中ア 赤林山(西尾根)
- GPS
- 09:43
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:44
天候 | 晴れ 寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお木曽駒荘まで除雪はされておらず手前から歩く必要があるかもしれません。(歩いても2キロもない) |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹藪はともかく密な灌木で全くもって滑走向きではないです。 ルート自体は単純な尾根なのでRFは容易。 |
写真
感想
中央アルプスでの山スキーの記録と言えば千畳敷周辺に集中しており、それ以外の記録は経ヶ岳が出るくらいでほとんど見られない。
そんな未開の地と言うべきエリアに覚えたての山スキーで挑みます。
とはいうものの、いざエリア選定となるとなかなかいいところを見つけられない内に週末となってしまい、とりあえずで選んだのが木曽側の中央アルプス前衛の山の一つ赤林山です。
おそらく夏の間では見向きもされない通過するだけの山(失礼)かもしれませんが、雪山となれば目標としては距離と標高差がちょうどよさそうとも思いました。
地図だけ見てアプローチ地点を決定したもので除雪の心配があったのですが、芦島の民家まではばっちり除雪(ただし凍結路多い)で、それ以降の道は積雪路でちょっと心配でしたがワダチがあったためなんとか車で木曽駒荘手前まで進むことができた。
準備をして出発、ピンと張りつめた冷たい空気に支配されている林道を少し歩くと木曽駒荘、そしてその裏の尾根から赤林山へアタックを開始します。
岐阜や白山エリアに比べ雪が少なく最初はスキーを担いでツボ足で登るのですがモナカ雪の笹薮斜面はとても登りにくく時間がかかる。
ある程度登ってツボ足では埒が明かなくなったためスキーを装着、笹薮を避けながら雪をつないで何とか登ってゆく。
うるさいほど現れるテープもP1474を過ぎるとおとなしくなりそのあたりまでは若干の笹薮ではあるが滑れそうな斜面が広がっていましたが、以降は手つかずの自然なのか密な樹林帯が続き下山滑走に一抹の不安を覚えた。
尾根自体は単純なルートでほとんど急登箇所もなくひたすら登って行きますが、結局最後まで密な樹林帯から抜け出ることはありませんでした。
赤林山山頂からの展望は全く無く、もしもトレースが消えたのならどこから来たかもわからなくなるような景色。
風は無いがやたらと冷え込んでいる山頂に長居は無用とシールをはがして滑走準備、その後約3時間ひたすら修行の木の葉滑りで今回も無事下山。
中央アルプスの山スキー記録がない理由は主稜線付近のカール以外は自然林か植林帯の木々が密生していてとてもじゃないが滑れないからなのか、という仮説が一つ生まれた。
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