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Yamareco

記録ID: 580452
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

湖南アルプス 〜3歳児の歩く距離ではない〜 [滋賀県 大津市]

2015年01月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 かづたん その他1人
GPS
--:--
距離
15.8km
登り
844m
下り
847m

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:20
合計
8:40
10:00
90
スタート地点
11:30
11:40
10
11:50
11:50
10
12:00
12:50
90
14:20
14:30
60
15:30
15:30
20
15:50
15:50
70
17:00
17:00
60
18:20
18:20
20
18:40
ゴール地点
天候
太神山 6℃ 矢筈ヶ岳 6℃ 笹間ヶ岳 測ってない
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道の車止めのスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
笹間ヶ岳の岩場はコウにはまだ早かった
駐車場にて出発だ!
2015年01月24日 10:04撮影 by  C1440W, GE
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1/24 10:04
駐車場にて出発だ!
この先に堰堤がある。
それを巻くと...
2015年01月24日 10:07撮影 by  C1440W, GE
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1/24 10:07
この先に堰堤がある。
それを巻くと...
林道に出た。
林道を歩きとおした方が良かったか?
2015年01月24日 10:10撮影 by  C1440W, GE
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1/24 10:10
林道に出た。
林道を歩きとおした方が良かったか?
これを右に折れると登山道開始だ。
2015年01月24日 10:13撮影 by  C1440W, GE
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1/24 10:13
これを右に折れると登山道開始だ。
露出した岩場を歩く。
2015年01月24日 10:19撮影 by  C1440W, GE
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露出した岩場を歩く。
途中に景色が望める。
右が堂山 正面奥が千頭岳
2015年01月24日 10:21撮影 by  C1440W, GE
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途中に景色が望める。
右が堂山 正面奥が千頭岳
掘割状に割られた岩場。
魅力的だが雨天時はえらいです。
2015年01月24日 10:26撮影 by  C1440W, GE
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掘割状に割られた岩場。
魅力的だが雨天時はえらいです。
ここで少し休憩だ。
2015年01月24日 10:39撮影 by  C1440W, GE
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1/24 10:39
ここで少し休憩だ。
この張り紙、何度も目にする。
東海自然歩道沿いだから歩く人も多いしな。
2015年01月24日 10:40撮影 by  C1440W, GE
1/24 10:40
この張り紙、何度も目にする。
東海自然歩道沿いだから歩く人も多いしな。
途中、矢筈ヶ岳を望む。
2015年01月24日 10:54撮影 by  C1440W, GE
1/24 10:54
途中、矢筈ヶ岳を望む。
泣不動でコウも泣く。
2015年01月24日 11:04撮影 by  C1440W, GE
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泣不動でコウも泣く。
勾配もなくなり、快適な道へ。
2015年01月24日 11:06撮影 by  C1440W, GE
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勾配もなくなり、快適な道へ。
二尊門を通過。
2015年01月24日 11:19撮影 by  C1440W, GE
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1/24 11:19
二尊門を通過。
下からの道と合流する。
この下からの道は寺の関係者の車が通る。
2015年01月24日 11:30撮影 by  C1440W, GE
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下からの道と合流する。
この下からの道は寺の関係者の車が通る。
不動寺の敷地。
2015年01月24日 11:37撮影 by  C1440W, GE
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不動寺の敷地。
ここから先に本堂がある。
2015年01月24日 11:39撮影 by  C1440W, GE
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ここから先に本堂がある。
ダメ押しの階段。
これを登りきり...
2015年01月24日 11:41撮影 by  C1440W, GE
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ダメ押しの階段。
これを登りきり...
本堂へ。
2015年01月24日 11:44撮影 by  C1440W, GE
1/24 11:44
本堂へ。
そしてここが山頂。
ゆっくりするスペースなし。
飯はさっきの寺の敷地内で。
2015年01月24日 11:47撮影 by  C1440W, GE
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1/24 11:47
そしてここが山頂。
ゆっくりするスペースなし。
飯はさっきの寺の敷地内で。
二等三角点にお座り。
2015年01月24日 11:48撮影 by  C1440W, GE
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1/24 11:48
二等三角点にお座り。
本堂の隣にある胎内潜り。
コウには無理だった。
2015年01月24日 11:53撮影 by  C1440W, GE
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1/24 11:53
本堂の隣にある胎内潜り。
コウには無理だった。
このまま下るのもつまらないし、左に折れて矢筈ヶ岳を目指そう。 (後々この判断を後悔することに...)
2015年01月24日 13:09撮影 by  C1440W, GE
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1/24 13:09
このまま下るのもつまらないし、左に折れて矢筈ヶ岳を目指そう。 (後々この判断を後悔することに...)
先ほどの歩きやすい歩道とは違い、複雑な地形を歩くもの。
踏跡をしっかり辿ろう。
2015年01月24日 13:13撮影 by  C1440W, GE
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1/24 13:13
先ほどの歩きやすい歩道とは違い、複雑な地形を歩くもの。
踏跡をしっかり辿ろう。
矢筈ヶ岳の山頂直下。
結構ハードだ。
2015年01月24日 14:11撮影 by  C1440W, GE
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1/24 14:11
矢筈ヶ岳の山頂直下。
結構ハードだ。
矢筈ヶ岳からの大津市内の眺め。
近江大橋が見て取れる。
2015年01月24日 14:24撮影 by  C1440W, GE
1/24 14:24
矢筈ヶ岳からの大津市内の眺め。
近江大橋が見て取れる。
笹間ヶ岳だ。
まさかあれも登る事になるとは。
2015年01月24日 14:32撮影 by  C1440W, GE
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笹間ヶ岳だ。
まさかあれも登る事になるとは。
御仏河原に向かう。
道は平坦になる。
2015年01月24日 15:04撮影 by  C1440W, GE
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1/24 15:04
御仏河原に向かう。
道は平坦になる。
太神山を拝める。
2015年01月24日 15:05撮影 by  C1440W, GE
1/24 15:05
太神山を拝める。
御仏河原。
これを右に折れれば林道に出れたのに、右に曲がってしまった。
運命の別れ道。
2015年01月24日 15:34撮影 by  C1440W, GE
1/24 15:34
御仏河原。
これを右に折れれば林道に出れたのに、右に曲がってしまった。
運命の別れ道。
御仏河原は池が多いせいで、足元は濡れる。
2015年01月24日 15:43撮影 by  C1440W, GE
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1/24 15:43
御仏河原は池が多いせいで、足元は濡れる。
一番大きな池。
2015年01月24日 15:49撮影 by  C1440W, GE
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一番大きな池。
大谷ヶ原。
2015年01月24日 15:56撮影 by  C1440W, GE
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1/24 15:56
大谷ヶ原。
これを登って尾根へ。
登り切ったところで間違いに気が付く。
迷うのも時間の無駄なので登りきることにした。
2015年01月24日 16:03撮影 by  C1440W, GE
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1/24 16:03
これを登って尾根へ。
登り切ったところで間違いに気が付く。
迷うのも時間の無駄なので登りきることにした。
林道に出た。
俺は笹間ヶ岳に登るつもりはなかったが、コウが指を指すので登る事に。
2015年01月24日 16:52撮影 by  C1440W, GE
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1/24 16:52
林道に出た。
俺は笹間ヶ岳に登るつもりはなかったが、コウが指を指すので登る事に。
鷲峰山の展望。
っていうか日が!
2015年01月24日 16:58撮影 by  C1440W, GE
1/24 16:58
鷲峰山の展望。
っていうか日が!
笹間ヶ岳山頂。
時間がないので三等三角点にお座り写真のみ。
2015年01月24日 17:05撮影 by  C1440W, GE
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1/24 17:05
笹間ヶ岳山頂。
時間がないので三等三角点にお座り写真のみ。
岩場とかも強引に下っていき、なんとか日が完全に落ちる前に林道に降りれた。 ここまで来れば一安心。
2015年01月24日 17:22撮影 by  C1440W, GE
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1/24 17:22
岩場とかも強引に下っていき、なんとか日が完全に落ちる前に林道に降りれた。 ここまで来れば一安心。
大津市内の景色も夜景になってきた。
2015年01月24日 17:25撮影 by  C1440W, GE
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1/24 17:25
大津市内の景色も夜景になってきた。
草津市内ズーム。
2015年01月24日 17:26撮影 by  C1440W, GE
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1/24 17:26
草津市内ズーム。
アルプス登山口バス停手前に下り立ったが、ここからまだ車まで歩かなければならない。
コウを肩車して、その道3km強。 しかも真っ暗。
2015年01月24日 18:04撮影 by  C1440W, GE
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1/24 18:04
アルプス登山口バス停手前に下り立ったが、ここからまだ車まで歩かなければならない。
コウを肩車して、その道3km強。 しかも真っ暗。
おしまい。
なにも見えません。
2015年01月24日 18:44撮影 by  C1440W, GE
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1/24 18:44
おしまい。
なにも見えません。
撮影機器:

感想

今回は本当は笹間ヶ岳だけを登るつもりだったので、分県登山ガイドだけを持っていた。 東海自然歩道なので迷う事もないだろう。

現地に着くと、富川道(御仏河原経由の道)の駐車場がいっぱいだった。
仕方ないので真っ直ぐ車止まで行き、そこから登山開始となる。
ここからだと太神山が近いことになるのでそれを登ろう。

林道越えて登山道に入ると岩場歩きになる。
こうした露出した岩場が目立つことから湖南アルプスという愛称が付いたんだな。
堂山なんかはその代表的な山だ。
至るところにマツタケ時期の注意書きが木に貼ってある。
登る人も多ければそれらを狙う人も居るからだろう。
休憩するイスなどが所々に設けられているのが嬉しい。
泣不動まで行くと勾配はなくなり、散歩道みたくなる。
二尊門を越えて少し歩くと不動寺に辿り着く。
そこから本堂に向かうにはキツい階段が待っていた。
コウは階段得意なせいか、ここまで歩いてきてのダメ押しの階段なのに休むことなく登りきる。
そして二等三角点のある山頂へ。

山頂は展望がきかないし、休憩するにも狭すぎるので、寺の敷地内で飯にしよう。
久々の山でのラーメンにコウは嬉しそうだった。
充分休憩も出来たし、下ろう。

下ってる際に誘惑が俺を誘う。
それは矢筈ヶ岳の存在だ。
まぁ、周遊しようと思えばできることだし矢筈ヶ岳に向かう。

先ほどの快適な道から一変し、ここは複雑な地形を歩くもので、とにかくアップダウンが激しい。 コウも結構こたえるみたいだ。
矢筈ヶ岳山頂直下は結構な急坂だ。 コウも初めてではないかな。
まぁ、なんとか登り切った。
展望は少しはきくし、昼休憩にはもってこいの場所だったな。

その急坂を下りきり、今度は御仏河原を目指す。
そこまでの道は単調で、緩い下りから平坦な道をひたすら歩くものだ。
快適なのでどんどん進む。

1時間歩き通して川が現れた。 御仏河原だ。
ここを右に曲がってこそ富川道で下の林道に下れたものを、なにを思ったか、右に曲がってしまった。 これが全ての間違いだという事に俺は気が付いていなかった。
何年か前に歩いていた事をすっかり忘れていた。
御仏河原は池が多く点在する。 足元も濡れるが気にしない。
そしてその先に大谷河原という広場があり、先に進むと登りになる。
尾根に登り切ったところでようやく間違いに気が付く。
時間も時間なので、俺も冷静さを失っていた。
尾根を左に曲がって迂回路をどんどん進んでくも、本当に御仏河原に着くのかが分からなくなっており、不安にかられた。
そこで下した判断は、笹間ヶ岳に登りきり夕暮れまでに林道に辿り着くことを決意した。
コウももうしんどい状態なので、急坂はコウを抱きかかえて登る。
なんとか林道に辿りつき一安心して進むも笹間ヶ岳に向かう登山道があり、コウが指をさす。
登りたい意思に答えてのぼる。
山頂の三角点にお座り写真を終えて、三畳岩にも登らずすぐに下山する。
林道までの下山道は意外なまでにハードだ。
一度登っているのに綺麗さっぱり忘れていた。
ロープ場なんかはコウを片手で抱きかかえながら下る。

なんとかして林道に下り立った。
ここまでくれば後はなんとかなる。
行動食をコウに与えながら歩を進めると、あたりはどんどん暗くなっていった。
アルプス登山口のバス停手前に下り立ったときには辺りは真っ暗だった。
そのバス停の先の橋まではコウは歩いたが、流石にその先は暗闇の登り坂なので、俺がした行動は、コウを肩車して歩きとおすことだ。
距離は大した事はないのだが、今までの疲労とコウの重み、暗闇のせいで体力がどんどん奪われるも、なんとか車にたどり着いた。
コウはもう寝てしまっていたが、車に着くと起きた。

反省点盛り沢山の山行になってしまった。
ガイドブックだけで充分だったのだが、完全に俺のルートミスだった。
それにつき合わせてしまったコウにも何度も謝った。
だが、悪い事ばかりではない。

行動食、非常食の有難みを十二分に味わったからだ。
飲み物もいつも必要以上に持ち歩いているので尽きる事もなかったし。
そして、夕暮れまでに林道に出るという判断も間違いではないはずだ。
コウが愚痴を言わずに最後まであんな距離をいつまでも付いてきてくれる事こそ遭難に至らなかったキッカケなのだ。

3歳児の歩く距離をとっくに越えているどころか、普通の大人ですらも根をあげる距離をよく歩いてくれた。 我が息子ながら凄いわ。

とにかく今回の山行は今までで一番の思い出になるだろう。

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訪問者数:1081人

コメント

凄い!
コウ君はこの距離を歩いたのかあ、凄い!
私より登れて歩けるよ。参りました

でも、地形図だけはあったほうがいいね。
携帯やスマホとか位置確認できるものもあればさらにスムーズになる。
ガイドブックだけだと周辺の山との関係が分からなくなると思う。
私はいつの頃からか見なくなりました。
でも、お父さん的には良い経験、教訓になったのかな?

あと、最後のおしまいの画像がホッとして笑ってしまいました
そちらは歴史的な背景のある山が多いから歴史探訪もしながら
訪れたら面白いかもね。

本当にお疲れ様!次回の山行のためにもゆっくり休ませてあげてね
2015/1/26 19:58
mountrexさんありがとう!
流石にmountrexさんより歩けてるなんてことないやろ

そう、やっぱり地形図やなって改めて思ったわ。
俺的には反省だらけよ
だいたい意思が弱いから誘惑に負けんねん。
一度決めたことは変更したらアカンわ。
まぁ、修正が効く場所で良かったのと、コウの頑張りに助けられたから最悪な状況を回避出来た訳や。

歴史訪問も兼ねて登りたいけど、まだコウを見るので精一杯よ
そういうのはコウが小学生になってからやな!

次回までは大分休めると思う。
なんせ、来週末まで晴マーク一切無しなんで(泣)
2015/1/26 22:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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