尾瀬ヶ原(鳩待峠〜見晴)
- GPS
- 08:23
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 242m
- 下り
- 261m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:57
天候 | 8/5 晴れのち曇り 8/6 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
〇駐車場 尾瀬第一駐車場 1,000円/日 https://ozetokura.co.jp/access/index.html ※駐車場から鳩待峠へバスで移動しました(1,000円/人)。 鳩待峠への所要時間は約30分です。 バスの他に乗合タクシーも発着しており、同じ料金で乗れます。 乗合タクシーは人数が揃い次第、出発しているのでバスに乗れなくても問題ありません。 乗合タクシーだと、ザックを荷室に置けるから乗合タクシーのほうがラクかも。バスより速いし。 バスだとザックは膝の上なので。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇コース概況 1)鳩待峠〜山ノ鼻 全線に渡ってよく整備された道です。 木道は濡れると非常に滑りやすくなりますが、滑りそうな傾斜のところにはゴムのマットが敷いてあって、滑り止めが施されています。 2)山ノ鼻〜牛首〜竜宮〜見晴 尾瀬ヶ原のメインルートで、全線に渡り木道が整備されてあります。 竜宮〜見晴の間の木道はやや老朽化していますので足元に注意。 3)見晴〜東電尾瀬橋〜東電小屋 こちらも整備された道です。 4)東電小屋〜ヨッピ吊橋〜牛首 こちらも整備された道です。 ヨッピ吊橋の付近は、最近、熊の目撃が相次いでいますので注意。 ○トイレ 鳩待峠、山ノ鼻、竜宮小屋、見晴 ※協力金制で、使用にあたり100円/回を払います。 ○水場 鳩待峠、山ノ鼻、竜宮小屋、見晴 |
その他周辺情報 | ○日帰り温泉 寄居山温泉ほっこりの湯 大人600円 JAF会員割引適用 https://oze-katashina.info/hokkorinoyu/ 〇周辺の立ち寄りスポット 道の駅 尾瀬かたしな https://oze-katashina.info/michinoeki/ 湧水汲めます。時間があれば山行前後の水分補給に是非。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
虫除けスプレー(1)
シルバコンパス(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
食糧
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(2)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
行動食
コッヘル
シェラカップ(1)
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感想
自然を体験することは、学校の勉強にも負けない大切な学び。
季節を知り、不便さを知り、人との関わりを知り、有難みを知る。
それができる最高の場所なのではないかと、いくつも山を歩く中でそう思ってきました。
今回は、そんな体験を、職場の人の愛娘であるMちゃんが希望。
この日のために、近所のハイキングコースを歩いたりと練習してきたと聞きます。
それだけ、楽しみにしているということなのでしょう。
Mちゃんでも歩けるように、そして尾瀬の魅力をできるだけ堪能してもらうために、王道の尾瀬ヶ原縦断コースを3人で第二長蔵小屋泊まりで歩いてきました。
だけど、前日にチェックした予報では、昼頃から天気が崩れ、雷雨になる可能性もあるという内容。
もしかしたら最初から雨具を着込んでスタート、なんてこともあり得るかもしれません。
初めての尾瀬が、そんな体験だったら申し訳ないと、少々不安を抱えながらのスタートとなりました。
結果的には、Mちゃんはきちんと歩き通せましたが、竜宮小屋付近に着く頃には、空が灰色の雲で覆われ始め、風もひんやりしてくる、なんとも不安な感じに。
雨雲から逃げるように歩を進め、なんとか山小屋へたどり着きました。
でも、山小屋へ着いたそのあともしばらく雨は降ることなく、降っていたのは夕食の間くらい。
私たちが外にいる間は雨が降らず、中に居る間に雨が降るという、奇妙なラッキーとなりました。
山小屋の安着祝いは桧枝岐小屋の前でしましたが、弥四郎清水で冷やしたビールは喉を潤すのに十分すぎるくらい良く冷えていました。
缶ビール350ml×6本は嵩張るし軽くなかったけど、持ってきた甲斐ありました。
奮発して買ったウインナーも良いツマミに。
山小屋に早めに着いて、ゆったりと明るいうちから冷たいビールを飲む。
これは虜になりますね。
その後、夕食でお腹いっぱいになって、幸せな夜を過ごせました。
翌日は、天気の心配は要らなくて時間に余裕があるけど、鳩待峠へ登らないとなりません。
この日のために用意したというトレッキングシューズで木道を歩いたので、Mちゃんは足が痛くなってきたみたいだったけど、きちんと歩き通しました。
愚図ったり不満を言ったりしないのは偉いですね。
前日よりは涼しい中を歩いたのもあったしね。
尾瀬ヶ原でも、山ノ鼻ビジターセンターでも自然に触れて、夏休みの宿題の作文を書く材料にはなったでしょうか。
恥ずかしがったり照れたりしながらもお父さんから離れない姿は、とても微笑ましいものがありました。
尾瀬をお父さんと一緒に歩いたことは、大人になっても忘れない記憶であってほしいと思います。
それよりも、まだ小学校低学年なのに、山小屋でも下山後の日帰り温泉でも一人で入れて大したものです。
尾瀬を通して、一皮むけたんじゃないかな。
自然にはそういう力があると思います。
小さな成功体験を積み重ねれば、自信を持つことにも繋がるハズ。
こういうので良かったら、また一緒に歩こうねと心の中で思うのでした。
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