大倉滝
- GPS
- 01:33
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 204m
- 下り
- 195m
コースタイム
- 山行
- 1:21
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 1:33
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
せっかく夏になったというのに、このふた月ほどは都合が悪かったり体調がよくなかったりで山も沢もご無沙汰気味。今週こそは!と思ったけれど、昨日も今日も午後は雷雨予報なのであまり高い山の日帰りは気が進まず。低山も暑くて気が進まず…。そんな訳で近場の大倉滝へ。地元の重鎮はここでも毎年沢登をしておられて、何度も誘っていただいたのだが日時が合わず行けずじまい。いくつかの滝が連なるこの谷は夏も涼しく良いハイキングコースになっていて、最後の大倉滝は30mの名瀑。さすがにこの滝は登らないのだけれども、その手前の登竜門滝までは登れるとのこと。この登竜門滝、けっこうな滝なんですよ。登れるかな?と思いつつ、今日は一人だし、危なかったら谷沿いに付けられている登山道に上がればいいんだし、とりあえず入渓してみることに。
車止めからすぐに沢へ降りられるので飛び込むが、黒々とヤバそうな苔がヌルりヌルり…。今年は暑い!し、渇水気味なので飛騨地方の沢も苔だらけ。いつも通りラバーソールで突っ込んだが、沢歩き下手くそ+滑り岩で戦意喪失。一度家に戻ってフェルト靴に取り替える。今日はフェルトが正解。入渓点は目の前に滑座の滝。気持ちよくシャワー浴びながら登っていく。下部に大きな滝は無く、羽衣の滝の布引状の階段は涼むにピッタリ。昇竜の滝は左岸から登り、大岩の辺りは登山道寄りを巻いていく。ほどなく登竜門滝までやって来た。
結構斜度もある滝なのよね。滝壺は深そうなので木道の下をヘツって滝の右岸に取付く。無理ならここで脱渓しないと、登山道はここから滝を避けて大きく巻いていくので逃げ道が無くなる。まぁ、行き詰ったら懸垂して降りてこれるようにロープとハーケン持ってきたからなんとかなるやろうと腹を括って登っていく。草付との境の端っこは一見登りやすそうなスロープに見えたが、若干逆層スラブ気味で滑りそう。思い切って流れのある方を登っていくと足掛かりもあり、わりと簡単に登れた。これで最大の難関突破じゃぁ〜楽勝〜!思っていたら、その先の樋状になっている滝の落ち口が水量多く、岩は滑るし手掛かりないし、結構肝が冷えました。
でもそこをクリアすると大滝は目の前。登山道がすぐ横に合流し、滝と休憩舎が見えたところで脱渓。大滝の前で終了。いつもは静かな大倉滝なのだが、今日は登山者多く、なんか私は不審者のよう。出会った方に挨拶するも微妙な反応です。面と向かっては何も言われなかったが、登山道以外の所を歩いて来た不届きものと思われたかも。私も地元民として、整備されたハイキングコースの横で沢登ってどうなのかしら?と思ったこともあり、今日は誘惑に負けて入渓してしまったわけですが、日時を考えて歩くべきだったかな?それともやはり沢登はもっと人目に付かないところでやるべき?と少々悩んだ次第です。
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