宝登山【秩父華厳前BS→破風山→宝登山→長瀞駅】
埼玉県
スーゼ
体力度について
- GPS
- 05:58
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 934m
- 下り
- 1,093m
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- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:59
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
http://www.town.minano.saitama.jp/traffic/bus.htm |
写真
町営バスの始発で来ると、登り始めは9時に。
先ずは近くにあるという秩父華厳の滝へ。
高さ13mと、迫力よりも侘び寂びアピール。
赤い岩肌を流れ落ちるのが特徴的なんだとか。
バス停まで戻って少し下りると川の対岸には地図にない登山道。
皆野町の観光マップには載っていました。
橋を渡った先に登山者カウンタ。
登山者数の調査に協力しましょう。
よく整備された樹林帯の登山道。
赤実線路レベルの歩きやすさでした。
大前の集落で、地図上の赤実線路と合流します。
道なりに少し登り、指導標に従って左折します。
地図にない分岐は、どちらも踏み跡明瞭です。
天狗山を経由するフル縦走は右折します。
稜線に出ると待望の日光です。
やっと樹林帯歩きを抜け出しました。
■写真9 - 天狗山山頂の祠には、なぜか大量の松ぼっくりが奉納されています。
反対側には、小峰山へと続くらしき踏み跡もありました。
山頂の祠には、なぜか大量の松ぼっくりが奉納されています。
反対側には、小峰山へと続くらしき踏み跡もありました。
次に踏む大前山を目視します。
まずは急坂を下りて、近道との分岐と合流します。
色づき始めたのは春先の低山ではお馴染みの馬酔木。
花は白なのに、蕾はピンクなんですね。
大前山への登り返しには鎖場。
手繰らなくても問題なく登れるレベルです。
鎖場を登りきったところからの展望。
低山の割には色々と気が利いています。
アップダウンに挟まれた、束の間の平坦地。
冬枯れの木々の間から日光が差し込み、いい雰囲気です。
登り返しのたびに鎖場が現れます。
反対側の下りにも、丁寧に鎖が設置されていました。
鎖場を登りきったら、またご褒美の展望。
意外にも開けているポイントが多い印象です。
痩せ尾根を渡ります。
この先すぐに鞍掛山へと至ります。
天を突き上げるような大きな岩。
その姿はイボか、はたまたメンズシンボルか。
■写真19 - 破風山またもや大きく登り返して破風山へと至ります。
破風山から大前山方面を目指すハイカーの方が多いようですね。
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またもや大きく登り返して破風山へと至ります。
破風山から大前山方面を目指すハイカーの方が多いようですね。
武甲山を中心とした展望と、注目を集めていたパラグライダー。
雨乞山の基地から飛び立ったのでしょうか。
反対側には、まさかの日光連山が！
男体山から白根山まで揃い踏みです。
山頂から少し下ったところには大きな東屋。
雨天時は重宝するでしょうけど…やっぱり山頂でランチが心情ってものですね。
右側を巻くように登れるようです。
ロープは体重を預けられそうに無いので使用不可で。
風戸の集落まで下りてきました。
綺麗な東屋の向こう側には、次なる目的地の宝登山。
警戒心剥き出しの表情と、ピクリともしない尻尾。
あと数歩でも近寄れば、けたたましく吠えられそうです。
舗装路の途中から、近道なる指導標に導かれて登山道へ。
踏み跡も申し分なく安心して歩けました。
再び舗装路に合流したのは満願の湯の源泉所の近く。
ここから長い車道歩きが始まります。
満願の湯は昼からなかなかの盛況っぷり。
ちょっと後ろ髪を引かれるも、先へと進みます。
たっぷり45分も歩いてしまいました。
登山口への目印は、川の対岸の西光寺。
橋を渡ると指導標が建ってます。
宝登山を示す板だけ新しいですね。
山と高原地図には未記載の道。
旧街道のような広さで申し分ありませんでした。
そして林道へと繋がって更に広くなります。
車道からここまで15分。余裕でした。
日当たりの悪いところはアイスバーン。
日当たりの良いところは田んぼという最悪のコンディション。
長瀞アルプスからの登山道と合流します。
あとは名物の階段を登りきればゴールです。
昼下がり、まだまだ混み合う山頂。
露地が人気を物語っているようです。
両神山を中心に、右に城峯山、左に甲武信ヶ岳。
少し低いところには、さっき歩いたばかりの破風山も。
無風快晴。
こんな日は花を撮るのにも絶好の機会です。
南側斜面は逆光になってしまうので難易度高し。
みんなスマホで撮りまくっています。
西蝋梅園は今が満開だとか。
株数は決して多くないものの、辺りには特有の甘い香りが漂っていました。
黄色い花は青空にも映えます。
ウロウロしながら撮影ポイントを探します。
東蝋梅園は、まだまだこれから。
ロープウェイの駅の近くには福寿草も咲いていました。
■写真41 - 宝登山神社ロープウェイに乗るほどでもないので歩いて下山です。
無数の短絡路が作られていますが、進入禁止なので自然を大切に。
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ロープウェイに乗るほどでもないので歩いて下山です。
無数の短絡路が作られていますが、進入禁止なので自然を大切に。
感想
今年も蝋梅の季節になりました。
去年に訪れた時は時期尚早で、開花状況はイマイチだったのでリベンジする事にします。
長瀞アルプスだけでは歩き足りないので他の縦走路と組み合わせを狙います。
が、どうにも車道歩きが長く食指が動きません。
悩みに悩みますが、敢えて長瀞アルプスを歩かない皆野アルプスを組み合わせることにしました。
皆野町は破風山の縦走路への集客に力を入れていて、好感度が高いです。
■秩父華厳前BS→破風山→風戸入口BS
なにやら気になるバス停の名前。
すぐ近くにあるらしいので、これは立ち寄らざるを得ません。
同名の滝を、随分とスケールダウンした様相。
ここは滝を上からも眺められるのがポイントのようです。
バス停まで戻り、舗装路を少し下ると橋の向こう側に登山口が見えます。
このルート、地図上では大前の集落まで黒破線路です。
しかし、自治体が頑張ってメンテナンスしているのでしょうか、なかなかの明瞭な踏み跡です。
指導標もあり、歩いた感じは寂れた赤実線路レベルで申し分ありません。
大前の集落を抜けて林道に入ると、天狗山を経由するか否かの分岐に出ます。
地図は天狗山を経由するルートに線が引かれています。むしろ短絡路はノーマークですが。
稜線に出ると、冬枯れも手伝い展望が開けます。
鬱蒼とした樹林帯を抜けだす瞬間って、いつも心が躍ります。
ここからは稜線歩きながら、低山らしく細かいアップダウンが続きます。
そして難易度の低い鎖場が何箇所も現れたり展望地が現れたりで、意外と飽きが来ません。
そんなこんなで、あっと言う間に破風山に到着してしまいました。
南側に展望が開けた山頂はそんなに広くないので、ランチは20名も収容できなさそう。
小休止の後、次の目的地を目指すべく一旦下山します。
風戸へのルートは展望も緩急も登り返しもない緩い下り坂の一辺倒ですが、登りは単調で飽きそうな気がします。
バス通りまで出たら、普通であれば日帰り温泉に立ち寄って帰宅モードです。
が、まだ3時間しか歩いていないので幾らなんでも早すぎです。
■風戸入口BS→宝登山→長瀞駅
ここから西光寺付近の登山口まで、試練の舗装路歩きです。
楽しいことなどありません。時間調整して浦山行きのバスに乗れば良かった。
西光寺の道路向かいに架かった橋を渡ると、関東ふれあいの道へと入っていきます。
いや、正確に言えば根古屋橋からの舗装路歩きも関東ふれあいの道だったのですが。
地図にない道、少しの緊張を伴って登り始めます。
しかし踏み跡明瞭、指導標充実で特に迷うこともなく長瀞アルプスからのルートと合流できました。
あとは特筆するような事も無いのですが、山頂でのランチは混み合うのでベンチには座れないと思った方がいいです。
山頂は広く、座る場所だけなら潤沢にあるのでレジャーシートとかあると便利です。
蝋梅園は情報通り満開を迎えていました。
ただ西蝋梅園は狭いので、足を止めて蝋梅を愛でなければ一周10分も掛からないほどです。
ロープウェイを使うほどでもないので歩いて長瀞駅を目指します。
下り始めの短絡路は泥濘が激しいので、小動物園から舗装路を経由した方が汚れや転倒のリスクを回避できます。
長瀞駅の周辺はコンビニこそないものの、観光客目当ての商店や飲食店が立ち並んでいます。
秩父鉄道は運行本数が少ないので、帰路の乗り換えは慎重に調べましょう。
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