大根地山 長崎街道コース
- GPS
- 05:09
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 617m
- 下り
- 614m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届箱: 無い 登山口座標:33.5401,130.6384 駐車場の情報:JR筑前内野駅に数台のスペースがある。 トイレ:JR筑前内野駅 大根地神社 コース状況:コースは明瞭で標識も多く迷うことはない。ただし帰路に個人的に使用した、大根地神社裏から竜岩コースの途中から、国土地理院の地図にある「首なし地蔵」に至るコースは完全に消えているので、登山には使用はしない方が良い。 危険個所: 特に無い 水場: 国道200号線から鳥居を経て、2件の民家がある、その先に立派な水場がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
アイゼン
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感想
筑豊本線(原田線)のJR筑前内野駅を登山口とした。
駅前の駐車場はがら空きであったので、そこに駐車する。
取り付きである、国道200号線の鳥居に向けて、長崎街道を歩き始める。
国道から一筋入った道は、長崎街道の内野宿があった所だ。
往時の宿や酒蔵などの古い建築物が、面影を残したまま道筋に並び、説明板も豊富にある。
道は内野老松神社を右に見て、田園地帯を行く。
やがて200号線の側道を通り、冷水旧道に出たところで、右手に鳥居が現れる。
ここがたぶん往時の大根地神社参拝路であるとともに、冷水峠の始まりなのであろう。
現在は冷水旧道の峠に参拝用の自動車道入口がある。
冷水トンネルと比較して旧道と書いたが、交通量は多い。
鳥居を出発して2軒の民家を過ぎると、いよいよ登山道となる。
路面には石が敷き詰められて、苔むしたところもある。
やがて左に石造りの見事な水場が現れる。
往時は貴重な水場で、シーボルトも坂本竜馬も、ここでのどを潤したに違いない。
石畳の歩きやすい道は続き、スギ林のこもれびも和やかな気分にさせるころ、「首なし地蔵」に到着した。
皆としばらく「地蔵には首があるではないか」と騒ぐが、「首なし地蔵」は社の中にある。
首の代わりに丸い石が置かれている。
渓流が流れており、その昔もここで旅人は一時の休憩をしたのであろう。
緩い登りは果てしなく続き、疲れも出てきたころ、昔の「冷水峠」に到着した。
右手に鳥居があり、直進は現在の峠に、右折が参拝用自動車道である。
ここからは登山道はなく、たまに現れる登山道の他は舗装路を歩く。
長い長い登りの舗装路に、悪態をつきながら上り詰めると「大根地神社」に到着する。
山頂に向け標識通りに進むと、電波反射塔の先に山頂がある。
眺望は抜群で特に近隣の「三郡山」は見事に見える。
遠くには「英彦山」「鷹巣山」「犬が岳」「求菩提山」「福智山」もかすんで見える。
山頂は寒いので、電波反射塔までおりて昼食とする。
「大根地神社」に参拝して帰路の無事を祈る。
そもそも私の計画では、「首なし地蔵」から国土地理院の地図にある点線をたどり、竜岩コースの途中から、「大根地神社」裏に至るコースが正規のコースと思っていたので、往路の舗装路は登山道ではないと思っていた。
ここで皆と別れ、一人で計画していたコースで帰ることとする。
状況がわからないので、皆と一緒というわけにはいかない。
「大根地神社」裏から竜岩コースを歩き、先日確認していた分岐を目印通りに稜線を降りていく。
この時点からすでに目印は豊富にあるものの、悪路は始まっている。
稜線上の急坂を下っていき、「首なし地蔵」への分岐から右に曲がる。
直進方向には目印が豊富に続いているが、「米の山峠」への道であろうか。
さて右に曲がった時点から目印はなくなり、造作中の悪路の林道に出た。
もちろん地理院地図の点線からは大きくはずれだすが、しばらく道なりに進む。
やがてGPSに登山道を示す点線が現れたので、強引にトレースを始める。
道はない。ヤブに次ぐ藪を長時間歩く。
こうなると獣が通った道も立派な道に見えてくる。
獣も人も考えることは同じ、歩きやすい道を自然に歩いているのだろう、役に立つ。
やがて少しましな獣道になったと思ったら、水道パイプの残骸を発見。
つまり近くに人家があるか、人が作った何かがあるということだ。
竹藪をかき分けた先に、空家があった。
そこからは荒れてはいるものの、比較的歩き易い道を下ると「首なし地蔵」に着いた。
考えていた通り、一人でよかった。
誰かを連れていたら、非難は避けられなかったに違いない。
電話では本隊はすでに人家まで進んでいるので、後を追う。
取り付きの鳥居で皆が待っていてくれたので合流し、往路を戻る。
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今回も綺麗な花が咲いていました。雪で滑って怪我しないように登ってください。
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