三本槍岳 福島県から鏡ヶ沼ルート
- GPS
- 05:09
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 711m
- 下り
- 723m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:07
天候 | 晴天無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
事前の下調べでは日暮の滝駐車場の先は通行止めとのことでしてが、当日はヨロイ沢の滝駐車場までは通行可能でした。 ただし看板によると9/4から10/31までは法面工事のため日暮の滝駐車場から先は全面通行止めになるそうです。土日のみは歩行者のみ通行可とのことです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なしですが鏡ヶ沼からの急登はトラロープで藪漕ぎで下も泥濘んでいるので注意 |
その他周辺情報 | 甲子温泉の大黒屋さんの日帰り入浴 受付は14:00までなので注意 |
写真
感想
百名山の那須連峰最高峰三本槍岳へ。
道の駅下郷に車中泊。
下調べでは日隠の滝駐車場から先は行けないとのことだったので、そこから登る予定でしたが、前日に登山口を下見に行ったらヨロイ沢の滝駐車場まで行けました。
というわけで予定変更。
ただし今だけのようです。詳細は別欄をご参照ください。
5時すぎにヨロイ沢の滝駐車場に到着。
先客は3台程度。駐車台数が10台程度と少ないのもあるのでしょうが、百名山としては先日の会津駒ヶ岳とはエラい違いです。
予想外のルート短縮ができたのでのんびり林道を登ります。
連日の猛暑ですが取り付きが1200メートル地点なのと、林間で日が当たらないのでじんわり汗ばむ程度の快適な山行。
先日会津駒ヶ岳で食らったアブのストーキングもこの日は殆どありません。
間もなく鏡ヶ沼と大峠の分岐に到着。
先に急登を終えたかったので鏡ヶ沼ルートを選択しました。
ここからも快適なブナ林の林間歩きですが、前日に雨が降ったのか泥濘んでおり、岩も苔生しているので滑りやすく、慎重に進みます。
登攀開始から1時間程で突然開けた絶景。
笹の群生に巨大なダケカンバが林立しています。
ダケカンバってこんなに巨木化するのを初めて知りました。感動です。
少し進むと笹の間から、これまた突然に鏡ヶ沼が眼の前に現れます。
感動です。
透明度エグい。
クロサンショウウオ?泳いでます。
モリアオガエルのオタマジャクシ?泳いでます。
水面には青い空と白い雲、逆さの甲子山が映ってます。ヤバいです。
このまま5時間くらい眺めていたいと思いましたが、天候予測は午後から雷雨。
後ろ髪を惹かれる思いで鏡ヶ沼を後にします。
ここから覚悟の時間。
予想はしてましたが予想を超えてきました。
トラロープの急登。
藪漕ぎ。
泥濘。
笹の水滴でびしょ濡れ。
はい、四つノッて満貫です。
ただ距離はそんなでもなかったので助かりました。
これでロング急登、アブのストーキングもノッてたら跳満でした。
急登を終えると鏡ヶ沼東分岐に到着。
こここらは気持ちの良い稜線歩きで三本槍岳の山頂を見上げながら一気に進みます。
日差しが当たるようになりますが山頂が見えているので気になりません。
辿り着いた山頂には先着のハイカーさんが二組。
ハイシーズンの百名山としては寂しい感じですが、個人的にはそこがいいと思いました。
ガスも晴れて360度のパノラマを楽しんでから山ラーメンと山コーヒー。
こちらも2時間くらいいたかったのですが、天気予報のために早々に下山開始。
帰りは大峠ルートへ。
こちらは斜度も緩やかで、南北の景観も素晴らしい稜線歩きを楽しめました。
大峠からのルートを間違えましたが、バイパスルートなのでそのまま進み無事に帰還。
帰り足で先日も寄らせてもらった大黒屋さんの日帰り入浴へ。
余談ですが(ホントに余談なので読みトバしてもらっても結構です)
おなじみの岩風呂に入ったら女性が入浴していてパニック。混浴とは謳っているけど、女性専用風呂があるので実際は男風呂と思っていました。
お陰様で登頂の感動の余韻も吹っ飛んでしまいました。あ、悪い意味ではないですよ。悪しからず。
蝉の声
聞こえぬ頂
人の声
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