焼岳 新中の湯〜
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- GPS
- 03:45
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 888m
- 下り
- 873m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:44
8:20 新中の湯登山口到着 22℃
8:42 新中の湯登山口出発
8:38 広場到着
9:42 下堀沢出会到着
10:34 焼岳北峰山頂到着
10:47 焼岳北峰山頂出発
10:58 中尾峠方面へのルート(標高2,351m付近)で引き返す
11:05 焼岳北峰山頂下の分岐点到着(標高2,407m付近)
11:39 下堀沢出会到着
11:43 広場到着
12:28 新中の湯登山口到着
登り歩行時間
新中の湯登山口〜焼岳北峰 1時間52分 8:42〜10:34(小休憩含む)
下り歩行時間
焼岳北峰山頂下の分岐点〜新中の湯登山口 1時間23分 11:05〜12:28(小休憩含む)
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車台数は多く、登山口から結構離れた場所に路上駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨日の雷雨のためか樹林帯は湿気が多く滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
前日、火打山山行を終え、天候はそこそこだったが満足していたが、普段より早く5時前に目が覚めた。
北アルプスのライブカメラを見ると蝶ヶ岳から穂高連峰、槍ヶ岳がくっきり見えモルゲンロートが始まる前だった。
自宅から北アルプスを見るとガスで麓まで真っ白。常念山脈の西側のみ晴れているようだ。
今から蝶ヶ岳に行くわけにはいかない。でも半日でサクっと行って来られる焼岳がある。十石山もいいが、朝露は半端ないはずで、所要時間も焼岳の方が短い。
今日、カミさんは息子とともに帰宅の予定だが、多分夕方以降のはず。
カミさんが居たら2日連続で山に行くことなど許されるはずはない。
波田のスイカを購入しておくようカミさんが言いつけられているので波田にはいかなければならない。
7時過ぎまで山友さんとLINEでトーク後に、スイカ購入のついでに焼岳に行くことにした。
新中の湯登山口には8時半近くの到着だったので、登山口の下の方から結構上の方まで路上駐車が続いている。
上の方の離れている場所に路上駐車。
昨日残したあんパンはあるが、他にある食料は行動食のみ。昼食は下山後または帰宅後とることにする。
焼岳は2018年から4年連続で登っているが、火打山と同様に2年振りとなる。
最初の水平道を終えた後の急登とアップダウンは段差が大きく歩きにくい。時間が遅いのもあって汗の量も多い。
広場に出る手前の樹林の中はやや涼しく気持ちいいが、下堀沢出会を過ぎて陽当たりの良い笹原に囲まれた場所では風も無く暑い。
笹原を抜けて急登になると時折背中から吹き上がる風が心地よいが、足元はザレ場で歩きにくい。しかし、以前より角材を使って整備が進んでいるように感じる。
九十九折になって少しすると稜線に出て正賀池が見えた。水の色は薄めのグリーン。以前来た時はもっと濃いグリーンだったように思う。水量は少ない様子だ。
西からの風が気持ちいい。振り返って正面から風を受けてTシャツの前面がびっしょり濡れていることに気づく。
火山ガスの噴気孔からはシューシューと音が聞こえるが、風向きの影響で硫黄臭は時々しかしない。
山頂は既に下山した人が多いためか予想以上に人が少なかった。
残念なことに穂高連峰や槍ヶ岳、笠ヶ岳の山頂を見ることは出来なかった。
3年前に岐阜県側の中尾温泉から飛騨の山友さんと登っているが、ガスで中尾峠周辺の眺望を見ることが出来なかった。新中の湯から楽して登った後に中尾峠まで下って景色を見たい気持ちがあった。
エネルギー補給をして中尾峠方面に下り始めてみたが、見下ろす中尾峠らしき場所は遥か下で、この下りと登り返しをしていたら、天候のリスクもあるので問題だと感じ、より好天の時に再度チャレンジすることにして10分程で引き返すことにした。
後で調べると中尾峠の標高は2100mなので300mの下りと登り返しとなるが、時間と天候の心配がなければ問題なさそうだ。
この山頂から北側の斜面は噴火の影響が大きく荒々しくて急で植物も少ない。
焼岳北峰山頂下の分岐点には急登にもかかわらずあっさりと戻ることが出来、下山を開始した。
けがをしないように慎重に下るが、ザレ道は滑りやすく、道をゆずってもらった女性の目の前で尻もちをついてしまった。
笹原の間を通る時は登りと同様に暑く、広場を過ぎて樹林帯に入ったらやや涼しくなった。
その後の急で段差の大きな下りではハットのひさしから雨粒のように汗が落ちるようになった。時には4,5粒程落ちて来る。
岩や木の根は濡れていて滑りやすいので注意して歩き、ザレ道での尻もち以外にコケることなく無事下山することが出来た。
駐車場から車を走らせるとすぐに雨がパラパラと降って来た。本降りになるかは分からないが、中尾峠に行かず下山して正解だったようだ。
本来の目的のスイカ屋さんには14時近くの到着になってしまったので、残り数は少なく4Lサイズのみとなっていたが、それを購入して帰った。
カミさんの帰宅後、「今日はどこの山に行って来た?」とかまをかけられた。帽子から靴下まで登山用の着衣が干されているし、この好天でどこにも行かないはずがないことくらいお見通しだ。
正直に焼岳(火山)とは言えずスイカのついでに波田に近い山に行って来たとだけ応え、納得してもらえた。
山の事はあまり知らないのだが、焼岳が火山であることは知っているので無用な心配をしてしまうためだ。
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