千畳敷から宝剣岳 観光も短時間登山も充実

2023年08月03日(木) [日帰り]

• GPS: 02:19
• 距離: 2.8km
• 登り: 326m
• 下り: 328m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:47
• 休憩: 0:31
• 合計: 2:18

距離 2.8km 登り 337m 下り 328m

8:51 ホテル千畳敷
9:35 乗越浄土
9:39 宝剣山荘
9:58 10:21 宝剣岳
10:27 10:30 宝剣山荘
10:33 10:38 乗越浄土
11:09 ホテル千畳敷

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

朝7:20に菅の台バスセンター駐車場に到着し、バス、ロープウェイに乗り換えた。駐車料金1日800円。バスとロープウェイはどちらも定時便の前に臨時便が出たので、待ち時間のストレスが少なくてよかった。バス＋ロープウェイ往復で4450円（平日料金）。
バスは、狭い道をすいすいと進む。上り下りのバスのすれ違いも、準備された場所で滞りなく行っており、運航の手際がよい。

コース状況／危険箇所等

よく整備されている。宝剣岳山頂付近の最後の鎖場は「落ちたら死ぬ」可能性を感ずる怖さがある。しかし、ステンレス製の丈夫な鎖が備えられており、足場も無理のない場所に石の段差があるので、怖いが危険ではない。

写真

8/3 8:19

ロープウェイから

8/3 8:22

ロープウェイから滝が見える

8/3 8:25

千畳敷駅に到着

8/3 8:31

駅のテラスから宝剣岳

8/3 8:38

東を見ると南アルプスと・・・

8/3 8:39

・・・富士山

8/3 8:42

宝剣岳

8/3 8:47

宝剣岳（右）に対して、左のピークは無名峰のようだ

8/3 8:47

宝剣岳と千畳敷カール

8/3 8:48

遊歩道を時計回りに歩き始める

8/3 8:54

カール下部の向こうに南アルプス。富士山には雲がかかり始めた

8/3 9:00

上を仰ぐと宝剣岳

8/3 9:03

ここから二手に分かれて、私は宝剣岳の登山道へ

8/3 9:15

途中からカール下部を見る

8/3 9:19

チシマギキョウだと思う

8/3 9:24

登山者の列はこの程度

8/3 9:34

乗越浄土近くから下を見る

8/3 9:37

宝剣山荘と天狗荘、右は中岳

8/3 9:39

宝剣岳は左に行く

8/3 9:40

すれ違ったファミリー。このお子さんたちが宝剣岳に登ったのだろうか・・・？

8/3 9:52

山頂近くの斜面。この稜線を乗り越すと・・・

8/3 9:55

・・・山頂間近の斜面の鎖場になる。怖いが、鎖は頑丈で足場も見つけやすい

8/3 10:01

山頂のいちばん高い岩。この上に立つ人もいるようだ

8/3 10:01

千畳敷カールを下界に見る

8/3 10:08

西側から雲が湧いてくる

8/3 10:08

北側に二つの山荘が見える

8/3 10:08

乗越浄土から東に延びる伊那前岳の尾根

8/3 10:37

乗越浄土から下山

8/3 10:45

カールの下の方まで来た

8/3 11:03

カール下部の剣ヶ池からみた千畳敷カール

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

感想

RikaTrek

妻の提案で一緒に千畳敷カールを散策した。その途中から単独で宝剣岳を往復をしてきた。

乗越浄土までの登山者は多かったが、渋滞というほどにはならなかった。
宝剣岳の分岐にすすむ登山者は駒ヶ岳に行く人よりも少ないが、それでも宝剣岳山頂には10人程度の人がいた。

宝剣岳山頂近くの鎖場は怖い。八ヶ岳横岳の「カニの横這い」より怖く感じた。たぶん、斜面が大石の岩壁であるためだろう。
ただ、ステンレス製の丈夫な鎖がついており、足場も難しくない位置に確保できるので、怖いが危険ではない。
疲れない程度の時間で、2900メートル級の登山を楽しむことができた。

妻は遊歩道の部分だけ歩いたが、満足していた。私が宝剣岳に登っている間には、駅のテラスに戻りソフトクリームを食べたりしながら景色を堪能していたようだ。

千畳敷は観光地として素晴らしい。
眺望がよい。ロープウェイをおりて見ることができる千畳敷と宝剣岳は、非日常の迫力を感ずる一方で、緑の自然が美しい。

また、観光地としての運用と整備も良好だ。
バスとロープウェイの運航は、乗客の待ち人数が増えると臨時便を出しているようで、ストレスが少ない。
ロープウェイ上部の千畳敷駅のテラスは、良い眺望の広いテラスに誰でも使える椅子とテーブルが多数置いてあり、すがすがしい気分で休憩できる。
（さらに、トイレをスイスの山岳施設並みのものにすれば完璧になるだろう。この部分、妻の指摘。）