安達太良山、鉄山 〜 安達太良高原スキー場から 〜
- GPS
- 07:19
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 917m
- 下り
- 922m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【安達太良高原スキー場⇔勢至平分岐】 トレースバッチリ。トレース上は踏み固められているため、ツボ足でもほとんど潜らず。踏み固められてアイスバーンになっていることもなく、ツボ足で問題ありませんでした。アイゼンは、登りでは装着せず、下りでは装着。 【勢至平分岐→峰の辻】 ◆傾斜がきつい所もないため、スノーシューで快適に歩行できました。スノーシューを履いていれば、ほとんどが少し沈み込む程度で、踏み抜いても脛丈程度。ツボ足では、足跡から判断すると、ひざ下程度踏みぬく模様。 ◆木がある所には赤いリボンが枝に括り付けられており、雪原では赤いリボンを結んだ竹竿をルートに刺してくれてあるので、道迷いの心配はほとんどありません。 ◆くろがね小屋経由のルート以上に安心して歩行できます。 【辻の峰→安達太良山山頂直下】 スノーシューでも問題なく歩行できました。 【安達太良山山頂の岩場】 アイゼン装着がベター。 【安達太良山から鉄山直下までの稜線】 スノーシューで歩くも、スノーシュー歩行のメリットはあまりなし(歩きにくいわけではありません)。アイゼン歩行がベター。 【鉄山直下⇔鉄山山頂】 鉄山への取り付き箇所は傾斜が急なため、アイゼン歩行でないと厳しい。 【稜線→峰の辻】 アイゼン歩行でも、沈み込みは膝下程度。スノーシューでの歩行のほうが快適そうでした。 【峰の辻→くろがね小屋】 山腹をトラバースするので、遠目に見ると、怖そうですが、実際には、恐怖心を感じることもなく、安心して通過できました。 【くろがね小屋→勢至平分岐】 トラバースが長く続きますが、適度に踏み固められた踏み跡が歩き易い雪道となっていたので、その上を安全に歩行できました。 |
その他周辺情報 | 岳温泉「ヘルシーパルあだたら」で入浴。600円。 洗い場が寒く、シャワーの水圧が弱く、シャンプーやボディーソープをなかなか洗い落とせず、凍えそうになりました。 お湯は、酸性泉とのことですが、あまりピリッとした感じはありませんでした。 |
写真
感想
福島県まで遠征し、安達太良山に登ってきました。
一週間前の時点では日曜日のほうが天気がよさそうだったので、土曜日ゆっくり移動し、日曜日に登る予定だったのですが、最終的に土曜日は天気がよく、日曜日は荒れそうな天気図となったので、土曜日に登ってしまうことにしました。
車での移動は順調で、8時過ぎには安達太良高原スキー場に到着することができました。
スキー場からスノーシューで歩き始める予定でいましたが、トレースバッチリで踏み固められていたため、ツボ足で勢至平まで歩きました。
勢至平で、山頂から下りてきた方にスノーシューでの歩行を勧められ(アドバイスありがとうございました)、装備変更。
勢至平から峰の辻までもなだらかな傾斜で安心して雪山ハイクを楽しめました。
峰の辻から山頂直下までは少し傾斜がきつくなるものの、スノーシューで歩きにくくなるほどの傾斜でもなく、あっさりと山頂直下まで到達。
山頂の岩峰は、斜面が急で、スノーシューでの登下行は非常に難しかった。
下りはスノーシュー履いてクライムダウンする羽目に。
岩峰に登る手前で、アイゼンに装備変更すれば、安全に登下行できたものを、面倒くさがって装備変更しなかっのがいけなかった。反省です。
安達太良山からは展望が良く、周りの山々を一望するには絶好のスポットでした。
ただ、山頂にたどり着いた時は、雲が多く、気温が暖かいためか、霞がかっていて、遠くの山や街並みはクリアには見えなかったのは、少し残念でした。
安達太良山の山頂に到着した時点で時間的な余裕があり、晴れで無風という絶好の気象条件だったため、稜線歩きを楽しむべく鉄山に向かうことにしました。
これが大正解!
牛の背で見られるエビの尻尾や雪の小丘陵といったいくつもの雪のオブジェ、壮観な雪の沼ノ平、迫力のある鉄山、矢筈森の岩稜などなど。稜線歩きは、見どころ盛り沢山で、とても楽しかったです!
鉄山直下はかなり傾斜がきつく、スノーシューからアイゼンに装備変更してアタック。
自分が登った時は雪が程よく緩んでいたため、それほど緊張せずに登り降り、トラバースでの通過ができました。
雪面が凍結していると危険度がかなり上がりそうです。
雪の鉄山は、登り降りに少し緊張する所もありますが、安達太良山方面の眺めが絶景なので、気象条件が良ければ、おすすめです。
鉄山を下ってから峰の辻までは危険箇所もなく、楽しく下山ができました。
峰の辻からは、くろがね小屋経由で帰ることに。
トラバース主体の道の付け方なので、雪面が凍結していたりトレースがない場合は少し注意が必要なルートですが、この日はトレースバッチリで凍結箇所もなかったため安心して通行できました。
この日は終始気温も暖かく、風も朝のうちは少しあったものの、最終的には全く無くなり、雪山完全装備では汗だくとなってしまったことが不満といえば不満ですが、贅沢な不満ですね。
雪の安達太良山は、浜松からはるばる500km以上移動して登りに行く価値が十分ある良い山でした。
実際に、好天に恵まれた2月7日の安達太良山は、大勢の登山客で賑わっていました。
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