蕎麦粒山〜浦山大日堂から

2023年08月20日(日) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,212m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:16

8:46 仙元尾根登山口
9:18 9:19 新秩父線60号鉄塔
9:36 9:36 新秩父線59号鉄塔
9:49 9:49 三等三角点広河原
10:05 10:06 新秩父線58号鉄塔
10:14 10:14 新秩父線57号鉄塔
10:30 10:30 広河原分岐
11:08 11:26 大楢
12:22 12:37 仙元峠
12:54 13:25 蕎麦粒山
13:41 13:48 仙元峠
14:30 14:33 大楢
14:59 14:59 広河原分岐
15:16 15:16 新秩父線57号鉄塔
15:22 15:22 新秩父線58号鉄塔
15:28 15:28 三等三角点広河原
15:35 15:36 新秩父線59号鉄塔
15:48 15:49 新秩父線60号鉄塔
16:05 16:06 仙元尾根登山口
16:08 ゴール地点

天候

午前中は晴れ→曇り、時々雷鳴が聞こえてきてヒャ〜
午後は安定した晴れでした。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

それぞれが電車か車で西武秩父駅へ集合。
西武秩父駅から浦山大日堂まではバスの本数が少ないので、ジャンボタクシーをお願いしました。片道7160円、定員９人。

コース状況／危険箇所等

浦山大日堂からはいきなりの急登、しかもザレた部分と落ち葉に埋まった部分半々で、登るのに苦労しました。
鉄塔60号からはやや傾斜は緩みひと息つけます。
しかし大楢から仙元峠まではまたまた急登、道がわかりにくい場所があり、倒木なども多く難儀しました。
仙元峠から蕎麦粒山までは一度下り、また上り返す感じです。

写真

8/20 8:12

西武秩父駅に8時10分集合、今日は山の会の会山行です。

8/20 8:12

丸通タクシーさんのジャンボタクシーです。
浦山大日堂まではバスの本数が少ないので、タクシーがおすすめです。

8/20 8:42

大日堂は秩父十三仏霊場、お参りする方が多いのでしょうか？専用の駐車場があるくらい。

8/20 8:45

ギボウシ？でも特徴的な葉がありません。

8/20 8:46

大日堂
後で調べたら大日如来は未（ひつじ）、申（さる）年生まれの守り本尊なんだって。もっときちんとお参りするんだった‥未年も申年もいたのに。

8/20 8:51

大日堂の横からいきなり急登が始まります。

8/20 8:55

笑っちゃうほどの斜度です。

8/20 9:03

新秩父線鉄塔の保守標識。最初はこの黄色のポールを目印に登ります。

8/20 9:07

整然としたヒノキ林になりました。清々しい樹林です。でもまだ急登‥

8/20 9:19

樹林を抜けると1番目の60号鉄塔

8/20 9:21

60号を振り返って。この辺りから斜度は緩やかに。ほっ☺️

8/20 9:28

開けた伐採池に出ました。向こうに有間山塊の稜線が見えます。

8/20 9:28

またヒノキ林。ほんのちょっと日向を歩いただけなのに、日陰がうれしい！

8/20 9:35

2番目の59号鉄塔。敷地は草が茂って先が見えません。

8/20 9:35

こういう写真、よく見るけど（笑）

8/20 9:36

花の少ない山ですが、探すと足元にマツカゼソウ

8/20 9:47

コナラの小さなどんぐりが落ちていたり

8/20 9:53

暑いしキツいし、30分ごとに意識して休憩を取りました。

8/20 10:05

3番目の58号鉄塔

8/20 10:06

足元に大きな碍子、鉄塔工事の忘れ物かな？それとも鉄塔から落ちた❓

8/20 10:10

アセビの茂みでまたひと休み。

8/20 10:14

少し進むと鉄塔57号。ここで鉄塔の立つ稜線とは離れて、また樹林の中を進みます。

8/20 10:14

なんか暗がりに突入？

8/20 10:18

枯葉を敷き詰められた道

8/20 10:32

足場の良い場所でまたひと休み。
何か向こうから雨音が聞こえてきました。でもここは降ってない。

8/20 11:07

雷鳴も聞こえてます。天気急変？
それにしてもきれいな植林だなぁ。

8/20 11:12

登山道はまた少し斜度を増し、やっと前方に稜線の明るみが見えてきました。

8/20 11:13

大楢に到着です。

8/20 11:13

大楢を探せ！
あれかな？

8/20 11:14

こっちかな？
かつてはもっと大きな楢の木があったのかもしれないですね。

8/20 14:26

明治神宮の看板。初めて見た時は？？？でしたが、大きな寺社は建物の改修のときにたくさんの樹木が必要になることから、自前の植林を持つのだそうです。この辺りの美しいヒノキ林はいずれ明治神宮の建築資材になるのでしょうね。

8/20 11:28

やや長めの休憩をして、仙元峠へ向かいます。
痩せ尾根に木の根が縦横無尽に。気をつけて通過しましょう。

8/20 11:34

少し進むと大規模な崩落跡がありました。

8/20 11:37

どれほどの土砂が崩れたのか、凄まじい自然の爪痕です。

8/20 11:34

おかげで？眺めは良いですが‥

8/20 11:35

崩落した崖ぎわにママコナがひっそりと。

8/20 11:36

小さい花がたくさん咲いています。

8/20 11:37

途中に大きな倒木があり、乗り越えると危険なので、右側に巻く踏み跡を辿りました。

8/20 11:39

わかりやすく矢印に角度を付けた標識。でも騙されてはいけません。仙元尾根へは←ではなく↖︎ですから。

8/20 11:58

最後の急登、がんばりましょう！

8/20 12:13

ロープの設置された箇所。急登ですが木の根があるので、ロープなしでも大丈夫。

8/20 12:22

仙元峠です。
かつてここにあった説明板には、北からは富士詣に行く人々が、南からは善光寺詣りに行く人々が行き交い、また生活物資の交易も盛んに行われた峠であったと書かれてありました。

8/20 12:23

ここで初めて他の登山者にお会いしました。

8/20 12:40

軽く行動食を摂り、蕎麦粒山へ向かいます。

8/20 12:42

リョウブの花

8/20 12:50

蕎麦粒山へは一旦下りまた上り返すのですが、倒木が多いように思われました。

8/20 12:54

20分ほどで蕎麦粒山1472.8m

8/20 12:58

川苔山方面の眺望が開けます。

8/20 13:20

山頂で記念写真。
今までは必ず山頂でどなたかとお会いしたので三脚を持参しませんでした。なので交代で撮影（笑）

8/20 13:20

誰が交代したのかな？

8/20 13:29

遅めの昼食を済ませ、来た道を下山します。ガスが上がってきました。

8/20 13:43

仙元峠に戻って、大きなカエデの木。秋は綺麗なんだろうな。

8/20 14:06

帰りは踏み跡がわかりにくく、目印の赤テープも見えないので迷いやすいかも？私たちも左の尾根に逸れてしまい、GPSを見て斜面をトラバースして登山道に復帰しました。

8/20 14:17

再び大規模崩落跡を通過。

8/20 14:26

大楢に戻ってホッとひと息。

8/20 15:42

伐採地を通過。

8/20 16:01

今回は山慣れた皆さん、下山はスムーズです。

8/20 16:15

予定より少し早めに下山完了。お疲れさまでした。バス停近くにセンニンソウの花。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

みーやん🐕‍🦺🐕

山の会の定例山行で蕎麦粒山を計画したのは３回目。2020年には奥多摩側から入山を計画するも、台風による登山道崩落で断念。2022年にはあまり歩かれていない浦山口側からのルートを踏査。予想外にしっかりした登山道だったので計画するも、今度はコロナ感染が急速に広がり断念。やっと今回実施することができました。
長い急登があるということで参加者は6名でしたが健脚の方ばかり、足並みが揃い楽しい山行となりました。

蕎麦粒山の呪い‥ではありませんが、様々なルートで私はこの3年で４回登頂することになりました。それほど面白味のある山ではありませんが、どこから入っても奥深い山、特に静かな山を楽しみたい方には浦山口側からの入山はおすすめです。そこから有間山陵を歩くのもいいですよ。
また他では杉や檜の植林には何の魅力も感じませんが、ここの檜林は静寂でとても美しいです。

会山行が実施できたので、蕎麦粒山へ行くことはしばらくないと思いますが、蕎麦粒山から長沢背稜へ続く長いルートをそのうち歩いてみたいな‥なんちゃって。