鳥海山 頂上2236mから海辺0mへ


- GPS
- 13:50
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 2,507m
コースタイム
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 13:17
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
その他周辺情報 | 鳥海温泉保養センターあぽん西浜 400円 |
写真
感想
今回はアタオカ山行でした。山頂と海抜0mの海辺を結んで歩く山行はいつかどこかでやりたいなぁと思ってましたが、それは冬場の低山のはずでした。まさか真夏の2000m超でやろうとは… ちょっと無茶だよなぁとは自覚しつつも、とりあえずチャレンジしてまいりました。
酒田駅から乗合タクシーで湯の台口へ。そこから15分ほどで滝ノ小屋に到着。貸し切り状態でのんびりと宿泊。
翌日は4時30分出発。足元は登拝を意識して前々日の月山から引き続いての地下足袋。東側の山の稜線から朝日が顔を出し、朝焼けの月山や庄内平野、影鳥海が望める。幸先良い雰囲気。
河原宿で朝食補給して心字雪溪へ。地下足袋ではツルツルと滑ってしまうのでグルっと迂回する。その他は特に問題無く標高を上げていく。
伏拝岳に到達。ここから新山をぐるっと取り巻く外輪山を廻る。とっても気持ちいい稜線歩き。
まずは一等三角点がある七高山から踏破。
いったん下り、ゴロゴロ岩場の新山に取りつく。なんだか北アルプス感がある登りで楽しい。
新山山頂は狭いが、海、山、街、田んぼと360度見渡せる開放感が素晴らしい。
景色を堪能後、鳥海山大物忌神社頂上御本社に参拝。天候に感謝、無事下山を祈願する。
七五三掛、八丁坂、御田ヶ原、御浜と緩やかに下っていく。こちら側からやって来る登山者が圧倒的に多くてこの区間は賑やかでした。
大平へのルートに入るとまたぽつねん状況。目的地の日本海の海岸線を眺めながら笹原の道を下っていく。途中の見晴台で昼食補給。
吹浦口登山口に出る。ここからは鳥海ブルーラインの車道。少し歩いて中之宮を参拝して、舗装道路でのクッション性を考慮して地下足袋からハイキング靴に履き替える。
そこから16km4時間歩き倒す。標高が高いうちは眺めも良くて悪くはない。数台の車から声をかけらるが申し訳ない気持ちで丁重にお断りする。下るにつれ気温はどんどん上がる。幸いなのは森林帯に入ったので日陰があること。おかげで直射日光を受ける時間は案外少なく済む。走り抜ける車にも注意しなら適度に休憩を取りつつ割と順調に進む。結局途中でバテるようなことはなかった。
麓の吹浦口之宮に着いたのは17時過ぎ。たまたま御朱印を頂けたのは有り難かった。
目指すは名所・十六羅漢岩。日没まで40分で海辺にゴールする。さすがにお疲れモード。暑さ対策でソックスを薄手にしたのが災いしてか、若干足の皮が剥けてヒリヒリ痛い。
重い身体を動かして鳥海温泉へ移動。ゆったり湯に浸かり疲れを癒しました。
13時間33kmの山行。達成感と疲労感が混じり合った初めての感覚ですが、よくもまぁ物好きにやったものです。まったく夏場にはお勧めしません。足の皮はがっつり剥けてました。足元対策は反省点です。
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