イワタバコ咲く裏六甲滝めぐり

2023年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 8.9km
• 登り: 827m
• 下り: 712m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:45
• 合計: 5:31

7:58 神戸電鉄有馬温泉駅
8:02 8:02 有馬本温泉 金の湯
8:11 8:11 有馬里駐車場
8:19 8:19 崩落箇所
8:27 8:28 炭屋道合流点
8:48 8:57 紅葉谷
9:17 9:44 七曲滝
9:54 9:55 紅葉谷
9:59 10:05 白石滝
10:40 10:56 白竜滝
10:58 11:11 大安相滝
11:56 12:18 六甲山
12:22 12:27 一軒茶屋
13:05 13:10 土樋割峠
13:23 13:23 東おたふく山、土樋割峠への分岐
13:28 13:28 東おたふく山登山口バス停
13:29 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：神鉄有馬温泉駅
復路：東おたふく登山口バス停からJR芦屋駅

コース状況／危険箇所等

七曲滝、白石谷は、岩のぼり、沢歩き、高所トラバースがあり、経験者同伴で登ることをお勧めします。また、脆い岩場、ゴルジェ歩きなど落石が心配なコースだったので、我々はヘルメットを着用しました。
下山に使用した黒岩谷西尾根も、ざれた急斜面の下りで、浮石も多く、落石をおこさないように注意が必要です。

写真

8/5 7:56

有馬温泉では、有馬涼風ビアガーデン開催中
「有馬川親水公園」で開催されている有馬の夏の風物詩

8/5 7:59

金の湯
午前8時から営業している。
これだけ暑いと一刻も早く風呂に入りたい。

8/5 8:10

有馬ロープウエイ有馬温泉駅
昔は日本一長いロープウエイだった。

8/5 8:15

ヨウシュヤマゴボウ
北アメリカ原産の帰化植物

8/5 8:17

コマツナギ
マメ科の植物

8/5 8:18

大雨で斜面崩落し、ここ数年間通行止めになっていた有馬から紅葉谷への登山道。
斜面がいかにも崩れそうで心配

8/5 8:19

崩落個所
去年の夏に工事が終わり、2022年7月に通行止めが解除された。

8/5 8:22

オオダイコンソウ
バラ科の植物

8/5 8:24

シチダンカ（終わっている。）

8/5 8:24

炭屋道合流点

8/5 8:25

木橋を渡り、紅葉谷に入っていく。

8/5 8:29

ヤマブキショウマ

8/5 8:30

マムシグサの実

8/5 8:33

キンミズヒキ
この花もちょうどシーズンでよく咲いていた。

8/5 8:40

ミヤマカワトンボ
大きなカワトンボ、体が青緑のメタリック

8/5 8:41

堰堤の中の河原をのんびり歩く。

8/5 8:50

白石谷への分岐を見逃し通り過ぎ、しかたがないので、七曲滝へ向かう。

8/5 9:02

紅葉谷の二つ目のう回路の表示のところから入る。
迷わないようによく研究しておいた方がよい。
七曲滝は、今年、氷瀑を見に来た。

8/5 9:08

谷に降りるといきなり、イワタバコ出現

8/5 9:09

一面イワタバコだらけだ。

8/5 9:09

葉の形がタバコの葉に似ていることからその名が付いた。
花だけでなく、大きな葉が見どころだ。

8/5 9:10

今が見ごろだと思う。

8/5 9:13

七曲滝の周辺はひんやりしている。
冬、氷瀑が成長するのも寒いからだと思う。

8/5 9:27

ゴルジェ状で、少し、落石が心配なのでヘルメットを装着しています。

8/5 9:51

百問滝から白石谷へ降りるコースは崩壊して危険ということで、少し下り、白石谷分岐に戻る。
昔はここに道標（熟達者向きと書いてあったが）あったが撤去されている。

8/5 9:51

川を渡渉したところにある古い標識
たしか分岐にもこんな青い道標があったはず。

8/5 9:57

白石滝
滝の周りは一面のイワタバコ

8/5 9:58

白石滝の手前を急登する。
安全面を重視するのなら、紅葉谷から白石滝でイワタバコを見て、引き返すのもよいのではないか

8/5 10:01

高所のトラバース
さきほどの白石滝が見下ろせる。

8/5 10:07

マタタビ

8/5 10:08

沢に沿って歩く。
思ったより涼しい。

8/5 10:09

ヒヨドリバナ
アサギマダラの好きな花。フジバカマの仲間（あまり違いがわからない）

8/5 10:20

この小滝の横の黒っぽい石はすこし滑りやすい。

8/5 10:28

イワタバコの道を登っていく。

8/5 10:29

岩のぼりの、難易度は低い。

8/5 10:30

沢を詰める。

8/5 10:31

おそらく白石谷が関西一のイワタバコの群生地だと思う。

8/5 10:32

岩肌びっしりのイワタバコ

8/5 10:35

滑って転ばないように慎重に

8/5 10:36

右の崖がオーバーハングしている。ダイナミックな地形だ。

8/5 10:38

イワタバコに覆われた白龍滝に到着

8/5 10:43

ロープで滝の横を登る。
短いロープを使った方が体が安定する。

8/5 10:51

クサアジサイ
イワタバコと同じようなところにいっぱい生えていた。

8/5 10:53

ヤマトウバナ
シソ科の多年草

8/5 10:55

大安相滝を高巻きする。

8/5 10:58

大岩の横を通る。

8/5 11:08

オオヘリカメムシ

8/5 11:09

いったん谷の平たいところに出るが、ここから山頂までは急登が続く。

8/5 11:13

谷から見上げる青空
頭の上にちょっとしか空はない。

8/5 11:18

ナイフリッジ
沢から離れても、注意が必要なところがある。

8/5 11:34

最高峰と一軒茶屋の分岐
最高峰へ向かう。
急登で息がきれる。

8/5 11:51

山頂直下で魚屋路と合流
もう、ほんの10mほどで山頂だ。

8/5 11:51

オオカメノキの名札に小さく白石谷と書いてある。
普通に歩いていてここが白石谷下降点とはわかるまい。

8/5 11:52

山頂直下のオカトラノオ

8/5 11:53

六甲最高峰到着
六甲最高峰にあがったときは、この写真をあげることがお決まり

8/5 11:53

さわやかな風が抜けて意外と涼しい。

8/5 11:54

ヒルガオ

8/5 11:54

ヒメジオン
キク科・ムカシヨモギ属に分類される一年草です。明治時代に渡来した北アメリカ原産の外来種

8/5 11:55

ヘクソカズラ

8/5 12:03

六甲山頂の自衛隊通信中継施設

8/5 12:17

今日の展望はすばらしい。
大阪のまちがよく見える。

8/5 12:20

六甲最高峰トイレ
ここにトイレができて本当に歩きやすくなった。

8/5 12:21

フサフジウツギ
今日、一番よく見た花の一つ

8/5 12:25

ボタンヅル
日当たりの良い道端や林縁などに生える木質のツル植物

8/5 12:26

黒岩谷西尾根で下山開始

8/5 12:44

黒岩谷西尾根からの展望
青い空、青い海と都市の対比がよい。

8/5 12:46

クリ
クリを見ると連れが必ず写真を撮れという。なぜ？

8/5 12:46

ところどころざれた急坂があるので注意して降りる。
落石させないように。
なお、後の集団はここでもヘルメットを装着していました。

8/5 13:01

川を渡渉すると林道に出る。

8/5 13:09

夏の空
どこからかツクツクホーシの声も聞こえる。

8/5 13:09

東おたふくバス停まで林道歩き。
日陰の林道歩きは天国のようだ

8/5 13:26

東おたふく登山口バス停留所
バスが1時間に1本しかなく40分待った。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

マルヒコ

とても暑いので、沢を歩こうと思い、レコでイワタバコが見ごろを迎えているという裏六甲七曲滝、白石谷を歩きました。
沢歩きは、予想どおり涼しく感じられ、お目当てのイワタバコもこれでもかというくらいに見ることができ、とても満足です。。
やはり裏六甲のイワタバコは関西一の大群落だと思います。
七曲滝や白石谷は、バリエーションルートですが、コースは滑落や転倒の危険よりも、落石がこわい感じのコースでした。なので、ヘルメット着用がお勧めです。また、最近コースを歩いたことがある人と同行するのが良いと思います。私たちも過去に何回か歩いたことがありますが、道が荒れ、様子が全く変わっていました。
イワタバコが終われば次はサギソウの季節ですね。次はどこに行こうかな。