西丹沢・地獄棚と大滝

2023年08月26日(土) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 7.6km
• 登り: 520m
• 下り: 500m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:10

10:00 大滝橋バス停
10:10 10:10 大滝沢林道ゲート
10:30 10:30 大滝
11:30 11:30 沖箱根沢
12:00 12:00 地獄棚
13:00 13:00 沖箱根沢
13:30 13:30 大滝
14:00 14:00 大滝沢林道ゲート
14:10 大滝橋バス停

時間はだいたいです。登り2時間・下り1時間半みれば余裕でしょう。

天候

晴れのち雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　車は箒杉直下の駐車場利用。ここはトイレもある。100mくらいの場所には水場（名水ぽい）もある。この駐車場は西丹沢ビジターセンターまで2kmくらい離れているが最近の西丹沢駐車場事情を考えればありがたい場所。10台くらい停まれる。シロヤシオの季節はここも土日には朝から満車になる。大滝キャンプ場入口から林道を50mくらい登ったところにも駐車スペースがある。ただし2~3台ですでに埋まっていた。車で5分の所に温泉（ぶなの湯）があるが今回寄らなかった、というより雷雨でそれどころじゃなかった。

コース状況／危険箇所等

大滝キャンプ場から沢靴に履き替えずっと沢を遡行しようとも思ったが午後から天気が心配だったので（予想通りラスト5分は大雨）マスキ嵐沢分岐まで登山道。そこからから沢靴。登山靴だけで行けるかというと困難。最低2回は渡渉しないと地獄棚にはつかない。

写真

8/26 10:15

綺麗な釜を持つ小滝。登山道から見下ろしているがここを沢靴でガシガシ行っている人もいた。ザイルなどを使わない難易度0の沢登だが楽しい。

8/26 10:36

大滝着。キャンプ場から2~30分。登山道には『大滝分岐』などの表示板はない。注意してみていれば左下に見えてくる。畔ヶ丸周回コース時計回りならぜひ立ち寄りたい。

8/26 10:37

滝壺もかなり大きく深い。ここはそのすぐ下の瀞からの『逆さ大滝』

8/26 10:38

水がきれい。

8/26 10:44

高さは2~30メーター。登るにはザイル等必須。見た目俺には難しそう。

8/26 10:49

大滝に行くには沢を渡渉するが飛び石でいけば登山靴で十分。

8/26 10:55

登山道から見下ろす大滝。

8/26 10:56

釜は大きく深く美しい。

8/26 10:56

大滝の真上の自然滝5m

8/26 10:56

大滝の落ち口

8/26 11:26

マスキ嵐沢分岐から入渓します。キャンプ場から4-50分

8/26 11:28

ちょい沢登。実は左岸（向かって右側）に登山靴でいける踏み跡があります。

8/26 11:28

せっかく沢靴に履き替えたので水の中を歩きます。

8/26 11:34

妻は沢デビュー。いちおうヘルメットしてますがアクセサリー。

8/26 11:37

水がきれいで明るい沢。

8/26 11:42

この堰堤を右側から越えます。お助けロープが付いていて助かりました（特に下り）。

8/26 11:44

いざ進め

8/26 11:45

この堰堤滝はなかなかきれい

8/26 11:47

時間帯が良かったのでいい光が当たっています。

8/26 11:58

堰堤を越えると沢幅が狭まり5分も行くと

8/26 12:01

沖箱根沢F!です。落差20m。ぱっと見登りやすそうな傾斜ですが上の方はスタンスが難しそう。おれには無理。大滝本流に入る支流の沖箱根沢。

8/26 12:02

真下から見上げるF1

8/26 12:03

綺麗です。大滝沢から目視できる距離。大したことないからスル―したくなりますが立ち寄って損はないです。

8/26 12:03

滝壺（釜）はありません。

8/26 12:04

カメラを傾けると難易度の高い滝に変身。

8/26 12:04

涼し気。

8/26 12:05

登れそうか見上げる俺。角度を30°傾けるとすごい滝に見える(笑)。

8/26 12:09

大滝沢本流に戻り地獄棚を目指します。

8/26 12:10

ロザンナ、沢歩きに慣れてきてゴキゲン。

8/26 12:12

このような落差50cm未満の小滝と

8/26 12:16

瀞が続きます。

8/26 12:17

ゴルジュっぽいけど右側に踏み跡があります

8/26 12:17

ルンルンです。深い所でおなかくらい

8/26 12:17

ここを越えるとフィナーレ近し。

8/26 12:25

この写真だけなら沢登。

8/26 12:28

最後の前衛滝が見えてきます

8/26 12:31

地獄棚前衛滝5mくらい。

8/26 12:32

綺麗です。

8/26 12:36

地獄棚着。

8/26 12:34

地獄棚縦で。

8/26 12:34

こっちは雨滝に通じていつ沢。この合流地点は小さい広場。

8/26 12:35

落差50mくらいか？

8/26 12:35

西沢の本棚と同じくらいの名瀑。ほとんど知る人がいないがいい滝です。

8/26 12:35

こんなに美しい滝なのにあまりヤマレコに出てこない。秘境の名瀑といってはおおげさか？

8/26 12:35

ロザンナ、感動。

8/26 12:36

30年ぶりの体面。なぜか白黒モードになった。

8/26 12:37

ミスとシャワーにご満悦のロザンナ。

8/26 12:37

小雨が降ってきたので帰ります。このあと大滝キャンプ場に着いたら雷とともに大雨。

8/26 12:38

さらば、地獄棚。また来ます。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） トポ コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード キャメロット ストッパー カム ナッツキー アブミ フィフィ ギアスリング アッセンダー ディッセンダー プーリー タイブロック ハンマーバイル ナイフブレード アングルハーケン ロストアロー ラープ ベッカー クリフハンガー リングボルト RCCボルト ジャンピングキット ポーターレッジ 渓流シューズ フローティングロープ ルート図

感想

h321

　前回の沢登は葛葉川で散々な目にあい、気を取り直して西丹沢に行く。本当はマスキ嵐沢をやってみたかったが妻の沢デビューに変更。tantanmameさんのヤマレコ記録をみて『これだ！』と思い昨日いってきた 。
　いきなり前回葛葉川でお会いしたガイドさんに遭遇。奇遇ですねと再会を喜び合い抜きつ抜かれつ進む。マスキ嵐沢の出会いから大滝に入渓するが瀞・ナメが連続し奥入瀬のようなきれいな場所もある。途中、堰堤を越えるがここのみロープが残置してある。ありがたや。
　沖箱根沢F!をみて15分で地獄棚に着く。なんで『地獄』を冠するのか不明（ネットで調べたが謎）。ここは二つの沢の合流点で支流の地獄棚沢が滝で合流している。なんとなく本棚に似ている気がするがサイズはひとまわり小さいし釜もない。しかし優美で今日は夏なのでそこそこ水量も豊富。
　30年前『高体連指導者講習会（山岳部の顧問の先生に沢登技術を教えてくれる）』のときはマスキ嵐を登り鬼石沢をくだり一軒家避難小屋あたりから懸垂下降でここに降り立った記憶がある。久しぶりに来てみたが地獄棚は名瀑。それにしても西丹沢はちょい名瀑の宝庫である。今度日記に『西丹沢ちょい名瀑7選』を投稿しようかと思う。本棚・下棚・大滝・地獄棚・雨棚・モロクボ沢F1・夕滝か滝壺橋かボウズクリの滝。あ、遺言棚とかマニアックなのもあるしな。第一、雨棚と遺言棚はいける自信がないし。きっとtantanmameさんのようなプロがやってくれるだろう。

コメント

たんたん豆

h321さん、早速行って来られましたね(^o^)
奥様の沢デビューおめでとうございます。
連日の猛暑、沢歩きに限りますねえ＼(^o^)／
沖箱根沢の30度写真、素敵です♪
次回は私も真似させて頂きます(^_-)-☆
ほのぼのとしたレコ楽しませて頂きました。
有難うございました(^o^)

h321

コメントありがとうございます。タンタン豆さんにはぜひ「西丹沢名瀑7選」とか10選とか出して下さい。雨滝は前衛滝が、登れるが降れない。遺言棚は難易度高過ぎ。まあ普通に見れる滝だと地獄棚とモロクボF1とか。ヤマレコでは沢登りの記録もあり助かります。いつもありがとうございます。