下山。このあと、国道沿いの駐車スペースまで林道をてくてく、てくてく・・・・。
お疲れでした。

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

falls hunter

1週間前の三低山ウォーキングの疲れが多少残っていたが、天気が良さそうだったので、1000m級の山に挑戦。
このルートは登山口から山頂まで、眺望が全く望めないうえに、登山道沿いには花もほとんど見かけない。ちょっと単調なコースという印象が強い。おまけに稜線は小さなアップダウンと階段の繰り返し。これにはうんざりさせられた。
が、この時期、林間の登山道ゆえ、太陽に照り付けられることなく、暑さからくる疲労感をあまり気にせず、時々谷から吹き上げる心地良い涼風を顔に受けて歩けたのはありがたかった。