中ア 水沢山-大棚入山(敗退)
- GPS
- 12:37
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 12:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(詳しくは地図を参照してください。) 野上の集落までは除雪されており、突き当たりの林道(野上川を渡る付近)までも除雪されていた。 なお木曽駒高原へ抜ける方面は除雪されていない(取付き地点のヘアピンまで600m) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前週の中ア赤林山(西尾根)よりは樹林は密ではないが、急傾斜で尾根沿いは狭めなのでほとんど滑走できなかった。 (水沢山直下の1箇所をのぞき)展望もあまりない。 取付き地点から1400mくらいまでは薮の急斜面で登りにくく降りにくい。 1700くらいから水沢山までは急登で所々岩場っぽくなりスキーでは大変苦労する。 水沢山〜大棚入山:稜線状に倒木多くスキーではいちいち避けて通るのが大変。 |
写真
感想
先週の中央アルプス赤林山は密な樹林で滑走できずと散々だったのですが、今回も懲りずに中央アルプス大棚入山を目指します。
今回は距離が長いため早出を意識して4:40発とまずまずの出発時間であったが、道中何度も眠気が襲ってきて立ちながら寝ること数回。早く出てもペースは相変わらず遅いです。
取付きの薮急登で何となくシールの効きが悪く感じて何度も後退を繰り返す内に、テール部分のシールが剥がれ掛かって何度かセットし直す。
斜面の急登が終わると明瞭な尾根上となり、道中はテープがよく見られ水沢山を越えて大棚入山まで続いているようだった。
チョットした岩場が現れる。
スキーを外すかどうか悩むが何とか行けそうな感じなので強引に這い上がる。
今思えば面倒でも外した方が労力は少なかったのかもしれない。
道中は木々に遮られ遠くの山々はあまり鮮明には見えなかったが、水沢山直下には西方面の開けた場所があり、御岳・白山・乗鞍などの絶景が広がっていた。
ここ最近は御嶽乗鞍の展望を毎週のように楽しんでいるが今回はそれらに連なる山々を確認できたことが私の中での収穫である。
中でも印象に残っているのは鉢盛山と小鉢盛山のまあるいピーク、周辺の目立たない山々の中ではとても目立ち存在感をあらわにしているようだった。
水沢山に到着するも既に昼前で、往復4.5時間を想定している大棚入山はこの時点で諦めていたが、少しで近づければと縦走を試みる。
あまり眺めは良くないが中央アルプス麦草岳・木曽前岳・木曽駒ヶ岳もなんとか確認、そうこうしているうちにあっという間に時間切れ敗退。往路を引き返します。
水沢山までは多少のアップダウンがあるためシール歩行、しかしこの頃になると頭が痛く立ち止まると吐き気がするようになってきた。ハイドレーショントラブルで水が無く代用のゼリー2個を飲んだだけであるため軽度の脱水症と高山病で有ることは容易に推測できた。
水沢山にてシールを剥がし滑走、急な樹林帯は快適ツリーランとはほど遠く今週もガマンの滑りとなる。
途中岩場回避のためトラバースするも回り込んだ斜面は起伏が激しく道を失わないよう慎重に時間を掛ける。
尾根筋が終わり薮斜面となると林道が近い合図、だがこの区間が苦しく一番長く感じた。
林道到着、自分のトレースに乗りほとんど漕がずに下山。
あまりにも遅すぎる登りに対して何らかの解決策を引き出さないと山スキーは楽しめない、分っている事だがどうしたモンだろう
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